株主優待【新設・変更・廃止】最新ニュース[2019年]
2019年1月17日 ザイ・オンライン編集部

マックハウス(7603)、株主優待の拡充で、配当+優待
利回りが17%超に! ただし、業績予想の下方修正と
減配(年30円⇒年10円)を発表して株価は大幅に下落!

【※2019年1月の株主優待の情報はこちら!】
【2019年1月の株主優待の内容と利回りを調査!】定番のダイドーグループ、丸千代山岡家、鳥貴族や、優待リニューアルのタカショーなど注目銘柄を紹介!


 ジーンズカジュアル衣料チェーンを展開する株式会社マックハウスが、株主優待制度を一部変更すると、2019年1月11日に発表した。

マックハウス(7603)の株主優待マックハウスはジーンズカジュアル衣料チェーンを展開する企業。
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 従来、マックハウスの株主優待は、毎年2月末と8月末の株主を対象に実施されており、その内容は「100株以上保有する株主を対象として、保有株数に応じ、自社系列店舗で利用できる『株主優待券』を贈呈。また100株以上保有する株主に『株主優待割引券(20%割引券を5枚)』を贈呈」というものだった。

 しかし、「店舗が近くにない地域の株主様からも通販において優待券を使用したいという多くの要望にお応えするため」に、今後は新たに100株以上の株主を対象として「通販専用優待券(5000円分)」が追加で贈呈される

 この株主優待の変更は、2019年2月末時点の株主名簿に記載または記録された株主から適用される。

 株主優待は「通販専用優待券」が追加で贈呈される「拡充」を発表しているものの、マックハウスはこの株主優待の変更と同時に、2019年2月期の業績予想の下方修正と、配当予想の修正(年30円⇒年10円の減配)も発表しているので要注意。

マックハウスの株主優待制度の変更前と変更後

(変更前)
 基準日  保有株式数  株主優待内容
 2月末・8月末  100株以上  ◆株主優待券(1000円相当)×年2回
 ◆株主優待20%割引券(5枚)×年2回
 500株以上  ◆株主優待券(3000円相当)×年2回
 ◆株主優待20%割引券(5枚)×年2回
 1000株以上  ◆株主優待券(5000円相当)×年2回
 ◆株主優待20%割引券(5枚)×年2回
(変更後)
 基準日  保有株式数  株主優待内容
 2月末・8月末  100株以上  ◆株主優待券(1000円相当)×年2回
 ◆株主優待20%割引券(5枚)×年2回
 ◆通販専用優待券(1000円分×5枚)×年2回
 500株以上  ◆株主優待券(3000円相当)×年2回
 ◆株主優待20%割引券(5枚)×年2回
 ◆通販専用優待券(1000円分×5枚)×年2回
 1000株以上  ◆株主優待券(5000円相当)×年2回
 ◆株主優待20%割引券(5枚)×年2回
 ◆通販専用優待券(1000円分×5枚)×年2回
 備考  ※「通販専用優待券」は、自社通販サイトにおいて、3000円(税抜)以上の買い物で、
  1000円(税抜)が値引きされる。

マックハウスの株主優待利回りは?

マックハウスの2019年1月17日時点の終値は725円なので、株主優待利回りは以下のようになる(※20%割引券は含めず、株主優待券と通販専用優待券のみで株主優待利回りを計算。年2回、株主優待を受けるものとする)。

【変更前】
(100株保有の場合)
投資金額:100株×725円=7万2500円
株主優待品:2000円分
株主優待利回り=2000円÷7万2500円×100=2.75%

(500株保有の場合)
投資金額:500株×725円=36万2500円
株主優待品:6000円分
株主優待利回り=6000円÷36万2500円×100=1.65%

(1000株保有の場合)
投資金額:1000株×725円=72万5000円
株主優待品:1万円分
株主優待利回り=1万円÷72万5000円×100=1.37%

【変更後】
(100株保有の場合)
投資金額:100株×725円=7万2500円
株主優待品:1万2000円分
株主優待利回り=1万2000円÷7万2500円×100=16.55%

(500株保有の場合)
投資金額:500株×725円=36万2500円
株主優待品:1万6000円分
株主優待利回り=1万6000円÷36万2500円×100=4.41%

(1000株保有の場合)
投資金額:1000株×725円=72万5000円
株主優待品:2万円分
株主優待利回り=2万円÷72万5000円×100=2.75%

 マックハウスの株主優待は、自社系列店(マックハウス、マックハウスプラザ、ブルーベリー、アウトレットJ、ゴールウェイ、ココナッツワールド、ナチュラルクロージング各店舗)で利用できる「株主優待券」や「20%割引券」に、自社の通信販売サイトで利用できる「通販専用優待券」が追加された。この追加によって、株主優待利回りは100株保有時で2.75%⇒16.55%に大幅にアップし、配当+優待利回りも17.92%という高利回りになった。ただし、前述のとおり、マックハウスは株主優待の変更と同時に、特別損失の計上による2019年2月期の業績予想の下方修正と、減配(年30円⇒年10円)を発表しているため、発表の翌営業日(1月15日)から株価は大幅に急落している。これから投資をする際にも注意が必要だ。

 なお、マックハウス靴のチヨダの子会社で、カジュアル衣料チェーンを展開している企業。2019年2月期(通期)の業績予想は、前期比で売上高9.2%減。低価格戦略による客単価の低下、記録的な天候不順による季節商品の販売時期のズレなどが、低調の原因に。


【※2019年1月の株主優待の情報はこちら!】
【2019年1月の株主優待の内容と利回りを調査!】定番のダイドーグループ、丸千代山岡家、鳥貴族や、優待リニューアルのタカショーなど注目銘柄を紹介!

■マックハウス
業種 コード 市場 権利確定月
小売業 7603 JASDAQスタンダード 2月末・8月末
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り
725円 100株 7万2500円 1.37%
※株価などのデータは2019年1月17日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。