株主優待【新設・変更・廃止】最新ニュース[2019年]
2018年1月30日 ザイ・オンライン編集部

大日本塗料、QUOカードの株主優待の配布基準を
変更!5株⇒1株の併合、1000株⇒100株の単元株数
変更に伴って配布基準も変更されて利回りアップ!

大日本塗料株式会社が、株主優待の配布基準の変更を2018年1月26日に発表した。

大日本塗料の株主優待大日本塗料は日本国内第4位の塗料メーカー。
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 大日本塗料は従来、株主優待を3月末に実施し、その内容は「3月末時点で1000株以上1万株未満を保有する株主を対象に、大日本塗料オリジナルQUOカード1000円分を贈呈。1万株以上保有する株主に、QUOカード3000円分を贈呈」というものだった。

 今後も基本的な内容は変わらないが、2017年10月1日に5株⇒1株の株式併合が実施され、単元株数も1000株⇒100株に変更されたことに伴い、株主優待の配布基準が変更される。

 具体的には、「3月末時点で100株以上保有する株主に、QUOカード1000円分を贈呈。1000株以上保有する株主に、QUOカード3000円分を贈呈」となる。

 この変更によって、1単元の最低投資額は従来の2分の1になりながら、1単元保有時にもらえる株主優待品のQUOカードは株式併合前と同じ1000円分なので、変更前と比較すると株主優待利回りが2倍になるので実質「拡充」と言えるだろう。

 この株主優待の変更は、2018年3月31日時点の株主名簿に記載または記録された株主に適用される。

大日本塗料の株主優待制度の変更前と変更後

 (変更前)※単元株変更および株式併合前
 基準日  保有株式数  株主優待内容
 3月末  1000株以上1万株未満  QUOカード1000円相当
 1万株以上  QUOカード3000円相当
 (変更後)※単元株変更および株式併合後
 基準日  保有株式数  株主優待内容
 3月末  100株以上1000株未満
(株式併合前500株以上5000株未満)
 QUOカード1000円相当
 1000株以上 
(株式併合前5000株以上)
 QUOカード3000円相当

大日本塗料の株主優待の利回りは?

 大日本塗料の2018年1月30日時点の株価(終値)は1783円なので、変更後の株主優待利回りを計算すると、以下のようになる。

【変更前(2017年9月末まで)】
(1000株(株式併合後200株)保有の場合で試算)
投資金額:100株×(1783円×2倍)=35万6600円
優待品:1000円分
優待利回り=1000円÷35万6600円×100=0.28%

【変更後】
(100株保有の場合)
投資金額:100株×1783円=17万8300円
優待品:1000円分
優待利回り=1000円÷17万8300円×100=0.56%

(1000株保有の場合)
投資金額:1000株×1783円=178万3000円
優待品:3000円分
優待利回り=3000円÷178万3000円×100=0.16%

 大日本塗料の株主優待の変更は、2017年10月1日に実施されたの株式併合と単元株数の変更に伴うもの。新規で投資をする場合には、従来より最低投資金額が半額になったにもかかわらず、株主優待のQUOカードは同額の1000円分がもらえるので、株主優待利回りは2倍になった計算となる。2倍になっても100株保有時の株主優待利回りは0.56%とそれほど高くないものの、個人投資家からの注目度は高くなりそうだ。

 以前から同社の株式を保有している株主の場合、保有株数1000株の場合は200株に、1万株の場合は2000株に変わっているはずだが、配布基準変更後も株主優待利回りは変わらない。ただし、配布基準が変更になり、株式併合前に1000株を保有していた人は200株の保有となるので、半分の100株を売却することで株主優待利回りを従来の2倍にすることができるので、株主優待目的であれば保有株を見直すことも検討しよう。

 なお、大日本塗料は、大阪に本社を持つ日本国内第4位の塗料メーカー。風雨にさらされる建造物など、厳しい環境にある被塗物を守る重防食塗料や、住宅建材用塗料を得意とし、東京ゲートブリッジやスカイツリー、明石海峡大橋などの塗装を手掛けた。2018年3月期の連結業績予想は、すべて前期比で、売上高が1.7%増、営業利益が7.1%増、経常利益が4.5%増、当期純利益が13.5%減。

■大日本塗料
業種 コード 市場 権利確定月
化学 4611 東証1部 3月末
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り
1783円 100株 17万8300円 1.40%
※株価などのデータは2018年1月30日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。