株主優待情報[2019年]
2015年7月12日 ザイ・オンライン編集部

毎度「下方修正」を発表する業績予想の
オオカミ少年株に気をつけろ!その逆の
上方修正の常連株10銘柄も紹介!

日本株の急落でいよいよ買いチャンスがやってきた。こうした局面でも、気をつけたいのは企業が発表する業績予想を鵜呑みにして買った後に、下方修正が出て株価が急落してしまうケースだ。そこで、今回は下方修正の常連とも言える「オオカミ少年株」、今こそ買いたい上方修正の常連株を合わせて紹介しよう。

ワタミ、エーザイ、大塚家具、ドコモなど
過去の下方修正の常連株は避けなさい!

 株で最も避けたいのが、業績の悪化による株価の急落だ。株価はさまざまな要因で上下するが、企業が業績の下方修正を発表すると、上昇トレンドの株であっても株価が急落し、そこから、下落トレンドが長期で継続するというケースが多い。それを見抜くヒントとなるのが、過去に下方修正を出したことがあるかどうかだ。

 表は、過去3年間に期初の営業利益の予想に対して、最終的な数字の下方修正率が大きかった銘柄リストだ。仮に、今期予想が増益でも今後の業績動向には要注意だ。

 その中でもアナリスト予想と比較して、会社側が強気の予想を出している企業は、さらに下方修正を出す確率が高いと言える。一方で、過去は下方修正の常連だったが、ソニー(6758)資生堂(4911)は、アナリストの評価が上がってきており、それに伴い株も上昇トレンドが続いている。しかし、いったん市場での評価が高まったにも関わらず下方修正を発表すると、その反動のため、特に株価が大きく下落する点には注意が必要だ。

◎直近3年間の下方修正率が高いオオカミ少年株ワースト10
  平均下方修正率 今期営業利益予想
 (会社/アナリスト) 
詳細情報
1位 【会社名(コード)】ワタミ(7522)
13億円/10億円
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【総評】主力の居酒屋チェーンの不振から、下方修正を繰り返し、前期は赤字に転落。今期もアナリスト予想に対して、強気予想だが、先行きは不安。
2位 【会社名(コード)】シャープ(6753)
800億円/640億円
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【総評】前期の赤字で実質債務超過状態に。減資で株価は急落。前々期は上方修正したが、3期前と前期は、黒字予想から赤字で着地した。
3位 【会社名(コード)】エーザイ(4523)
-25% 460億円/392億円
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【総評】主力製品の特許満了が迫る。前期は期初予想から5割近く下方修正した。今期もアナリスト予想と約15%も乖離している。
4位 【会社名(コード)】任天堂(7974)
500億円/457億円
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【総評】3期前と前々期の営業利益赤字から、前期は黒字転換したものの、期初予想は達成できず。スマホゲーム参入で、巻き返せるか注目。
5位 【会社名(コード)】大塚家具(8186)
1.1億円/1億円
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【総評】「お家騒動」が話題となっているが、過去業績を見ると、やはり不振が続いている。低価格路線で拡大を続ける競合他社との競争に勝てるか?
6位 【会社名(コード)】王将フードサービス(9936)
-18% 68億円/67億円
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【総評】労働環境の改善のため、直営店の営業時間などを短縮していることなどもあり、下方修正が続いた。原材料高なども心配な材料だ。
7位 【会社名(コード)】キヤノン(7751)
-11% 3800億円/3820億円
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【総評】前期は、ほぼ期初予想通りの着地も、3期前、前々期と約17%も下方修正。4月末発表の第1四半期が、前期比2割減と今期は厳しそう。
8位 【会社名(コード)】NTTドコモ(9437)
-8% 6800億円/6883億円
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【総評】携帯電話の解約数増加の影響で、期初予想を達成できない決算が続く、前期は15%も下方修正。直近では解約率は低下してきている。
9位 【会社名(コード)】資生堂(4911)
-15% 280億円/355億円
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【総評】前々期は上方修正となったものの、3期前と前期は大幅下方修正となった。今期は控えめ予想だが、営業利益率の低さなど懸念が残る。
10位 【会社名(コード)】ソニー(6758)
-37% 3200億円/4080億円
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【総評】前々期と前期の下方修正率が高かった。業績悪化で前期は無配に。今期は、多くのアナリストが高評価も低い利益率など懸念が残る。

 

富士重工、トヨタ、ブリヂストンなど
上方修正の常連株の中から買いを探せ!

 一方で控えめ予想で上方修正を出す人気株も気になるところだ。そこで上方修正の常連で、今後も有望な株もピックアップした。