株主優待【新設・変更・廃止】最新ニュース[2019年]
2018年12月11日 ザイ・オンライン編集部

ホッカンホールディングス(5902)、株主優待の配布
基準変更で利回り2倍に! 株式併合+単元株数変更に
伴う見直しで、最低投資額が半減して利回りは倍増!

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 飲料缶、ペットボトルの生産などを手掛けるホッカンホールディングス株式会社が、株主優待の配布基準を変更することを、2018年12月4日に発表した。

ホッカンホールディングス(5902)の株主優待ホッカンホールディングスは、飲料缶やPETボトル、スプレー缶などの生産、各種飲料の充填、製缶機械を中心とした産業機器の製造を行う。
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 ホッカンホールディングスは、毎年3月末時点の株主を対象として株主優待を実施しており、従来の内容は「1000株以上5000株未満を保有する株主に『缶詰詰め合わせ』2000円相当を贈呈。5000株以上1万株未満を保有する株主に『缶詰詰め合わせ』3000円相当を贈呈。1万株以上を保有する株主に『缶詰詰め合わせ』5000円相当を贈呈」というものだった。

 今後も「缶詰詰め合わせ」が贈呈されることに変わりはないが、ホッカンホールディングスは2018年10月1日を効力発生日として、株式併合(5株⇒1株)と単元株数の変更(1000株⇒100株)を実施しており、それに伴って株主優待の配布基準も変更になる。

 具体的には「100株以上1000株未満を保有する株主に『缶詰詰め合わせ』2000円相当を贈呈。1000株以上2000株未満を保有する株主に『缶詰詰め合わせ』3000円相当を贈呈。2000株以上を保有する株主に『缶詰詰め合わせ』5000円相当を贈呈」となる。

 今回の変更で、100株(株式併合前500株)の保有でも株主優待がもらえるように配布基準が新設され、株式併合前の1単元(1000株、併合後200株)と同じ内容がもらえることになった。つまり、株主優待の権利獲得に必要な最低投資額(1単元)は従来の2分の1になったにもかかわらず、1単元保有時の株主優待内容は変わらないため、株主優待利回りは従来の2倍に拡充されることになる。

 この株主優待の変更は、2019年3月末時点の株主名簿に記載または記録された株主から適用される。

ホッカンホールディングスの株主優待の変更前と変更後

 (変更前)※単元株変更および株式併合前
 基準日  保有株式数  株主優待内容
 3月末  1000株以上
 5000株未満
 缶詰詰め合わせ2000円相当
 5000株以上
 1万株未満
 缶詰詰め合わせ3000円相当
 1万株以上  缶詰詰め合わせ5000円相当
 (変更後)※単元株変更および株式併合後
 基準日  保有株式数  株主優待内容
 3月末  100株以上
 1000株未満
 缶詰詰め合わせ2000円相当
 1000株以上
 2000株未満
 缶詰詰め合わせ3000円相当
 2000株以上  缶詰詰め合わせ5000円相当

ホッカンホールディングスの株主優待利回りは?

 ホッカンホールディングスの2018年12月11日時点の株価(終値)は1718円なので、株主優待利回りを計算すると、以下のようになる。

【変更前※株式併合前・単元株数変更前】
(1000株の保有の場合)
投資金額:1000株×(1718円÷5株=343.6円)=34万3600円
優待品:2000円分
優待利回り=2000円÷34万3600円×100=0.58%

(5000株の保有の場合)
投資金額:5000株×(1718円÷5株=343.6円)=171万8000円
優待品:3000円分
優待利回り=3000円÷171万8000円×100=0.17%

(1万株の保有の場合)
投資金額:1万株×(1718円÷5株=343.6円)=343万6000円
優待品:5000円分
優待利回り=5000円÷343万6000円×100=0.14%

【変更後※株式併合後・単元株数変更後】
(100株保有の場合)
投資金額:100株×1718円=17万1800円
優待品:2000円分
優待利回り=2000円÷17万1800円×100=1.16%

(200株保有の場合)
投資金額:1000株×1718円=171万8000円
優待品:3000円分
優待利回り=3000円÷171万8000円×100=0.17%

(2000株保有の場合)
投資金額:2000株×1718円=343万6000円
優待品:5000円分
優待利回り=5000円÷343万6000円×100=0.14%

 ホッカンホールディングスの株主優待は「缶詰詰め合わせ」。変更後は、株主優待の権利獲得に必要な1単元(100株、併合前500株)保有時の最低投資額が従来の2分の1になり、しかも株主優待の内容は分割前の1単元(1000株、併合後200株)のままなので、株主優待利回りは従来の2倍になる。今回の変更後に100株を保有した場合、株主優待利回りは1.16%になり、ホッカンホールディングスの配当利回りは2.47%なので、100株保有時の配当+株主優待利回りは3.63%と高い水準になる。
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 なお、ホッカンホールディングスは、北海道小樽市にて1921年に創業し、現在は東京都千代田区に本社を置く、食缶や一般容器を専門とする企業。食品や飲料などの容器を製造する容器事業、各種飲料を容器に充填する充填事業、製缶機械を中心に産業機器の製造をする機械製作事業を、3つの柱としている。2019年3月期(通期)の連結業績予想は、すべて前期比で売上高4.0%増、営業利益7.1%増、経常利益1.5%増、当期純利益10.8%減。


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■ホッカンホールディングス
業種 コード 市場 権利確定月
金属製品 5902 東証1部・札証 3月末
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り
1718円 100株 17万1800円 2.47%
※株価などのデータは2018年12月11日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。