株主優待「1月~12月のおすすめ銘柄」[2019年]
2018年9月25日 ザイ・オンライン編集部

【10月の株主優待の内容&利回りを調査(2019年版)】
定番で人気のエイチ・アイ・エスやパーク24のほか、
優待内容を拡充したロック・フィールドなどに注目!

 ◆1月~12月までのお得な株主優待の内容はココでチェック!◆

2019年10月に権利が確定する株主優待の中から
注目すべきお得な銘柄&株主優待内容を徹底調査!

 10月に株主優待を実施するのは約30銘柄。銘柄数では4月に次いで1年の中で2番目に少ないが、ボリューム満点の自社商品詰め合わせが好評の正栄食品工業(8079)や、前回から株主優待内容を変更した日本ハウスホールディングス(1873)、旅行に便利な優待券がもらえるエイチ・アイ・エス(9603)などの人気銘柄は見逃せない。さらに、ロック・フィールド(2910)など、今期から株主優待を拡充・新設する銘柄もある。2019年10月の定番&最新の株主優待情報をチェックしよう!

今期から10月にも株主優待を実施するロック・フィールドなど、
優待券&金券類の6銘柄と優待を新設するプリントネットを紹介!

 まずは、株主優待券や、「QUOカード」などの汎用性の高い金券がもらえる銘柄の中から、利回り面で注目したい6銘柄と、今期から新たに株主優待を導入した1銘柄を取り上げる。

優待券&金券がもらえる注目の6銘柄+株主優待を新設する1銘柄!
最低投資額 株主優待+
予想配当利回り
株主優待利回り 予想配当利回り 詳細情報
◆プリントネット(7805)【確定月】10月
4万9200円 4.07% 4.07%
9月に確定する株主優待銘柄!マルコ(9980)最新株価チャート(楽天証券サイトへ移動します)はこちら
【株主優待内容】
100株で2000円分、200株で4000円分、500株以上で6000円分の自社サービス利用ポイント
【備考】今期から株主優待を新設
◆パーク24(4666)【確定月】10月
23万6600円 3.81% 0.85% 2.96%
9月に確定する株主優待銘柄!日本管財(9728)最新株価チャート(楽天証券サイトへ移動します)はこちら
【株主優待内容】
100株で2000円分、1000株で5000円分、5000株以上で1万円分のタイムズチケット
【備考】全国の「タイムズパーキング」、「タイムズカーレンタル」、温浴施設「タイムズ スパ・レスタ(東池袋)」で利用可
◆オリバー(7959) 【確定月】10月20日/4月20日
21万100円 3.47% 0.95% 2.52%
9月に確定する株主優待銘柄!ヒロセ通商(7185)最新株価チャート(楽天証券サイトへ移動します)はこちら
【株主優待内容】
100株以上で1000円分のジェフグルメカード
【備考】長期保有優遇制度もあり、2年以上の継続保有で2000円分に増額
◆学情(2301)【確定月】10月
12万9400円 3.25% 0.39% 2.86%
9月に確定する株主優待銘柄!大冷(2883)最新株価チャート(楽天証券サイトへ移動します)はこちら
【株主優待内容】
100株以上で500円分のQUOカード
【備考】特になし
◆泉州電業(9824)【確定月】10月
26万5800円 3.01% 0.38% 2.63%
9月に確定する株主優待銘柄!ヤマウラ(1780)最新株価チャート(楽天証券サイトへ移動します)はこちら
【株主優待内容】
100株以上で1000円分のQUOカード
【備考】特になし
◆ロック・フィールド(2910)【確定月】10月/4月
14万4300円 2.91% 0.69% 2.22%
9月に確定する株主優待銘柄!日本管財(9728)最新株価チャート(楽天証券サイトへ移動します)はこちら
【株主優待内容】
そうざい券を、4月は200株で1000円分、500株で3000円分、1000株で1万円分、3000株で1万5000円分、5000株以上で3万円分。10月は100株以上で1000円分
【備考】RF1、神戸コロッケなど自社ブランド店舗各店で利用可。長期保有優遇制度あり、200株以上かつ5年以上の継続保有で、4月を基準にそうざい券の金額がアップ
◆エイチ・アイ・エス(9603)【確定月】10月/4月
26万9400円 2.59% 1.48% 1.11%
9月に確定する株主優待銘柄!日本管財(9728)最新株価チャート(楽天証券サイトへ移動します)はこちら
【株主優待内容】
1000円分の株主優待券を、100株で2枚、500株で4枚、1000株以上で6枚。ほかに、100株以上で、各500円分の長崎のハウステンボス入場割引券と愛知県蒲郡市のラグーナテンボス入場割引券
【備考】一回の旅行商品では、税込1万2000円以上で1枚、2万4000円以上で2枚まで利用可。入場割引はそれぞれ1枚で5名まで利用可能。株主優待利回りは株主優待券のみで算出
※株主優待の内容、最低投資額、利回りは9月12日終値時点

 ドライブなどで車をよく利用するという人なら、チェックしておいて損はないのが、パーク24(4666)の株主優待だ。全国に直営だけで1万8000件以上あるコインパーキングの「タイムズパーキング」のほか、「タイムズカーレンタル」や、東京都の東池袋にある温浴施設「タイムズ スパ・レスタ」で使える「タイムズチケット」がもらえる。

画像A.pdf(200円分のみ)+B.jpg+C.jpg(※Cは使わなくても構いません)
チケット利用では釣り銭は出ないが、100株保有ならチケット1枚の額面は200円分と少額なので使いやすい。公式サイト(https://times-info.net/)から、近くのタイムズが検索可能で、タイムズチケットが利用できるかどうかもチェックできる。チケット利用では釣り銭は出ないが、100株保有ならチケット1枚の額面は200円分と少額なので使いやすい。公式サイト(https://times-info.net/)から、近くの「タイムズパーキング」が検索可能で、「タイムズチケット」が利用できるかどうかもチェックできる。
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 株主優待でもらえる「タイムズチケット」の額面は保有株数に応じて増えていき、100~999株で2000円分、1000~4999株で5000円分、5000株以上では1万円分となる。最低投資額は23万6600円(9月12日終値で計算、以下同)で、配当+株主優待利回りは3.81%と、利回り面でも魅力も高い。
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株主優待名人・桐谷さんがサラリーマンにおすすめの投資法を伝授! 二度の大損を経験して悟った鉄則は「配当+優待利回り4%以上」の優待株を狙うこと!

 デパ地下の惣菜店「RF1」などで利用可能な「そうざい券」がもらえるロック・フィールド(2910)は、今回から株主優待を拡充。これまでは「そうざい券」がもらえるのは4月のみで、200株以上の保有者のみが対象だったが、今回からは4月に加えて10月も株主優待を実施。しかも、10月は100株以上で一律1000円分の「そうざい券」がもらえる。配当+株主優待利回りもこれまでよりアップして、2.91%とそこそこの水準になっている。
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ロック・フィールド(2910)、株主優待を一部変更! 4月と10月の年2回、デパ地下で人気の「RF1」「神戸コロッケ」などで使える「おそうざい券」を贈呈へ!

 また、今回から株主優待制度を導入したのは、ネット経由で各種印刷の注文を請け負うプリントネット(7805)。自社の印刷通販サイトで利用できるポイントが、100株では2000円分、200株で4000円分、500株以上で6000円分もらえる。最低投資額は4万2900円とかなり低めで、無配ながら株主優待利回りは4.07%と高水準。なお、株主優待の細かい利用方法などは現状では説明されていないので、気になる人は同社のサイトで最新情報を見ておくとよいだろう。
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プリントネット、株主優待を新設! ただし、同時に今期2度目の「業績の下方修正」を発表して赤字に転落したので、明日以降の値動きに注目!

 10月の株主優待では、「QUOカード」などのように、汎用性が高い金券類がもらえる銘柄はあまり多くないが、その中でチェックしておきたいのが、前回から株主優待の内容を拡充したオリバー(7959)だ。大手ファミレスや外食チェーンなど全国3万5000店の飲食店で使える「ジェフグルメカード」が、100株で1000円分がもらえて、配当+株主優待利回りは3.47%と、ほかの金券類に比べて最も利回りが高くなっている。
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オリバー(7959)、株主優待の拡充と増配を発表! 100株の継続保有期間が2年未満の場合、株主優待でもらえる食事券が年間1500円分⇒年間2000円分に増額!

 使い勝手がいい「QUOカード」がほしい場合は、学情(2301)泉州電業(9824)のどちらかを選ぼう。配当+株主優待利回りが若干高くて、最低投資額が少ないのは学情だが、もらえる「QUOカード」の額面は学情が500円分に対して、泉州電業は1000円分となっている。少しでも額面が大きい「QUOカード」が欲しい人には、泉州電業がおすすめだ。

 ところで、自社グループホテルでの宿泊などに使える優待券がもらえて、10月(&4月)の定番の株主優待の一つだった日本ビューホテルは、ヒューリック(3003)の完全子会社となったため、8月29日に上場を廃止した。しかし、12月が権利月のヒューリックの株主優待で、カタログギフトの選択肢に日本ビューホテルの優待券が加わる予定とのこと。「日本ビューホテルの株主優待を愛用していた」という人は、12月のヒューリックを忘れずにチェックしよう!

たっぷりのナッツやお菓子類がうれしい正栄食品工業をはじめ、
自社グループ商品などがもらえる定番の6銘柄を紹介!

 続いて、自社商品や自社関連会社などの商品がもらえる株主優待の中から、定番の6銘柄を見ていこう。

自社グループ商品がもらえる定番の株主優待6銘柄!
最低投資額 株主優待+
予想配当利回り
株主優待利回り 予想配当利回り 詳細情報
◆アートグリーン(3419)【確定月】10月
14万円 3.21% 3.21%
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【株主優待内容】
100株以上で4500円相当のミディ胡蝶蘭1鉢(ピンク)
【備考】特になし
◆トーエル(3361)【確定月】10月/4月
35万5000円 2.96% 0.85% 2.11%
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【株主優待内容】
500株で1500円相当、1000株以上で3000円相当の自社取扱商品(ピュアウォーターなど)
【備考】前回の500株保有時の株主優待品はアルピナペットボトル280ml×10本、マイクロファイバータオル2枚、激落ちくん2個
◆萩原工業(7856)【確定月】10月
14万9700円 2.81% 0.67% 2.14%
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【株主優待内容】
100株で1000円相当、1000株以上で3000円相当の自社商品など(複数から選択)
【備考】今期の100株保有時の選択肢は、マスキングテープ、和みシート(2畳)、1000円分のQUOカードの3品。長期保有優遇制度あり、3年以上の継続保有で株主優待の額面が2倍に
◆日本ハウスホールディングス(1873)【確定月】10月
48万3000円 4.14%
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【株主優待内容】
1000株以上で、自社子会社のカレーギフト(カレー、スープのセット)
【備考】前回の株主優待品は、ビーフカレー、ブラックカレー、チキンカレー、ブイヨンスープの4品
◆巴工業(6309)【確定月】10月
24万400円 1.96%
9月に確定する株主優待銘柄!日本管財(9728)最新株価チャート(楽天証券サイトへ移動します)はこちら
【株主優待内容】
100株以上で、自社関連企業が取り扱うワインを1本
【備考】前回のワインは「CHATEAU Harmonie2013」
◆正栄食品工業(8079)【確定月】10月/4月
30万1500円 1.53%
9月に確定する株主優待銘柄!日本管財(9728)最新株価チャート(楽天証券サイトへ移動します)はこちら
【株主優待内容】
100株以上で自社商品詰め合わせ。他に、通販カタログ掲載商品の50%割引券を、500株で1枚、1000株で2枚、3000株で3枚、5000株以上で5枚
【備考】前回4月の株主優待の内容は、ナッツ類やドライフルーツ、クッキーなど全15品
※株主優待の内容、最低投資額、利回りは9月12日終値時点

 昨年から、株主優待の内容を自社子会社が販売するレトルトカレーのセットに変更したのが、日本ハウスホールディングス(1873)。以前から缶ビールがもらえる株主優待株として人気が高かったが、優待品がレトルトカレーになったことで、お酒が飲めない人や子どもなどでも楽しめるようになった。株主優待品の額面は非公表だが、配当だけでも利回りが4.14%と、かなりの高利回りなのも大きな魅力だ。
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日本ハウスHD(1873)、ビールの株主優待を変更! 従来は1000株で銀河高原ビール12本がもらえたが、今後は4種類の「カレー」ギフトセットに変更へ!

 ちなみに、カレーと言えばロングライフホールディング(4355)も「カレーがもらえる10月の株主優待株」として人気が高かったが、今期から株主優待の権利獲得条件を大幅に変更。200株以上が必要になり、しかも今期は1年以上、2020年以降は2年以上の継続保有が必要になる(ただし、もらえるカレーの個数は4個⇒8個に倍増)。今から株を保有しても、株主優待の権利を獲得してカレーがもらえるのは2021年と、かなり先になる。そう考えると、日本ハウスホールディングスでカレーがもらえるようになって、ちょうどよかったかも!?
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ロングライフホールディング、カレーがもらえる株主優待を変更! 権利獲得には2単元以上、保有期間1年以上が必須条件に!

 ナッツやドライフルーツ、ビスケット、マロングラッセなど、15品(前回実績)もの食品の詰め合わせがもらえる正栄食品工業(8079)も、株主優待品の額面は公表していない。しかし、前回の株主優待の内容を独自に金額計算したところ、少なくとも約5000円分にはなりそうで、年2回で計算すると株主優待利回りは3%を超える。配当利回りと合計すると4.5%以上になり、こちらも高利回り銘柄と言えそうだ。
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 生花がもらえるというユニークな株主優待を実施しているのがアートグリーン(3419)。テーブルなどにも飾れるミディサイズの胡蝶蘭は、花が好きという人には人気がある。無配だが、株主優待利回りは3.21%となかなかの高利回りだ。ただし、名証セントレックス銘柄で、流動性があまり高くない点には注意しておきたい。

 萩原工業(7856)は、今回取り上げた6銘柄の中で唯一、複数の選択肢から欲しいものを選べる方式。選択肢は100株と1000株以上でそれぞれ3つずつと少ないが、長期保有優遇制度もあって、3年以上にわたって継続保有すれば、株主優待品の額面が2倍に増額される。今期の株主優待の内容はすでに発表ずみで、100株の場合は、昨年同様マスキングテープ、お花見やキャンプなどで使える敷物(和みシート)、1000円分の「QUOカード」の3つの選択肢が用意されている。

 最後に、2019年10月の権利確定日と権利付き最終売買日を確認しよう。10月末が権利日の銘柄は、2営業日前の29日(火)が最終売買日となる。ただし、オリバー(7959)は実質的な権利日が18日(金)で、最終売買日は16日(水)となる。また、日本ハウスホールディングス(1873)トーエル(3361)のように、株主優待の獲得には複数単元が必要な銘柄もあるので、気になる銘柄がある人は最終売買日と必要単元数をしっかり確認して、確実に株主優待をゲットしよう!