株主優待【新設・変更・廃止】最新ニュース[2019年]
2018年7月5日 ザイ・オンライン編集部

シノブフーズ、株主優待を改悪! 権利獲得に必要な
最低株数が100株⇒500株になって、投資額も5倍に!
ただし、1000株以上は長期保有優遇を導入で一部改善

 シノブフーズ株式会社が、株主優待の配布基準を変更することを、2018年6月28日に発表した。

シノブフーズ(2903)の株主優待シノブフーズは、おにぎりや寿司などの米飯加工食品、調理パンや総菜パンの製造・販売をする食品加工会社。
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 シノブフーズは、毎年3月末時点の株主を対象に株主優待を実施しており、従来の内容は「100株以上を保有する株主に『味付海苔1缶』を贈呈。1000株以上を保有する株主に『味付海苔1缶と焼海苔1缶』を贈呈」というものだった。

 今後も海苔が贈呈される点に変わりはないが、変更後は株主優待の対象が「500株以上」の株主からとなり、100株の保有では株主優待の権利を得られなくなる。また、1000株以上の株主に対しては、新たに長期継続保有優遇制度が導入されることになり、3年以上を保有した場合は株主優待の内容が拡充されることになった。

 この株主優待の変更は、2019年3月末時点の株主名簿に記載または記録された株主から適用される。

シノブフーズの株主優待制度の変更前と変更後

 (変更前)
 基準日  保有株式数  株主優待内容
 3月末  100株以上
 1000株未満
 味付海苔1缶
 1000株以上  味付海苔1缶・焼海苔1缶
 (変更後)
 基準日  保有株式数  保有期間  株主優待内容
 3月末  500株以上
 1000株未満
 ―  味付海苔1缶
 1000株以上  3年未満  味付海苔1缶・焼海苔1缶
 3年以上  味付海苔2缶・焼海苔1缶
 備考  ※「継続保有期間3年以上」の株主とは、毎年3月31日および9月30日の株主名簿に
  同一の株主番号で7回以上連続して株主名簿に記載または記録された株主をいう。

 シノブフーズの株主優待は、味付海苔および焼海苔。いずれも金額は非公開のため、株主優待利回りの計算は不可能だ。

 今回の変更によって、株主優待の権利を獲得するために必要な最低保有株数が100株⇒500株と増えて、必要投資金額が7万7100円⇒38万5500円(ともに7月5日の終値)と5倍となってしまった。1000株以上の保有では長期保有優遇制度が導入されて拡充されたとはいえ、「3年以上の継続保有」というハードルの割にはお得度が高いとは言いづらく、個人投資家にとっては今回の変更は「改悪」と言えそうだ。

 なお、シノブフーズ大阪府大阪市に本社を置く、食品加工会社。寿司やおにぎり、調理パンや惣菜を、おもに大手コンビニエンスストアやスーパーに卸している。2019年3月期(通期)の連結業績予想は、すべて前年同期比で売上高が1.5%増、営業利益が1.7%増、経常利益が1.5%増、当期純利益が3.9%増。

■シノブフーズ
業種 コード 市場 権利確定月
食料品 2903 東証2部 3月末
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り
771円 100株 7万7100円 1.95%
※株価などのデータは2018年7月5日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。