株主優待情報[2019年]
2014年6月19日 ザイ・オンライン編集部

最新決算の注目点と買いの
10万円・高配当・株主優待株!

3月期決算が出揃った。前期は好調な決算の会社が多かったが、今期予想が予想以上に保守的で株価が売られる場面も見られた。今後はいっそう業績に注目が集まると言われる中、今回の業績予想を読むポイントと注目銘柄を、ダイヤモンド・ザイから早出しで紹介!

慎重すぎる予想を出す会社こそが
期中の上方修正の期待大で買い!

「今期決算のポイントは2つ。1つは、製造業では減価償却額を上回る設備投資を行なう会社が多く、景気に強気の見通しをもっている経営者が多いこと。もう1つは、建設などでは、前期の受注残が高水準の会社が多いこと。全体的には今期も増益基調が見込めるでしょう」

 と、ながら・アセット・マネジメント代表取締役の露久保裕道さんは分析。設備投資に要した支出を、その資産が使用できる期間にわたって費用配分するのが減価償却なので、減価償却額内で設備投資するのが通常だ。にもかからず、東レ(3402)は償却額771億円に対して1340億円、ダイキン工業(6367)も償却額540億円に対して680億円、神戸製鋼所(5406)は償却額900億円に対して1350億円の設備投資を計画しているという。

 受注残については、たとえば大成建設(1801)は14年3月期で前期比17%増。大林組(1802)は14%増、鹿島建設(1812)が18%増。これだけの受注残があるにもかかわらず、ほとんどの会社は横ばいまたは減益の今期予想を出しているのだ。

アナリスト予想が会社予想を
大きく上回る会社に注目!

 また、5月15日までに決算を発表した主要企業114社の今期の経常利益予想は、前年比で0.1%減。前期に債券や株の売却益などで大幅増益となったため、今期は減益予想の金融を除いても、わずか3.3%の増益予想に留まっている。

「消費増税の影響などを考えてのことだと思いますが、アナリストの平均予想が発表直後時点で13.3%増であったのと比べると、会社予想は10ポイントも低く、控えめすぎます」(楽天証券経済研究所チーフ・ストラテジストの窪田真之さん)

 なかには、業績のぶれが大きくアナリスト予想が当てにならない銘柄もあるが、東映アニメーション(4816)のように3期連続で超控えめの予想を出す会社もある。決算当日は、業績予想がアナリスト予想に届かない企業の株が売られる傾向がみられた。

「会社予想がアナリスト予想より悪かったから売るというのは、あまりにも短期の動きに左右されすぎだと思います。こうしたタイミングこそ会社によっては買いチャンスと考えています」(露久保さん)

 こうした今回の決算発表の特長を頭に入れて、銘柄選びをしてほしい。あわせて、ダイヤモンド・ザイ>の中からオススメ株3銘柄も早出しで掲載したのでこちらも参考に。