株主優待「1月~12月のおすすめ銘柄」[2019年]
2018年9月25日 ザイ・オンライン編集部

【2018年10月の株主優待の内容と利回りを調査!】
優待銘柄数は少ないが、配当+優待利回り4%超で、
食品や優待券、金券がもらえるお得な銘柄も多数!

 ◆1月~12月までのお得な株主優待の内容はココでチェック!◆

2018年10月に権利確定する株主優待銘柄の中から
注目すべきお得な銘柄&株主優待の内容を徹底調査!

 10月に株主優待を実施している銘柄は30銘柄弱。株主優待の件数は4月と並んで1年でもっとも少ないが、配当+株主優待利回りが5%を超えるロングライフホールディング(4355)、同じく4%を超える日本ビューホテル(6097)グッドコムアセット(3475)など、株主優待の内容はもちろん配当+株主優待利回りでもお得な注目銘柄が複数ある。また、今期から株主優待品として「ビットコイン」がもらえるというユニークな株主優待を導入するスリープログループ(2375)もあり、実施件数は少なくても注目銘柄が多いので要チェックだ!

レトルトカレーがもらえて、利回り5%超のロングライフHDなど
自社グループ会社の商品がもらえる定番の5銘柄を紹介!

 まずは、自社商品や自社グループ商品などがもらえる株主優待の中から、定番の5銘柄を見ていこう。

自社グループ商品がもらえる定番の5銘柄!
最低投資
金額
株主優待+
予想配当利回り
株主優待利回り 予想配当利回り 詳細情報
◆ロングライフホールディング(4355)【確定月】10月
5万6500円 5.24% 3.82% 1.42%
9月に確定する株主優待銘柄!マルコ(9980)最新株価チャート(楽天証券サイトへ移動します)はこちら
【株主優待内容】
100株以上で、自社グループの有料老人ホーム、グループホームの入居一時金または入園金の10万円割引優待券1枚。及び、子会社のレトルトカレー4個
【備考】株主優待利回りはレトルトカレー(540円×4個)で計算。割引券は株主本人と2親等以内の親族に適用可
◆トーエル(3361)【確定月】10月/4月
45万9000円 2.28% 0.65% 1.63%
9月に確定する株主優待銘柄!日本管財(9728)最新株価チャート(楽天証券サイトへ移動します)はこちら
【株主優待内容】
500株で1500円相当、1000株以上で3000円相当の自社取扱商品(ピュアウォーターなど)
【備考】前回の500株保有時の優待品はアルピナペットボトル280ml×16本
◆日本ハウスホールディングス(1873) 【確定月】10月
55万1000円 4.54%
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【株主優待内容】
1000株以上で、自社グループが取り扱うカレーギフト詰め合わせ
【備考】今期から株主優待内容を変更
◆巴工業(6309)【確定月】10月
20万8800円 2.16%
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【株主優待内容】
100株以上で自社関連会社が取り扱っているワイン1本
【備考】前回の優待品は「サンテミリオン グラン クリュ シャトー サンロー」
◆正栄食品工業(8079)【確定月】10月/4月
34万4500円 1.34%
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【株主優待内容】
100株以上で自社商品詰め合わせ。さらに、通販カタログ掲載商品の50%割引券を、500株以上で1枚、1000株以上で2枚、3000株以上で3枚、5000株以上で5枚
【備考】50%割引券1枚の利用限度額は3240円
※株主優待内容、最低投資金額、利回りは9月12日終値時点

 ロングライフホールディング(4355)の株主優待は、レトルトカレーの「ロングライフカレー」4個と、自社グループの有料老人ホーム・グループホーム全21施設の入居一時金または入園金に利用できる10万円分の割引優待券の2本立てだ。

ロングライフホールディングス(4355)の株主優待(左上)化学調味料や保存料を一切使っていない、優しい味わいで人気のレトルトカレー。付属のガラムマサラパウダーで辛さを調節できるので辛いものが大好きという人にはありがたい。(左下)割引優待券は、株主本人と2親等以内の親族が施設に入居する場合に利用できる。(右)割引優待券が利用できる有料老人ホームの「ロングライフ京都嵐山」。老舗旅館のような趣のある和テイストが特徴。
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 有料老人ホームとグループホームの割引優待券については、株主本人と2親等以内の親族という利用条件があるので、利用できる人にはとてもお得な内容だが、有効に活用できない人も多いだろう。ただし、実はレトルトカレーだけでも十分にうれしい株主優待となっているのがポイント。

「ロングライフカレー」は、ネット通販では4個2160円で販売されているので、投資金額5万6500円(9月12日終値で計算、以下同じ)で配当+株主優待利回りを算出すると、なんと5.24%に! 利回り面でもかなり魅力的な株主優待銘柄といえる。さらに、もし有料老人ホームとグループホームの割引優待券を利用できるなら、配当+株主優待利回りは180.81%と、「超」が付くほどの高利回りになるので、利用する可能性があるなら必ず株主優待をゲットしておこう。
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株主優待名人・桐谷さんがサラリーマンにおすすめの投資法を伝授! 二度の大損を経験して悟った鉄則は「配当+優待利回り4%以上」の優待株を狙うこと!

 日本ハウスホールディングス(1873)も10月の株主優待の定番銘柄の一つだが、今期から株主優待内容を変更する。これまでは「小麦の缶ビール」がもらえて好評だったが、同社がビール事業から撤退したため、今期からは子会社の日本ハウスホテル&リゾートのカレーギフトが優待品に。「ホテル東日本宇都宮特製ビーフカレー」「ホテル森の風立山特製ブラックカレー」など、ホテル仕様のカレーやスープ全4種類がもらえる。
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日本ハウスHD(1873)、ビールの株主優待を変更!従来は1000株で銀河高原ビール12本がもらえたが、今後は4種類の「カレー」ギフトセットに変更へ!

 日本ハウスホールディングスの優待品の価格は非公表だが、今期は記念配当もあって配当利回りだけも4.54%と非常に高く、株主優待でさらに利回りがアップするのでお得なのは間違いない。なお、1単元は100株だが、株主優待の権利を獲得するには1000株(10単元)の保有が必要になるので間違えないように注意しよう。同様に、ピュアウォーターなどがもらえるトーエル(3361)も、株主優待をもらうには最低でも500株(5単元)が必要になる。

 そのほか、子会社が取り扱うワイン1本(750ml)がもらえる巴工業(6309)と、ナッツやドライフルーツなど自社商品の詰め合わせが株主優待品としてもらえる正栄食品工業(8079)も、10月の定番の株主優待銘柄として人気が高い。正栄食品工業は株主優待品の品数が多いのも魅力で、前回(4月)はミックスナッツやマロングラッセ、ビスケット、フルーツケーキなどバラエティに富んだ全15品が贈呈されている。

配当+株主優待利回りが4%超の日本ビューホテルをはじめ、
優待券や金券がもらえる人気6銘柄&今期からの新設1銘柄!

 次に、優待券やサービス券のほか、QUOカードなど汎用性の高い金券がもらえることで人気の6銘柄と、今期からユニークな株主優待を新設した注目の1銘柄を紹介する。

■優待券&金券がもらえて人気の6銘柄+新設1銘柄!
最低投資
金額
株主優待+
予想配当利回り
株主優待利回り 予想配当利回り 詳細情報
◆日本ビューホテル(6097)【確定月】10月/4月
12万8800円 4.82% 3.11% 1.71%
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【株主優待内容】
1000円分の優待券を、100株で2枚、300株で3枚、500株以上で5枚
【備考】優待券は、直営のビューホテルなど自社運営施設で宿泊や飲食、婚礼などに利用可能。曜日や人数による利用枚数の使用制限なし
◆グッドコムアセット(3475) 【確定月】10月/4月
16万3400円 4.59% 2.54% 2.14%
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【株主優待内容】
100株以上で2000円分のQUOカード
【備考】特になし
◆スリープログループ(2375)【確定月】10月/4月
9万5600円 2.82% 2.09% 0.73%
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【株主優待内容】
100株以上で、①1000円分のこども商品券②1000円相当額のビットコイン③公益財団への1000円分の寄付のいずれか1つを選択
【備考】今期から株主優待を新設
◆パーク24(4666)【確定月】10月
34万円 2.65% 0.59% 2.06%
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【株主優待内容】
100株で2000円分、1000株で5000円分、5000株以上で1万円分のタイムズチケット
【備考】チケットは全国の「タイムズ」「タイムズカーレンタル」、東京池袋の「タイムズスパ・レスタ」で利用可
◆学情(2301)【確定月】10月
15万3700円 2.54% 0.33% 2.21%
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【株主優待内容】
100株以上で500円分のQUOカード
【備考】特になし
◆東和フードサービス(3329)【確定月】10月/4月
18万1200円 2.05% 1.38% 0.67%
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【株主優待内容】
500円分の優待食事券を、100株で3枚(4月)2枚(10月)、200株で4枚(4月)3枚(10月)、400株で7枚(4月)7枚(10月)、800株で14枚(4月)14枚(10月)、2400株で24枚(4月)24枚(10月)、4000株以上で36枚(4月)36枚(10月)
【備考】椿屋珈琲店やダッキーダックなどの自社店舗で利用可。優待食事券に代えて自社製品の詰め合わせセットも選択可能
◆ビジョナリーホールディングス(9263)【確定月】10月/4月
1万1600円
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【株主優待内容】
30%割引になる株主特別優待券を、100株で1枚、300株以上で2枚。また、100株以上で1万円分(税抜)のメガネレンズ仕立券を2枚
【備考】優待券は、メガネスーパー、メガネハウス、シミズメガネなどグループ各店舗で利用可。3万円超のレンズの場合、仕立券を2枚同時に使用可能
※株主優待内容、最低投資金額、利回りは9月12日終値時点

 取り上げた7銘柄のうち、最低投資金額が1万1600円ともっとも少ないのがビジョナリーホールディングス(9263)だ。メガネスーパーやメガネハウスなど7社を傘下に抱えていて、100株保有の場合は、購入代金が30%引きになる特別優待券と税抜1万円分のメガネレンズ仕立券が2枚もらえるので、使い方次第では株主優待利回りは100%を超えることになる。今のところ無配だが、メガネの購入を検討している人にとってはとてもお得な株主優待と言えるだろう。
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 自社グループのホテルでの宿泊や館内レストランなどで利用可能な優待券2000円分がもらえる日本ビューホテル(6097)は、今回から優待券の1枚の額面と有効期限を変更した。優待金額に変更はないが、1枚の額面が500円券から1000円券になり、これまで6カ月間と短かった有効期限が約1年と大幅に長くなった。さらに、4月分と10月分で有効期限が重なる期間については、両方をまとめて利用するのも可能ということで、使い勝手が大幅に向上している。配当+株主優待利回りは4.82%で、利回り面でも注目したい銘柄だ。
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 スリープログループ(2375)は、今回から株主優待制度を導入した銘柄。株主優待の内容は3種類からの選択制だが、ユニークなのは「1000円相当額のビットコイン」を選べること。具体的な配布方法などは権利確定日以降に送られる申込書に記されているとのことだが、ビットコインを選べば将来的に1000円以上の価値を生み出す可能性があるかも!? その他の選択肢は、1000円分のこども商品券または公益財団への寄付となる。ちなみに、スリープログループは以前も株主優待を実施していたが、業績の悪化で2014年に廃止。その後、業績が回復し、復配も果たしたことで株主優待の再導入となったようだ。
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 QUOカードなど汎用性の高い金券類の優待では、昨年から株主優待制度を導入し、その後「年1回⇒年2回」へと制度を拡充したグッドコムアセット(3475)がイチオシ! 投資金額16万3400円で、10月と4月にそれぞれ2000円分のQUOカードがもらえて、配当+株主優待利回りは4.59%とかなり高めだ。

 また、表には掲載していないが、全国共通食事券のジェフグルメカードがもらえるオリバー(7959)も忘れずに。今期から株主優待内容を変更していて、これまでの自社カタログ商品の50%割引券に代わって、全国3万5000店舗以上で使えるジェフグルメカードがもらえるようになったことで、誰にでも使いやすい株主優待になった。投資金額は21万6800円で、配当+株主優待利回りは2.07%だ。
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オリバー、株主優待を変更! 優待品がジェフグルメカードになって利便性がアップし、権利獲得に必要な株数が10分の1になって優待ゲットが手軽になった!

 最後に、2018年10月の権利確定日と権利付き最終売買日を確認しておこう。10月31日が権利日の銘柄は、その3営業日前の26日(金)が最終売買日だ。ただし、今回紹介した銘柄のうちオリバー(7959)だけは、19日(金)が実質的な権利日、16日(火)が最終売買日となる。また、日本ハウスホールディングス(1873)トーエル(3361)のように、株主優待の権利を取得するには、複数単元が必要な銘柄もある。欲しい銘柄がある人は、必要単元数をしっかり確認した上で、最終売買日までに購入しよう!