桐谷さんの株主優待銘柄[2019年]
2017年9月22日 ザイ・オンライン編集部

株主優待名人・桐谷さんの「理論株価」活用法とは?
株主優待+配当利回り15%超のオートウェーブなど、
「桐谷理論」で発掘した割安&高利回りな4銘柄を紹介

株主優待名人の桐谷広人さんも、ダイヤモンド・ザイの人気企画「理論株価」を投資に活用していた! 桐谷さん流の「理論株価」活用術で発掘した、割安&高利回りな最強の株主優待株を紹介!

ダイヤモンド・ザイでは、恒例の「理論株価」特集が別冊付録となってパワーアップ! 「上場全3650銘柄の最新理論株価」を公開しており、上場企業の株価が「割安」なのか「割高」なのかを一目で判断できるので注目だ。

今回は、「理論株価」を投資に活用しているという、株主優待名人・桐谷さんの銘柄発掘法と、桐谷さん流の「理論株価」活用術で見つけた割安&高利回りな株主優待株4銘柄をピックアップして紹介!

理論株価の小冊子化は、桐谷さんの愛の結晶!?

桐谷さんは理論株価をコピーして冊子にして保管している!桐谷広人さん
1949年生まれの元プロ棋士。株主優待の投資法はもちろん、その使いこなしっぷりがTV等で話題に。

「昔は限られた銘柄だけだったけど、全銘柄が載るようになってね。毎月載ってたときもあったけど、数年前から3カ月ごとの掲載になったよね」

 昔のダイヤモンド・ザイの理論株価について熱く語ってくれているのは、ダイヤモンド・ザイでもおなじみ、株主優待名人の桐谷広人さん。ダイヤモンド・ザイが理論株価を掲載しはじめたときから、ずっと活用しているという。

 しかも、理論株価だけを抜き出して保管したい、どこでも見たいと、毎回コピーをして小冊子を自作するほど、桐谷さんにとって理論株価は重要な情報なのだ。

桐谷さんが理論株価をコピーする理由コピーするもう1つの理由は「白黒だと蛍光ペンの色が映えるから」なのだそう。

 今回、そんな桐谷さんの声を形にしたのが、ダイヤモンド・ザイの別冊付録。持ち運べるし、保管しやすいし、メモも書きこみやすいはず。ぜひ使い倒してくださいね!

 では、桐谷さんの理論株価の活用法に迫ろう。誌面でよく紹介するのは、最終チェックとしての使い方だ。高利回り、年初来安値などの理由で銘柄を見つけてから、買うかどうかの判断材料にしている。割安なら買うし、割高なら買わないのだ。

 ほかの使い方を尋ねると、「今は忙しくてやれてないですが」という断りの上、他の方法を教えてくれた。

理論株価で割安な株を選別して、利回りをチェック!

 そのやり方では、まずはじめに、理論株価が割安な株を選び出す。

「昔のダイヤモンド・ザイでは、75%以上割安な株に、赤帯が敷いてあったんです。それを目安にコードをメモして、すべての利回りを調べました」(桐谷さん)

 そうやって「株主優待+配当利回り」と「配当だけ」のランキングを作成し、上位の株を買う検討に入る。その検討方法が、証券会社2社の理論株価もチラ見すること。2つともが揃って割高と言っていたら、買いを断念することもあるという。念には念を入れるのが桐谷さんの流儀なのだ。この手法で買った株で、当時、数十銘柄は儲けたという。

「割安だからという理由で株を買うと、損はあまりしないですが、そのままずっと低迷することも多いです。でも高利回りなものを選んでいるので、それなら、ただ持っていればいいので気が楽」(桐谷さん)

 桐谷さんの手法を検証すべく選んだのが、「ビックカメラ(3048)」だ。

 「ビックカメラ」をダイヤモンド・ザイ2013年5月号では、83%も割安な銘柄として紹介している。株主優待+配当利回りは約9%と、桐谷さんの条件どおりだ。その後の値動きは見てのとおり。一時は約4倍の1641円、今でも3倍の1312円を維持している。

理論株価+利回りで、自分だけの最強株を探せ!

「桐谷理論」で発掘した、割安&高利回り株 ベスト4
順位 株主優待+
配当利回り
株価(9/4) 理論株価 割安度 最新の株価
1位  オートウェーブ(東J・2666)
15.65% 115円 275円 -58%
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【株主優待内容】割引券/100株:3枚、500株:18枚
2位  RVH(東2・6786)
14.04% 570円 1376円 -59%
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【株主優待内容】ミュゼプラチナム&たかの友梨割引券セット/100株:8000円相当、500株:2万2000円相当
3位  一蔵(東1・6186)
12.32% 1112円 2544円 -56%
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【株主優待内容】自社グループ割引券(和装またはウェディング)/100株:3000円~1万円相当
4位  飯田グループHD(東1・3291)
9.13% 1861円 4302円 -57%
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【株主優待内容】「江の島アイランドスパ」温泉&プール利用券(大人2750円)/100株:4枚
※株価は9月4日時点。

 そんな「桐谷理論」を真似すべく作ったのが上の表だ。まず、割安な株を選ぶ。今回は割安度50%以上のものに限った。そして「株主優待+配当利回り」が高い順に上から並べた。

 1位は「オートウェーブ(2666)」。車検やカー用品の会社で、300円の割引券(2000円以上で1枚利用可)がもらえる。2位の「RVH(6786)」、3位の「一蔵(6186)」も株主優待の利回りはいいが、割引券なので頻繁に通えて使いきれる人がいい。

 ただし「一蔵」は、「株主優待+配当利回り」のうちの配当利回りが3.33%と非常に高いので、純粋な配当狙いでもアリ。日帰り旅行やちょっとした娯楽に行くアテがあるなら4位の「飯田グループHD(3291)」もおすすめ。富士山と湘南の海が一望できる「江の島アイランドスパ」の入場券で人気の高い株主優待だ。「一蔵」同様、配当利回りが3.22%と高い点もうれしい。

 このように割安度や利回りの水準を変えつつうまく組み合わせて、独自の最強株を探してみよう。

 今回は「桐谷理論」で発掘した株主優待+配当利回りランキング上位4銘柄を抜粋したが、発売中のダイヤモンド・ザイ11月号では、12位まで掲載しているのでチェックしてみてほしい。

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