株主優待【新設・変更・廃止】最新ニュース[2019年]
2017年9月22日 ザイ・オンライン編集部

新京成電鉄(9014)、株主優待の内容を変更!
株式併合と単元株数の変更に伴う配布基準の見直しに
加えて、投資額が従来の半分で済む配布基準を新設!

新京成電鉄株式会社が、株主優待の内容を変更すると2017年9月21日に発表した。

新京成電鉄の株主優待新京成電鉄は、千葉県北西部中心に展開する鉄道事業の他、グループ会社のバス事業として船橋新京成バス・松戸新京成バス・習志野新京成バスを運営。
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 従来、新京成電鉄の株主優待は、9月末と3月末時点の株主を対象に実施されており、優待内容は「1000株以上保有する株主に、保有株式数に応じて、新京成電鉄の電車で利用できる『優待乗車証』『優待パス(電車全線パス)』『優待パス(電車・自動車共通全線パス)』贈呈」というものだった。

 今後も内容に大きな変更はないが、2017年10月1日を効力発生日とする「株式併合(5株⇒1株に併合)」と「単元株式数の変更(1000株⇒100株)」に伴って、株主優待の配布基準が変更になり、同時に株主優待の権利を獲得するのに必要な最低投資額が従来の半額で済む配布基準を新設することになった。

 具体的には、従来「1000株以上」「5000株以上」「1万株以上」「1万5000株以上」「2万1000株以上」「3万9000株以上」という基準だったが、変更後は「100株以上」「200株以上」「1000株以上」「2000株以上」「3000株以上」「4200株以上」「7800株以上」となる。株式併合が実施される影響で、配布基準が従来の5分の1となっており、すでに保有している株主の場合は優待内容に変更はない。「100株以上200株未満」が今回の変更で新設された配布基準となる。

 この株主優待の変更は、2018年3月31日時点の株主名簿に記載または記録された株主から適用される。2017年9月末時点の株主に実施される株主優待に関しては、これまでの配布基準で贈呈される。

新京成電鉄の株主優待制度の変更前と変更後

 (変更前) ※5株⇒1株の株式併合と、1000株⇒100株の単元株変更前
 基準日  保有株式数  株主優待内容
 9月末/
 3月末
 1000株以上  優待乗車証5枚(×年2回)
 5000株以上  優待乗車証15枚(×年2回)
 1万株以上  優待乗車証30枚(×年2回)
 1万5000株以上  優待乗車証45枚(×年2回)
 2万1000株以上  優待パス(電車全線パス)1枚(×年2回)
 3万9000株以上  優待パス(電車・自動車共通全線パス)1枚(×年2回)
 (変更後) ※5株⇒1株の株式併合と、1000株⇒100株の単元株変更後
 基準日  保有株式数  株主優待内容
 9月末/
 3月末
 100株以上  優待乗車証2枚(×年2回)(※1)
 200株以上  優待乗車証5枚(×年2回)
 1000株以上  優待乗車証15枚(×年2回)
 2000株以上  優待乗車証30枚(×年2回)
 3000株以上  優待乗車証45枚(×年2回)
 4200株以上  優待パス(電車全線パス)1枚(×年2回)(※2)
 7800株以上  優待パス(電車・自動車共通全線パス)1枚(×年2回)(※3)
 詳細   優待品は、3月株主への発送は6月中旬、有効期間は7月1日~12月31日。
 9月株主への発送は12月中旬、有効期間は1月1日~6月30日。
 (※1)1枚1乗車(片道)有効の回数券方式。

 新京成電鉄電車全線で利用可能。バスには利用不可。
 (※2)持参人1名が利用可能な定期券方式。新京成電鉄電車全線で利用可能。バスには利用不可。
 (※3)持参人1名が利用可能な定期券方式。新京成電鉄電車全線と
 船橋新京成バス鎌ヶ谷営業所・船橋新京成バス習志野営業所・
 松戸新京成バスの各路線(深夜急行バス、コミュニティバス等を除く)
 で利用可能。深夜バス利用時は割増運賃がかかる。

新京成電鉄の株主優待は、優待乗車証や優待パスで、利用する区間によって金額が変わるので株主優待利回りの換算は難しい。しかし、今回の株主優待の変更は、基本的に株式併合と単元株数の変更によるもので、従来1000株以上を保有していた株主にとっては、株主優待の内容は変わらず、損も得もしないことになる。

 ただし、変更後は100株(株式併合前の0.5単元=500株)から株主優待の対象となるため、従来の必要投資額の半額で株主優待の権利が獲得できることになった。新京成電鉄を利用する人にとっては、実用性の高い優待乗車証・パスがもらえる役立つ株主優待なので、投資のハードルが下がって注目度が上がりそうだ。

 なお、新京成電鉄は千葉県を地盤とし、津田沼と松戸間をつなぐ路線など、鉄道事業を展開する企業。グループ企業が手掛ける事業に、バス事業、不動産管理、駐輪場運営、駐車場運営などがある。2017年7月28日に発表した2018年3月期第1四半期の連結業績は、すべて前年同期比で売上高は3.8%減、営業利益が2.6%減、経常利益が4.5%減。通期の予想も減収減益の見通し。

■新京成電鉄
業種 コード 市場 権利確定月
陸運業 9014 東証1部 9月/3月
株価(終値) 単元株数
(※2017年9月現在)
最低投資金額 配当利回り
419円 1000株 41万9000円 1.43%
※株価などのデータは2017年9月22日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。