株主優待【新設・変更・廃止】最新ニュース[2019年]
2018年7月14日 ザイ・オンライン編集部

シード(7743)、株主優待の大幅拡充で優待利回りが
従来の3倍の4.61%に! 1株⇒3株の分割後も100株で
コンタクトレンズケア用品や特産品がもらえることに

 コンタクトレンズを主力商品とする株式会社シードが、株主優待の配布基準を変更することを、2018年7月9日に発表した。

シード(7743)の株主優待シードはコンタクトレンズ、コンタクトレンズケア用品、メガネなどを販売・製造する、眼に関する専門総合メーカー。
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シードの株主優待は、毎年3月末時点の株主を対象に実施されており、従来の内容は「100株以上保有する株主を対象に、『Aコース(コンタクトレンズケア用品1万円相当か、買い物30%割引券)』か『Bコース(地方名産品などと交換できるポイント。寄付も選択できる)』のうち、いずれかを贈呈」というものだった。

 シードは2018年7月1日を効力発生日として「1株⇒3株」の株式分割を実施したが、今回は株式分割後も100株以上を保有する株主を対象に従来通りの株主優待を実施することが発表された。また、Bコースには従来の「100株以上~1000株未満」「1000株以上」という配布基準に加えて、「3000株以上」の配布基準が新設された。

 つまり、Aコース、Bコースともに、株主優待の権利を獲得するために必要な最低投資単位は100株(1単元)で据え置かれるため、1株⇒3株の株式分割を考慮すると従来の3分の1の投資額で株主優待を受けられるようになり、株主優待利回りは3倍に大幅にアップすることになる。

 この株主優待の変更は、2019年3月末時点の株主名簿に記載または記録された株主から適用される。

シードの株主優待制度の変更前と変更後

(変更前)
 基準日  保有株式数  保有期間  株主優待内容
 3月末  100株以上
 1000株未満
 3年未満  ※以下のABコースから1つ選択
 【Aコース:以下より1つ選択】
 ◆コンタクトレンズケア用品1万円相当
 ◆買い物割引券(30%割引
 【Bコース】
 地方名産品や寄付などと
 交換できるポイント1000ポイント
 3年以上  ※以下のABコースから1つ選択
 【Aコース:以下より1つ選択】
 ◆コンタクトレンズケア用品1万円相当
 ◆買い物割引券(30%割引
 【Bコース】
 地方名産品や寄付などと
 交換できるポイント3000ポイント
 1000株以上  3年未満  ※以下のABコースから1つ選択
 【Aコース:以下より1つ選択】
 ◆コンタクトレンズケア用品1万円相当
 ◆買い物割引券(30%割引
 【Bコース】
 地方名産品や寄付などと
 交換できるポイント3000ポイント
 3年以上  ※以下のABコースから1つ選択
 【Aコース:以下より1つ選択】
 ◆コンタクトレンズケア用品1万円相当
 ◆買い物割引券(30%割引
 【Bコース】
 地方名産品や寄付などと
 交換できるポイント5000ポイント
(変更後)
 基準日  保有株式数  保有期間  株主優待内容
 3月末  100株以上
 1000株未満
 3年未満  ※以下のABコースから1つ選択
 【Aコース:以下より1つ選択】
 ◆コンタクトレンズケア用品1万円相当
 ◆買い物割引券(30%割引
 【Bコース】
 地方名産品や寄付などと
 交換できるポイント1000ポイント
 3年以上  ※以下のABコースから1つ選択
 【Aコース:以下より1つ選択】
 ◆コンタクトレンズケア用品1万円相当
 ◆買い物割引券(30%割引
 【Bコース】
 地方名産品や寄付などと
 交換できるポイント3000ポイント
 1000株以上
 3000株未満
 3年未満  ※以下のABコースから1つ選択
 【Aコース:以下より1つ選択】
 ◆コンタクトレンズケア用品1万円相当
 ◆買い物割引券(30%割引
 【Bコース】
 地方名産品や寄付などと
 交換できるポイント3000ポイント
 3年以上  ※以下のABコースから1つ選択
 【Aコース:以下より1つ選択】
 ◆コンタクトレンズケア用品1万円相当
 ◆買い物割引券(30%割引
 【Bコース】
 地方名産品や寄付などと
 交換できるポイント5000ポイント
 3000株以上  3年未満  ※以下のABコースから1つ選択
 【Aコース:以下より1つ選択】
 ◆コンタクトレンズケア用品1万円相当
 ◆買い物割引券(30%割引
 【Bコース】
 地方名産品や寄付などと
 交換できるポイント4000ポイント
 3年以上  ※以下のABコースから1つ選択
 【Aコース:以下より1つ選択】
 ◆コンタクトレンズケア用品1万円相当
 ◆買い物割引券(30%割引
 【Bコース】
 地方名産品や寄付などと
 交換できるポイント6000ポイント
 備考  ※継続保有期間は、基準日(毎年3月31日)時点の株主名簿に、同一の株主番号で
  継続して株式を保有する期間で算出される

 ※Aコースの買い物割引券は、メガネ(フレームレンズ)・補聴器は店舗価格から
  30%オフ、コンタクトレンズは優待特別価格になる。割引限度額は1万円。
 ※Bコースは100株以上の株主を対象に、保有株式数、保有期間に応じて希望の商品と
  交換できるポイントがもらえ、1ポイント=1円相当。ポイントの繰り越しはできない。

シードの株主優待の利回りは?

シードの2018年7月13日時点の終値は2165円なので、株主優待利回りは以下のようになる(※1万円相当のコンタクトケア用品を選択したものと仮定)。

(100株保有の場合)
投資金額:100株×2165円=21万6500円
株主優待品:1万円相当
株主優待利回り=1万円÷21万6500円×100=4.61

 シードの株主優待は、「Aコース」が洗浄・保存液などのコンタクトレンズケア用品や30%割引券、「Bコース」が特産品などと交換できるポイントで、どちらかを選択できる。圧倒的にお得なのはコンタクトレンズケア商品や割引券で、100株の保有で1万円相当の商品がもらえたり、30%割引が受けられたりと、コンタクトレンズ利用者にはメリットが大きい。今回の変更で最低投資額が従来の3分の1、21万6500円に下がって投資しやすくなったので、コンタクトレンズ利用者は購入を検討してみても良さそうだ。

 なお、シードは東京都文京区に本社を置く、日本のコンタクトレンズ業界のパイオニア企業。コンタクトレンズそのものはもちろん、ケア用品、メガネ、そしてアデノウィルス抗原検出試薬「アデノテストAD」などの医薬品を手掛けるなど、「眼に関する専門総合メーカー」と自らを位置づける。2019年3月期(通期)の連結業績予想は、すべて前期比で売上高が11.4%増、営業利益が4.4%増、経常利益が2.0%増、当期純利益が25.2%増。

■シード
業種 コード 市場 権利確定月
精密機器 7743 東証1部 3月末
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り
2165円 100株 21万6500円 0.55%
※株価などのデータは2018年7月13日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。