株主優待【新設・変更・廃止】最新ニュース[2019年]
2019年1月17日 ザイ・オンライン編集部

廣済堂(7868)、「図書カード」の株主優待を廃止!
MBOの一環で行われる公開買付けによる優待廃止も、
買付価格は本日終値より約45%も高い610円に決定!

【※2019年1月の株主優待の情報はこちら!】
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 株式会社廣済堂は、毎年3月末に実施していた株主優待を廃止すると、2019年1月17日の17時30分に発表した。

廣済堂(7868)の株主優待廣済堂は印刷・出版業や斎場の運営などを手掛ける企業。
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廣済堂が実施していた株主優待は、「毎年3月末時点で100株以上を1年以上継続保有する株主に、保有株数に応じて『図書カード』を贈呈」というもの。

 今回、廣済堂が株主優待を廃止するのは、「MBO」(マネジメント・バイアウトの略。買収対象会社の経営陣が、買収資金の全部または一部を出資して、買収対象会社の事業の継続を前提に、買収対象会社の株式を取得する取引)の一環で、株式会社BCJ-34により公開買付けが行われるため。公開買付けの成立後、廣済堂は上場廃止となる見込み。

 公開買付けが成立すれば、廣済堂の株主優待は2018年3月末時点の株主への実施分が最後ということになる。

 なお、廣済堂は同時に、2019年3月期の期末配当の廃止も発表している。よって、配当も2018年3月末時点の株主への実施分で最後となる。

廣済堂が廃止する株主優待の詳細と利回りは?

廣済堂が廃止する株主優待の内容
 基準日  保有株式数  保有期間  株主優待内容
 3月末  100株以上  1年以上  図書カード500円分
 500株以上  1年以上  図書カード2000円分
 1000株以上  1年以上  図書カード3000円分

 廣済堂の2019年1月17日時点の終値は419円なので、株主優待が実施されていれば、以下のような利回りになっていた。

(100株・1年以上保有の場合)
投資金額:100株×419円=4万1900円
優待品:500円分
株主優待利回り=500円÷4万1900円×100=1.19%

(500株・1年以上保有の場合)
投資金額:500株×419円=20万9500円
優待品:2000円分
株主優待利回り=2000円÷20万9500円×100=0.95%

(1000株・1年以上保有の場合)
投資金額:1000株×419円=41万9000円
優待品:3000円分
株主優待利回り=3000円÷41万9000円×100=0.71%

 廣済堂が実施していた株主優待は「図書カード」。比較的人気の高い金券の株主優待だったので、残念に感じる個人投資家もいるだろう。ただし、本日(1月17日)発表された公開買付けの価格は610円で、本日(1月17日)の終値419円と比べると約45%も高くなっている。なお、買付け期間は1月18日~3月1日となり、今後、株価は公開買付け価格の610円近くまで上昇することになるだろう。

 なお、廣済堂は印刷・出版事業や斎場の運営、人材紹介事業などを手掛ける企業。2019年3月期の連結業績予想は、すべて前期比で売上高が1.5%増、営業利益が14.6%増、経常利益33.4%増、当期純利益83.2%減。


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■廣済堂
業種 コード 市場 権利確定月
その他製品 7868 東証1部 3月末
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り
419円 100株 4万1900円
※株価などのデータは2019年1月17日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。