株主優待【新設・変更・廃止】最新ニュース[2019年]
2019年5月13日 ザイ・オンライン編集部

TATERU(1435)、「QUOカード」の株主優待の廃止
&無配の発表で株価急落!? 同時に発表した第1四半期
決算では純損失が60億円超の赤字に転落する事態に!

【※2019年5月の株主優待の情報はこちら!】
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 アパート経営の仲介などを手掛ける株式会社TATERUは、株主優待の廃止と2019年12月期の配当予想の修正(無配)を、2019年5月13日の15時に発表した。

TATERU(1435)の株主優待TATERUはアパート経営サイトの運営などを手掛ける企業。
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TATERUの株主優待は、毎年12月末時点の株主を対象に実施されており、内容は「100株以上を保有する株主に『QUOカード』3000円分を贈呈」というものだった。

 しかし、今回の発表によると、TATERUの株主優待は2018年12月末に実施された分を最後に廃止となる。また、同時に、これまで「未定」としていた2019年12月期の配当予想を「無配」に修正している。

 TATERUが株主優待の廃止と無配を決定したのは、「現下の収益状況および今後の業績動向を踏まえ」てのこと。TATERUは2018年8月に不正融資問題を起こしており、そこから株価は急落。業績も低調となっていた。

廃止されるTATERUの株主優待制度の詳細と利回り

 ■廃止されるTATERUの株主優待制度の詳細
 基準日  保有株式数  株主優待内容
 12月末  100株以上  QUOカード3000円分

TATERUの2019年5月13日時点の株価(終値)は250円なので、株主優待が実施されていれば、株主優待利回りは以下のようになっていた。

(100株保有の場合)
投資金額:100株×250円=2万5000円
株主優待品:QUOカード3000円分
株主優待利回り=3000円÷2万5000円×100=12.00%

 TATERUの株主優待は、個人投資家に人気の「QUOカード」だったが、不祥事による業績悪化を受けて、配当とともに廃止が決定された。すでに不祥事直後から株価は低迷しており、株主優待の廃止と無配も予想されたことではあったが、これを機にさらに値下がりする可能性もありそうだ。ちなみに、本日(2019年5月13日)15時の発表後、SBI証券の夜間取引(PTS取引)では一時、本日の終値250円よりも69円も安い181円(マイナス27.6%)を記録している。
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 なお、TATERUはアパート経営サイトの運営などを手掛ける企業。株主優待の廃止と同時に発表された2019年12月期の第1四半期の連結業績は、売上高が前年同期比68.2%減の46億6300万円。営業利益は47億400万円の赤字、経常利益は48億9300万円の赤字、四半期純利益は60億4500万円の赤字に。通期の連結業績予想は発表していないが、当面は厳しい状況が続くことは必至だ。


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■TATERU
業種 コード 市場 権利確定月
建設業 1435 東証1部 12月末
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り
250円 100株 2万5000円
※株価などのデータは2019年5月13日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。