株主優待情報[2018年]
【第60回】 2012年12月3日 ザイ・オンライン編集部

株主優待人気ダントツのマクドナルドほか、12月の注目株主優待を紹介!

【最新情報!】投資初心者はもちろん、投資のベテランも意外に知らない株主優待銘柄のおすすめの買い方から注意点、株主優待品だけをもらえるクロス取引の方法まで、株主優待のおすすめ情報をザイ・オンライン編集部が詳しく解説!
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日本マクドナルドHDの株主優待情報ページ。優待情報が詳しく掲載されている。

 12月の株主優待銘柄と言えば、まずは日本マクドナルドHD(2702)が挙げられるだろう。『ダイヤモンドZAi』2012年9月号の「株主優待ランキング」では、総合ランキングで堂々の1位に輝いた人気の銘柄だ。

 株主優待内容は、100株保有で、ハンバーガー類、サイドメニュー、ドリンクの無料引換券が6枚ずつもらえる。しかも6月と12月の年2回実施という点もうれしい。最低投資金額は、22万6700円(11月27日終値で計算)と20万円をやや超えている。

株主限定ビール以外にも選択肢があるアサヒグループHD

 一方、12月の株主優待銘柄のうち、20万円以下で買える注目銘柄をいくつかピックアップしたのが【表1】だ。この中では、アサヒグループHD(2502)が、マクドナルドと同様に、株主優待人気が高いことで知られている。

 人気の秘密は、株主限定特製ビールがもらえること。でも、株主限定ビール以外にも、酒類製品詰め合わせ、清涼飲料水・食品商品詰め合わせ、アサヒグループ環境基金「水の惑星」への寄付という全部で4種類の優待品があり、欲しいものを選べるのもポイントと言える。

 このように、株主優待の選択肢が複数あるという銘柄は実は多い。たとえば、【表1】で取り上げた銘柄では、ダンロップスポーツ(7825)やコカ・コーラウエスト(2579)などでは、自社商品の株主優待を複数用意しているし、ヒューリック(3003)のようなカタログギフトの株主優待を実施するところも増えている。

 こうした株主優待なら、もらう喜びに加えて選ぶ楽しさも味わえる! 株主優待銘柄をチェックする際には、株主優待の選択肢の有無についても検討してみるとよいかもしれない。

 もちろん、12月にも使い勝手のよい金券がもらえる株主優待銘柄は複数ある。こちらは、投資金額が比較的少ないものが多く、しかも株主優待+配当利回りも4~5%台と高めなのが魅力だ。【表2】では、12月確定の株主優待銘柄から、投資金額6万円以内でQUOカードなどがもらえる銘柄をピックアップした。こちらも参考にしてほしい。

 ちなみに、12月の株主優待の権利付最終売買日は25日(火)となる。優待を獲得したい場合は、必ずこの日までに必要な株数を購入しておこう。

株主優待銘柄を登録して、普段から値動きを気にしておこう

 ところで、投資の目的が株主優待の場合、株主優待内容は気にしていても、権利確定月が近づくまでは株価はほとんど見ていない、という人もいるようだ。しかし、優待狙いであっても、値動きには普段から気を配っておきたい。

 というのも、どんなに好業績で株価好調の銘柄でも、何らかの理由で株価が一時的に大きく下がるといったことはよくあるからだ(たとえば、前述のヒューリックは、11月27日引け後に公募増資を発表して、翌28日は1日で12%も値を下げた)。

 常に株価をチェックしておけば、安くなったタイミングで素早く仕込むことが可能になり、そうすれば優待や配当に加えて、値上がり益も狙いやすくなる。

 また、株主優待目当ての株価上昇が通常より早めに始まった、という場合も、値動きを日々見ておけば乗り遅れることなく購入できる。とはいえ、あらゆる権利月の優待銘柄を、毎日1つずつ見て回るのでは手間がかかって大変だ。

 そこでオススメなのが、ネット証券各社が用意している「銘柄登録機能」を利用すること。登録した銘柄の株価をまとめて表示できるので、気になる株主優待銘柄がたくさんあっても手間なく株価のチェックが行なえる。

証券会社名 名称 登録可能銘柄数 一覧できる
主な情報
備考
SBI証券 ポートフォリオ 5000銘柄(50銘柄×100ポートフォリオ) 現在値、前日比、出来高、年初来高値・安値など 「表示形式」メニューを切り替えることで、さまざまな情報を表示可能
カブドットコム証券 カブボード(お気に入り銘柄) 180銘柄(18銘柄×10ボード) 現在値、前日比、始値、高値・安値、出来高、売気配・買気配など ボードを切り替えることで、詳細な気配値やチャートも表示できる
GMOクリック証券 ウォッチリスト 1000銘柄(50銘柄×20ページ) 現在値、前日比、高値・安値、出来高など ニュースや開示情報がある場合は、その旨表示される
松井証券 株価ボード 200銘柄(10銘柄×20ページ) 現在値、出来高、気配、株価指標、チャートなど ボードのタブを切り替えることでさまざまな情報を表示できる
マネックス証券 マーケットボード 100銘柄(10銘柄×10ページ) 現在値、前日比、高値・安値、出来高、気配値 登録している銘柄のその日の株価を夕方にメールで連絡するサービスもあり
楽天証券 お気に入り銘柄 100銘柄(10銘柄×10ページ) 現在値、前日比、出来高など 指定した株価を達成するとマークで表示する「アラート設定」も可能

※上の表以外のネット証券でも、ほとんどが銘柄登録機能を備えている。

 ポートフォリオ(SBI証券)、カブボード(カブドットコム証券)、お気に入り銘柄情報(楽天証券)など名称は各社それぞれだが、複数の銘柄を登録できて株価を一覧できるという点では変わりない。

SBI証券のポートフォリオ。画面は「時価・気配値ビュー」で、この他に投資情報などにアクセスしやすい「注目リストビュー」と損益表示ができる「パフォーマンスビュー」が選べる。

 

マネックス証券のマーケットボード。前日に比べて株価が上がっていれば赤系、下がっていれば青系のバーが表示されるため、一見してわかりやすい。

 登録できる銘柄数や確認できる情報など、細かい部分はネット証券によって異なるので(【表3】参照)、いくつか試してみて好みのものを利用すればよいだろう。基本的には、どこの証券会社でもログインさえすれば無料で利用できる。

 ちなみに、登録可能な銘柄数が多いのは、SBI証券のポートフォリオ(5000銘柄)やGMOクリック証券のウォッチリスト(1000銘柄)など。どちらも、複数のポートフォリオあるいはページを用意しているので、たとえば「1月優待銘柄」「2月優待銘柄」のように、権利月別にまとめて登録するという方法もある。

 もちろん銘柄登録機能は、優待銘柄に限らず今後購入を検討している銘柄などに幅広く使える。これまで使っていなかったという人は、この機会にぜひ利用を検討してみては?

(文/肥後紀子)

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