株主優待【新設・変更・廃止】最新ニュース[2019年]
2017年9月27日 ザイ・オンライン編集部

山陽電気鉄道(9052)、株主優待の内容を変更!
単元株数の変更と株式併合に伴う配布基準の見直しで
従来の投資額の半分で電車乗車券がもらえるように!

山陽電気鉄道株式会社が、株主優待の内容を変更すると2017年9月25日に発表した。

山陽電鉄の株主優待山陽電気鉄道は、兵庫県を地盤とする鉄道事業の他、グループ会社がバス事業、遊園事業、不動産事業などを展開する。
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 従来、山陽電気鉄道の株主優待は、9月末と3月末時点の株主を対象に実施されており、優待内容は「1000株以上保有する株主に、同社グループ・沿線施設で利用できる『株主優待券』のセットが贈呈されるほか、保有株式数に応じて、山陽電気鉄道の交通機関で利用できる『電車乗車券』『電車・山陽バス共通乗車証』を贈呈」というものだった。

 今後もその内容には変更はないが、2017年10月1日を効力発生日とする「単元株数の変更(1000株⇒100株)」と「株式併合(5株⇒1株に併合)」に伴って、株主優待の配布基準が変更になる。

 具体的に言うと、従来は「1000株以上」「3000株以上」「5000株以上」「1万株以上」「1万5000株以上」「2万株以上」「2万3000株以上」「20万株以上」「50万株以上」「100万株以上」という基準で優待が実施されていた。

 しかし、変更後は「100株以上」「200株以上」「600株以上」「1000株以上」「2000株以上」「3000株以上」「4000株以上」「4600株以上」「4万株以上」「10万株以上」「20万株以上」という基準で実施される。

 5株⇒1株の株式併合が実施される影響で、配布基準が従来の5分の1となっており、すでに同社の株式を保有している株主の場合は、株主優待内容に変更はない。ただし、1単元が100株になることに伴い、「100株以上200株未満」という配布基準が新たに設けられている。

 なお、山陽電気鉄道のグループ・沿線施設で割引などの優遇が受けられる優待券セットの、1冊あたりの内容は以下のとおり。

◆「須磨浦山上遊園」招待券⇒2枚
◆「須磨浦山上遊園『喫茶コスモス』」ドリンク1杯20%割引券⇒4枚
◆「サン神戸ゴルフガーデン」会員入会時及び会員更新時における年会費10%割引券⇒1枚
◆「サン神戸ゴルフガーデン」(ゴルフ練習場)練習ボール割引券⇒3枚
◆「舞子ホテル」ランチ・ディナーコース料理代金10%割引券⇒4枚

◆「山陽バス観光センター」旅行代金5%割引券⇒2枚
◆「神戸市立須磨離宮公園」一般入園料20%割引券⇒2枚
◆「神戸市立須磨海浜水族園」一般入園料20%割引券⇒2枚
◆「明石市立天文科学館」一般観覧料20%割引券⇒2枚
◆「ケンタッキー・フライド・チキン(指定の7店舗)」買上金額買物10%割引券⇒2枚
◆「ミスタードーナツ(指定の3店舗)」買上金額買物10%割引券⇒2枚

 この株主優待の変更は、2018年3月31日時点の株主名簿に記載または記録された株主から適用される。2017年9月末時点の株主に実施される株主優待に関しては、これまでの配布基準で贈呈される。

山陽電気鉄道の株主優待制度の変更前と変更後

 (変更前) ※1000株⇒100株の単元株数変更と、5株⇒1株の株式併合前
 基準日  保有株式数  株主優待内容
 9月末/
 3月末
 1000株以上  ◆株主優待券1冊(×年2回)
 ◆電車乗車券4枚(×年2回)
(※1)
 3000株以上  ◆株主優待券1冊(×年2回)
 ◆電車乗車券8枚(×年2回)
 5000株以上  ◆株主優待券1冊(×年2回)
 ◆電車乗車券12枚(×年2回)
 1万株以上  ◆株主優待券1冊(×年2回)
 ◆電車乗車券24枚(×年2回)
 1万5000株以上  ◆株主優待券1冊(×年2回)
 ◆電車乗車券48枚(×年2回)
 2万株以上  ◆株主優待券1冊(×年2回)
 ◆電車乗車券60枚(×年2回)
 2万3000株以上  ◆株主優待券1冊(×年2回)
 ◆電車乗車券4枚(×年2回)
 ◆電車・山陽パス共通乗車証1枚(×年2回)
(※2)
 20万株以上  ◆株主優待券1冊(×年2回)
 ◆電車乗車券4枚(×年2回)
 ◆電車・山陽パス共通乗車証2枚(×年2回)
 50万株以上  ◆株主優待券1冊(×年2回)
 ◆電車乗車券4枚(×年2回)
 ◆電車・山陽パス共通乗車証3枚(×年2回)
 100万株以上  ◆株主優待券1冊(×年2回)
 ◆電車乗車券4枚(×年2回)
 ◆電車・山陽パス共通乗車証5枚(×年2回)
 詳細   優待品は、3月株主への発送は5月20日頃、有効期間は6月1日~11月30日。
 9月株主への発送は11月20日頃、有効期間は12月1日~翌年5月31日。
 (※1)西代駅以西の全線全線で利用可能。
 (※2)持参人1名が利用可能。電車は西代駅以西の全線で、山陽バスは明石市コミュニティバス路線と
 高速バス路線(有料高速道路路線を含む) を除く全線で利用可能。山陽バス明石線・二見線でも利用可能。
 (変更後) ※1000株⇒100株の単元株数変更と、5株⇒1株の株式併合後
 基準日  保有株式数  株主優待内容
 9月末/
 3月末
 100株以上  ◆株主優待券1冊(×年2回)
 ◆電車乗車券2枚(×年2回)(※1)
 200株以上  ◆株主優待券1冊(×年2回)
 ◆電車乗車券4枚(×年2回)
 600株以上  ◆株主優待券1冊(×年2回)
 ◆電車乗車券8枚(×年2回)
 1000株以上  ◆株主優待券1冊(×年2回)
 ◆電車乗車券12枚(×年2回)
 2000株以上  ◆株主優待券1冊(×年2回)
 ◆電車乗車券24枚(×年2回)
 3000株以上  ◆株主優待券1冊(×年2回)
 ◆電車乗車券48枚(×年2回)
 4000株以上  ◆株主優待券1冊(×年2回)
 ◆電車乗車券60枚(×年2回)
 4600株以上  ◆株主優待券1冊(×年2回)
 ◆電車乗車券4枚(×年2回)
 ◆電車・山陽パス共通乗車証1枚(×年2回)
(※2)
 4万株以上  ◆株主優待券1冊(×年2回)
 ◆電車乗車券4枚(×年2回)
 ◆電車・山陽パス共通乗車証2枚(×年2回)
 10万株以上  ◆株主優待券1冊(×年2回)
 ◆電車乗車券4枚(×年2回)
 ◆電車・山陽パス共通乗車証3枚(×年2回)
 20万株以上  ◆株主優待券1冊(×年2回)
 ◆電車乗車券4枚(×年2回)
 ◆電車・山陽パス共通乗車証5枚(×年2回)
 詳細   優待品は、3月株主への発送は5月20日頃、有効期間は6月1日~11月30日。
 9月株主への発送は11月20日頃、有効期間は12月1日~翌年5月31日。
 (※1)西代駅以西の全線全線で利用可能。
 (※2)持参人1名が利用可能。電車は西代駅以西の全線で、山陽バスは明石市コミュニティバス路線と
 高速バス路線(有料高速道路路線を含む) を除く全線で利用可能。山陽バス明石線・二見線でも利用可能。

山陽電気鉄道の今回の変更によるメリットは?

山陽電気鉄道の株主優待は、電車やバスの乗車券や乗車証で、利用する区間によって金額が変わるので株主優待利回りの換算は難しい。今回の株主優待の変更は、基本的に株式併合と単元株数の変更によるもので、従来から同社の株を保有していた株主の場合、株主優待内容は変わらず、損も得もしないことになる。

 ただし、変更後は新たに100株の保有から株主優待の対象となるため、従来の必要投資額の半額で株主優待の権利が獲得できることになる。投資のハードルが下がるので、山陽電気鉄道をよく利用する人は、これを機にチェックしてみるのも良さそうだ。

 なお、山陽電気鉄道は兵庫県神戸市に本社を置く、阪神電鉄系の鉄道会社。神戸と姫路間をつなぐ鉄道路線や、バス路線を運営する。他、山陽百貨店や須磨浦ロープウェイ、須磨浦山上遊園などの運営や、不動産事業も手掛ける。2017年8月4日に発表した2018年3月期第1四半期の連結業績は、すべて前年同期比で営業収益は0.9%増、営業利益が6.1%減、経常利益が5.2%減、四半期純利益が4.0%減。運輸業や不動産事業では増収増益となったが、流通業やレジャー・サービス業で減収に。

■山陽電気鉄道
業種 コード 市場 権利確定月
陸運業 9052 東証1部 9月末/3月末
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り
2863円 1000株 28万6300円 0.87%
※株価などのデータは2017年9月27日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。