株主優待【新設・変更・廃止】最新ニュース[2019年]
2018年2月19日 ザイ・オンライン編集部

木徳神糧(2700)、株主優待の配布基準を拡充!
株式併合と単元株数の変更に伴う見直しに加えて、
従来の半分の投資額で優待がもらえる配布基準を新設

木徳神糧株式会社が、株主優待の配布基準の変更を2018年2月16日に発表した。

木徳神糧(2700)の株主優待木徳神糧は、精米の製造販売、玄米の販売を行う米穀事業を展開。ほかに輸入牧草、米加工食品、鶏卵・鶏肉なども取り扱う。
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 木徳神糧は、毎年6月末と12月末時点の株主を対象として、株主優待を実施しており、内容は「1000株以上保有する株主を対象に、保有株数に応じてお米などの米穀製品を贈呈」というものだった。

 今後も基本的な内容は変わらないが、2018年7月1日に単元株数が1000株⇒100株に変更され、5株⇒1株の株式併合も実施されることに伴い、株主優待の配布基準が変更される。

 具体的には、「毎年12月末時点で100株以上保有する株主に、2000円相当の米穀製品を贈呈。200株以上の株主に3000円相当の米穀製品を贈呈。6月期については100株以上200株未満の株主には株主優待がなく、200株以上の株主に2000円相当の米穀製品を贈呈。400株以上の株主に4000円相当の米穀製品(うち2000円相当は切り餅)を贈呈」となる。

 今回の変更により、株式併合&単元株数の変更に伴う見直しに加えて、100株の配布基準が新設されたため、従来の半分の投資額で株主優待がもらえるようになる。なお、株式併合&単元株数の変更前から1000株(変更後200株)以上を保有する株主については、実質的な株主優待の変更はない。

 この株主優待の変更は、2018年12月31日時点の株主名簿に記載または記録された株主に適用される。

木徳神糧の株主優待制度の変更前と変更後の違いは?

 (変更前)※単元株変更および株式併合前
 基準日  保有株式数  株主優待内容
 6月末  1000株以上2000株未満  米穀製品2000円相当
 2000株以上  米穀製品4000円相当
 (うち2000円相当は切り餅)
 12月末  1000株以上2000株未満  米穀製品3000円相当
 2000株以上  米穀製品3000円相当
 (変更後)※単元株変更および株式併合後
 基準日  保有株式数  株主優待内容
 6月末  200株以上400株未満
(株式併合前1000株以上2000株未満)
 米穀製品2000円相当
 400株以上 
(株式併合前2000株以上)
 米穀製品4000円相当
 (うち2000円相当は切り餅)
 12月末  100株以上200株未満
(株式併合前500株以上1000株未満)
 米穀製品2000円相当
 200株以上400株未満
(株式併合前1000株以上2000株未満)

 米穀製品3000円相当

 400株以上 
(株式併合前2000株以上)
 米穀製品3000円相当

木徳神糧の株主優待の利回りは?

 木徳神糧の2018年2月19日時点の株価(終値)は749円なので、変更後の株主優待利回りを計算すると、以下のようになる(※変更前と、変更後の200株以上400株未満保有の株主と、変更後の400株以上の株主は、年2回、株主優待を受けるものと仮定)。

【変更前】
(1000株保有の場合)
投資金額:1000株×749円=74万9000円
優待品:5000円相当
優待利回り=5000円÷74万9000円×100=0.66%

(2000株保有の場合)
投資金額:2000株×749円=149万8000円
優待品:7000円相当
優待利回り=7000円÷149万8000円×100=0.46%

【変更後】※1000株⇒100株の単元株変更と、5株⇒1株の株式併合後
(100株保有の場合)
投資金額:100株×(749円×5株=3745円)=37万4500円
優待品:2000円相当
優待利回り=2000円÷37万4500円×100=0.53%

(200株保有の場合)
投資金額:200株×(749円×5株=3745円)=74万9000円
優待品:5000円相当
優待利回り=5000円÷74万9000円×100=0.66%

(400株保有の場合)
投資金額:400株×(749円×5株=3745円)=149万8000円
優待品:7000円相当
優待利回り=7000円÷149万8000円×100=0.46%

 木徳神糧の株主優待品は、お米や切り餅などの米穀製品。今回の変更は、2018年7月1日に実施される株式併合(5株⇒1株)と単元株数の変更(1000株⇒100株)に伴うものに加えて、100株(併合前500株)の配布基準が新設された。これにより、株式併合後に新規で投資をする場合には、最低投資額が従来の半額になるため、株主優待の権利を獲得するハードルは低くなるので、個人投資家からの注目度は上がりそうだ。株式併合前から投資している場合は、株主優待利回りや内容に変更はない。

 なお、木徳神糧は、一般家庭と外食産業への精米販売と、卸会社への玄米販売を主軸とした米穀卸企業。飼料メーカーへの輸入牧草の販売、米菓などの米加工食品の製造・販売、海外での米ビジネスの展開なども手掛ける。2017年12月期の連結業績は、すべて前期比で、売上高が2.5%増、営業利益が38.8%減、経常利益が35.9%減、当期純利益が4.6%減。仕入れ値上昇などが響いたが、2018年12月期は復調を見込んでいる。

■木徳神糧
業種 コード 市場 権利確定月
卸売業 2700 JASDAQスタンダード 6月末・12月末
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り
749円 1000株
※2018年7月1日から
100株に変更
74万9000円 1.34%
※株価などのデータは2018年2月19日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。