株主優待【新設・変更・廃止】最新ニュース[2019年]
2016年7月15日 ザイ・オンライン編集部

ヴィレッジヴァンガード、株主優待の内容を変更!
優待利回りに変化はないが、買い物券の利用時に
1回1000円分の制限がつき、利便性が大幅に悪化!

 書籍・雑貨などの販売を手掛ける株式会社ヴィレッジヴァンガードコーポレーションが、株主優待の内容を変更すると2016年7月14日に発表した。

■ヴィレッジヴァンガードコーポレーション
業種 コード 市場 権利確定月
小売業 2769 JASDAQ 毎年11月
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り
1316円 100株 13万1600円 1.06%
※株価などのデータは2016年7月15日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。
ヴィレッジヴァンガードは名古屋に拠点を置く企業。書籍、CD、雑貨、食品などを取り扱う小売店を展開。
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ヴィレッジヴァンガードコーポレーションの株主優待は、従来「100株以上保有している株主に、ヴィレッジヴァンガードコーポレーションの運営店舗で利用できる買い物券1万円分(1000円券×10枚)贈呈。さらに、継続保有期間が1年以上2年未満の株主には1000円分(1000円券×1枚)、継続保有期間が2年以上の株主には2000円分(1000円券×2枚)上乗せあり」という内容だ。

 今後も上記の内容に変わりはないが、以下の2点が変更される。

①買い物券を利用できる店舗の変更
②買い物券の利用制限の新設


 従来は、グループ会社が運営するエスニック雑貨ショップの「チチカカ」でも、株主優待の買い物券を利用することができた。しかし、「チチカカ」がグループから外れたため、今後「チチカカ」では買い物券を利用できなくなる。

 これからも買い物券を利用できるのは、ヴィレッジヴァンガードコーポレーションの運営店舗にあたる「ヴィレッジヴァンガード」「new style」「QK」「HARVEST VILLAGE」「HOME COMING」「ヴィレッジヴァンガードダイナー」、「ヴィンテージヴァンガード」となる。

 また、従来だとヴィレッジヴァンガードコーポレーションの買い物券は、1回の買い物で何枚でも利用することができた。しかし、今回の変更によって「買い物券を利用できるのは、買い上げ金額2000円ごとに1枚(1000円分)まで」と利用制限が設けられることに。これまでは、制限なく買い物券を利用できただけに、結果として利便性が大幅に悪化したと言えそうだ。

 この株主優待の変更は、2016年11月30日時点の株主名簿に記載または記録された株主から適用される。

ヴィレッジヴァンガードコーポレーションの株主優待制度の詳細

ヴィレッジヴァンガードコーポレーションが新設する株主優待の内容
 基準日  保有株式数  株主優待内容
 11月末  100株以上  ◆継続保有期間1年未満
 ⇒買い物券1万円分(1000円×10枚)
 ◆継続保有期間1年以上2年未満
 ⇒買い物券1万1000円分(1000円×11枚)
 ◆継続保有期間2年以上
 ⇒買い物券1万2000円分(1000円×12枚)
 詳細 「1年以上継続保有」とは、毎年5月末日及び11月末日の株主名簿に連続3回以上同一
株主番号にて記載または記録されていることを条件とし、毎年11月末日の株主に対し
追加贈呈。「2年以上継続保有」とは、毎年5月末日及び11月末日の株主名簿に連続5
回以上同一株主番号にて記載または記録されていることを条件とし、毎年11月末日の
株主に対し追加贈呈。発送時期は、翌年の2月上旬。

ヴィレッジヴァンガードコーポレーションの株主優待の利回りは?

ヴィレッジヴァンガードコーポレーションの2016年7月15日時点の株価(終値)は1316円なので、変更後の株主優待利回りは以下のようになる(今回の変更で、優待利回りには変化なし)。

(100株・1年未満の保有の場合)
投資金額:100株×1316円=13万1600円
買い物券:1万円
株主優待利回り=1万円÷13万1600円×100=7.60%

(100株・1年以上保有の場合)
投資金額:100株×1316円=13万1600円
買い物券:1万1000円
株主優待利回り=1万1000円÷13万1600円×100=8.36%

(100株・2年以上保有の場合)
投資金額:100株×1316円=13万1600円
買い物券:1万2000円
株主優待利回り=1万2000円÷13万1600円×100=9.12%

ヴィレッジヴァンガードコーポレーションの株主優待は、今回の変更でも利回りが変化することはなかった。同社は元々株主優待利回りの高い銘柄として有名で、優待目当てに投資する株主も多い。ただ、前述のように、今回の変更によって1回あたりの買い物で使える買い物券に枚数制限が設定されたため、利便性が悪化する形になった。変更発表翌日の2016年7月15日には、株価が前日比で21.53%も下落しており、優待内容の変更に対する株主の失望感が表れた格好となった。

 なお、ヴィレッジヴァンガードコーポレーションは、2016年5月期は主力の「ヴィレッジヴァンガード」の店舗縮小や、エスニック雑貨販売の「チチカカ」の不振などが影響し、赤字転落。しかし、2017年5月期は不採算店舗の撤退などを進めたことが奏功し、収支は改善。最終黒字を目指す展開となっている。

■ヴィレッジヴァンガードコーポレーション
業種 コード 市場 権利確定月
小売業 2769 JASDAQ 毎年11月
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り
1316円 100株 13万1600円 1.06%
※株価などのデータは2016年7月15日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。