桐谷さんの株主優待銘柄[2019年]
2018年1月9日 ザイ・オンライン編集部

「決算書」の見方を株主優待名人・桐谷さんが伝授!
継続して株主優待・配当をもらえる企業かどうかを
見極めるために最低限チェックすべきポイントとは?

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株主優待名人・桐谷広人さんが、安心して買える株の見極め方を伝授!

ダイヤモンド・ザイでは、「初心者必見! マンガでわかる桐谷さんの新春『日本株』入門!」を掲載。「2018年から株を始めてみたい」という人に向けて、株とはどんなものか、という基本の「キ」から解説。桐谷さんが重視する株主優待や配当についても、注目すべきポイントを改めて特集している。

今回はその特集の中から、桐谷さんが教える「継続して配当や株主優待を受け取れる株」の見極め方を抜粋。いくら配当や株主優待狙いでも、業績が悪い株を選ぶと途中で配当や株主優待が廃止されたり、あるいは配当や株主優待の利回りが悪化したりする可能性がある。安心して投資するために、どんな点に注意して業績を見て銘柄を選べばいいか解説しているので、投資の際に参考にしてみてほしい。

まずは、年1回の「企業の本決算」を見るところからスタート!

桐谷さんダイヤモンド・ザイでおなじみ、株主優待名人の桐谷広人さん。

 配当や株主優待をもらえるのも、企業が儲かっているからこそ。つまり安心して配当や株主優待をもらい続けるには、企業の業績が大切なんです。

 業績を見るポイントは、「売上」と「利益」です。まず売上は、企業がサービスやモノを売って稼いで得た収入のこと。そこから、かかった経費などを引いて出るのが利益です。

 利益には3種類あり、会社が中心の事業(本業)で稼いだ利益を「営業利益」といいます。営業利益に、利息など本業以外での利益や損失を足し引きしたのが「経常利益」。さらに、税金やその期だけ発生した特別な利益や損失を入れたものが、「当期利益」です。「当期純利益」と言うこともあります。単に「利益」と言う場合も、この当期利益を指すのが一般的で、これが株主への配当の原資になります。

 理想的なのは、売上も利益も増えている“増収増益”の株でしょう。売上が減れば利益が出づらくなりますし、利益が減り続ければ、配当の減額や株主優待の廃止の可能性まで出てきます。しかし、増収増益の企業なら、配当や株主優待は減るどころか増えやすくなります。

 また、売上や利益が順調に伸びることで株主からの人気が高まると、株価が上がって値上がり益も狙えます。まずは年1回の本決算で、毎年の売上や利益が増えているかを確認する。これが業績を見る「はじめの一歩」ですね。

年4回の「四半期決算」を見ると、さらに細かな業績がわかる!

 企業の決算は3カ月ごとに発表されます。業績を3カ月ごとに比べれば、より細かく会社の調子がわかりますね。

 比べ方は2つあります。まず、売上や利益を前年の同じ時期と比べるやり方。前年と比べて、今年は好調かどうかがわかります。もう1つは今期の1年間の予想金額に対する、達成度を見るやり方です。四半期ごとの確認で、計画の進み具合が順調かわかります。

 ちなみに、定期の発表以外にも、企業は突然、業績や配当、株主優待の内容の変更を発表することがあります。悪い内容なら株価は下がりますし、良ければ上がります。初心者がこれを事前に察知するのは難しいのですが、先ほど紹介した3カ月ごとのチェックで推測できることもあります。予想に対する、実績値の上ブレや下ブレから予測をするのです。

桐谷さんの金言

 ただ、予測は初心者ならずとも、ハードルが高いのは事実ですので、その場合は、初めから多くの企業への分散投資を心掛けて、リスクを分散する手があります。

 リスクを分散することで、ある1社の業績が落ち込んでも、他の株の値上がりや、配当を受け取ることでカバーできるのです。

 実は私も株主優待株は少しずつ、たくさんの銘柄を持っているため、1社ごとの業績はほぼ見ていません。ですが分散投資をすることで、自然とリスクも分散した投資が出来ているのです。

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