株主優待【新設・変更・廃止】最新ニュース[2019年]
2018年11月6日 ザイ・オンライン編集部

銚子丸(3075)、回転寿司店で食事できる株主優待の
配布基準を変更! 株式分割(1株⇒5株)に伴うもので、
優待利回りは変わらず、必要投資額は従来の5分の1に

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 東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県で回転寿司の「すし銚子丸」などをチェーン展開する株式会社銚子丸が、株主優待の配布基準を変更すると、2018年10月30日に発表した。

銚子丸(3075)の株主優待銚子丸は、関東一都三県で回転寿司店「すし銚子丸」などを運営する。
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銚子丸の株主優待は、毎年5月15日と11月15日時点の株主を対象に実施されており、従来の内容は「100株以上~200株未満を保有する株主に、自社店舗で使える『優待食事券』(2500円分)を年2回贈呈。200株以上を保有する株主に『優待食事券』(5000円分)を年2回贈呈(※すべての株主を対象として、優待食事券と引き換えに、同額相当の『自社特選品』との交換も実施)」という内容だった。

 今後も、「優待食事券」が贈呈される点に変わりはないが、同社が2018年11月15日を基準日、11月16日を効力発生日として、1株⇒5株の株式分割を実施することに伴い、株主優待の配布基準が変更される。

 具体的には、「100株以上~500株未満を保有する株主に『優待食事券』(500円分)を年2回贈呈。500株以上~1000株未満を保有する株主に『優待食事券』(2500円分)を年2回贈呈。1000株以上を保有する株主に『優待食事券』(5000円分)を年2回贈呈」となる。つまり、株式分割前から100株以上を保有していた場合は株主優待の内容は変わらないが、株式分割後に新たに100株を保有した場合は従来の5分の1の投資額で500円分の食事券が年2回もらえることになる。

 ただし、今回の変更で新設された株式分割後の100株以上~500株未満の配布基準の場合、従来は店舗が近くにない株主向けに「優待食事券」と引き換えに「自社特選品」が送付されていた制度は実施されない点には要注意。なお、500株以上(分割前の100株以上)保有の株主に対しては、従来どおりに「食事券」と「自社特選品」との引き換えが実施される。

 この株主優待の変更は、2019年5月15日時点の株主名簿に記載または記録された株主から適用される。2018年11月15日時点の株主優待については、変更前の配布基準で実施される。

 ちなみに、銚子丸は株主優待の変更とともに、2019年5月期の期末配当予想も修正しているが、こちらも1株⇒5株の株式分割に伴い、配当予想を30円⇒6円としている。

銚子丸の株主優待制度の変更前と変更後

 (変更前)※1株⇒5株の株式分割前
 基準日  保有株式数  株主優待内容
 5月15日・
 11月15日
 100株以上
 200株未満
 食事券2500円分(×年2回)
 200株以上  食事券5000円分(×年2回)
 (変更後)※1株⇒5株の株式分割後
 基準日  保有株式数  株主優待内容
 5月15日・
 11月15日
 100株以上
 500株未満
 食事券500円分(×年2回)
 500株以上
 1000株未満
 食事券2500円分(×年2回)
 1000株以上  食事券5000円分(×年2回)
 備考  ※食事券は、「すし銚子丸」および「江戸前すし百萬石」の全店舗で利用できる。
 ※食事券は、飲食代金の支払いとして、現金・クレジットカードとの併用、
  または食事券のみの利用ができる。ただし、支払額が食事券の券面額を
  下回る場合は、おつりが出ない。
 
※500株(分割前100株)以上保有の株主は、食事券と引き換えに自社特選品を送付して
  もらえる。ただし、今回100株以上500株未満の株主に対しては、引き換えはない。

銚子丸の株主優待利回りは?

 銚子丸の2018年11月6日時点の終値は5510円なので、株主優待利回りは以下のようになる(※株主優待は、年2回受け取るものと仮定する)。

 【変更前※株式分割前
 (100株保有の場合)
 投資金額:100株×5510円=55万1000円
 優待品:5000円分
 株主優待利回り=5000円÷55万1000円×100=0.90%

 (200株保有の場合)
 投資金額:200株×5510円=110万2000円
 優待品:1万円分
 株主優待利回り=1万円÷110万2000円×100=0.90%

【変更後※株式分割後
 (100株保有の場合)
 投資金額:100株×(5510円÷5株=1102円)=11万200円
 優待品:1000円分
 株主優待利回り=1000円÷11万200円×100=0.90%

 (500株保有の場合)
 投資金額:500株×(5510円÷5株=1102円)=55万1000円
 優待品:5000円分
 株主優待利回り=5000円÷55万1000円×100=0.90%

 (1000株保有の場合)
 投資金額:1000株×(5510円÷5株=1102円)=110万2000円
 優待品:1万円分
 株主優待利回り=1万円÷110万2000円×100=0.90%

 銚子丸の株主優待品は、自社店舗「すし銚子丸」および「江戸前すし百萬石」で利用できる「優待食事券」。今回の変更は、1株⇒5株の株式分割に伴うもので、株式分割後も100株以上の保有で株主優待を受けられることになったため、必要な最低投資額は従来の5分の1になった。

 ただし、分割後の100株以上~500株未満保有の株主に対しては、「優待食事券」を「自社特選品」と交換するサービスが実施されない。今のところ、「すし銚子丸」および「江戸前すし百萬石」は、東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県にしか店舗がないので、株主優待目的で投資する際には事前に自分の生活圏内で「優待食事券」を使えるかどうかを確認しよう。

 また、銚子丸の株主優待と配当の割当基準日は月末ではなく、5月15日・11月15日という変則的な日程になっているので注意しておきたい。

 銚子丸は、千葉県千葉市に本社を置き、関東一都三県で寿司店をチェーン展開する企業。銚子港で獲れた新鮮な魚介類を使用しているのが特徴。2019年5月期(通期)の連結業績予想は、すべて前期比で売上高2.1%増、営業利益9.3%減、経常利益9.3%減、当期純利益34.9%増。


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■銚子丸
業種 コード 市場 権利確定月
小売業 3075 JASDAQスタンダード 5月15日・11月15日
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り
5510円 100株 55万1000円 0.54%
※株価などのデータは2018年11月6日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。