株主優待【新設・変更・廃止】最新ニュース[2019年]
2019年3月17日 ザイ・オンライン編集部

ヤーマン(6630)、株主優待の変更で、優待利回りが
10.8%⇒4.1%に! 優待品が指定商品からカタログ
ギフトに変更も、利回りが大幅に悪化して株価は急落

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(https://kabunushiyutai.diamond.jp/articles/-/118784)


 美顔器や健康機器などを手掛けるヤーマン株式会社が、2019年4月期の株主優待の内容を、2019年3月14日に発表した。

ヤーマン(6630)の株主優待ヤーマンは美顔器や健康機器などを手掛ける企業。
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ヤーマンの株主優待は毎年4月末時点の株主を対象に実施されている。2018年4月期の内容は「100株以上保有する株主に1万3000円相当の自社商品(ミネラルエアースターターセット)贈呈。500株以上保有する株主に4万6000円相当の自社商品(H/Cボーテ ピュア水素水スチーマー飲用ボトルセット)贈呈」というものだった。

 2019年4月期も自社商品が贈呈される点に変わりはないが、以下の2点が変更される。

(1)新たに長期継続保有の優遇制度が新設され、2年以上保有する株主は、もらえる自社商品のグレードがアップする。
(2)新たにカタログが導入され、複数の株主優待品の中から好きなものを選択できるようになる。

 カタログから選択できるようになったのはいいが、もらえる商品の額面は「100株以上を2年未満の保有で5000円相当、100株以上を2年以上の保有で1万円相当。500株以上を2年未満の保有で1万4000円相当、500株を2年以上の保有で2万円相当」と、2018年4月期と比較して、大幅に改悪される。

 この株主優待の内容は、2019年4月30日時点の株主名簿に記載または記録された株主に適用される。

ヤーマンの株主優待制度の変更前と変更後

 (変更前)
 基準日  保有株式数  株主優待内容
 4月末  100株以上  ミネラルエアースターターセット
1万3000円相当)
 500株以上  H/Cボーテ ピュア水素水スチーマー飲用ボトルセット
4万6000円相当)
 (変更後)
 基準日  保有株式数  保有期間  株主優待内容
 4月末  100株以上  2年未満  自社商品5000円相当
(カタログから選択)
 2年以上  自社商品1万円相当
(カタログから選択)
 500株以上  2年未満  自社商品1万4000円相当
(カタログから選択)
 2年以上  自社商品2万円相当
(カタログから選択)
 備考  ※継続保有期間2年以上とは、2019年4月30日時点で、毎年10月末及び4月末時点の
  株主名簿に連続5回以上記載された同一株主番号の株主が該当。

ヤーマンの株主優待の利回りはどうなる?

ヤーマンの2019年3月15日時点の株価(終値)は1203円なので、変更後の株主優待利回りは以下のようになる。

【変更前】
(100株保有の場合)
 投資金額:100株×1203円=12万300円
 優待品:1万3000円相当
 株主優待利回り=1万3000円÷12万300円×100=10.80%

(500株保有の場合)
 投資金額:500株×1203円=60万1500円
 優待品:4万6000円相当
 株主優待利回り=4万6000円÷60万1500円×100=7.64%

【変更後】
(100株・2年未満保有の場合)
 投資金額:100株×1203円=12万300円
 優待品:5000円相当
 株主優待利回り=5000円÷12万300円×100=4.15%

(100株・2年以上保有の場合)
 投資金額:100株×1203円=12万300円
 優待品:1万円相当
 株主優待利回り=1万円÷12万300円×100=8.31%

(500株・2年未満保有の場合)
 投資金額:500株×1203円=60万1500円
 優待品:1万4000円相当
 株主優待利回り=1万4000円÷60万1500円×100=2.32%

(500株・2年以上保有の場合)
 投資金額:500株×1203円=60万1500円
 優待品:2万円相当
 株主優待利回り=2万円÷60万1500円×100=3.32%

ヤーマンは、もともと株主優待利回りが高い銘柄として有名だったが、今回の変更によって株主優待利回りは大幅に改悪! 100株保有の場合、従来は株主優待利回りが10.80%もあったが、変更後は2年未満の保有時は4.15%と半分以下に。また、500株以上の場合も従来は7.64%だったが、変更後は2年未満の保有時は2.32%と3分に1以下になる。ただし、以前の優待品は会社が指定した商品だったが、変更後は自社商品のカタログギフトになったので、利回りが低くても欲しい商品がもらえる可能性もある。

 今回のヤーマンの株主優待の「改悪」は3月14日に発表され、翌15日の株価は前日終値の1379円から176円(マイナス12.76%)も下落して、1203円で引けている。とはいえ、株主優待利回りはまだ高水準なうえに、ヤーマンは業績も好調なので、株価が下落したタイミングで保有を検討してみても良さそうだ。
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 なお、ヤーマンは脱毛器、美顔器、プラチナゲルマローラーなどの美容家電、健康機器を手掛ける企業。商品は主に通販や家電量販店、空港免税店などにて販売。2019年4月期の連結業績予想(通期)は、売上高が前期比22.0%増、営業利益が19.7%増、経常利益が21.0%増、当期純利益が18.1%増と、2ケタの増収増益となる見通し。


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■ヤーマン
業種 コード 市場 権利確定月
電気機器 6630 東証1部 4月末
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り
1203円 100株 12万300円 0.30%
※株価などのデータは2019年3月15日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。