株主優待【新設・変更・廃止】最新ニュース[2019年]
2017年9月21日 ザイ・オンライン編集部

新晃工業、株主優待を変更! 1年以上の長期保有を
優遇する制度を導入する一方、1年未満の短期保有では
株主優待利回りが3分の1に大幅ダウンすることに!

新晃工業株式会社は、株主優待の内容や配布基準を変更すると2017年9月20日に発表した。

新晃工業の株主優待新晃工業は業務用空調機器と関連事業を手掛ける会社。中国やタイなどアジアでも事業を展開する。
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新晃工業の株主優待は、従来、毎年3月末時点の株主を対象に実施されており、内容は「100株(1単元)以上保有する株主を対象に、グルメ商品や社会貢献ギフトなどの商品を選択できるカタログギフト(3000円相当)を贈呈」というものだった。

 今後は、以下の3点が変更される。

(1)配布基準が、従来の「100株以上」から、「100株以上」「1000株以上」の2段階となる。
(2)継続保有期間1年以上の株主への長期保有優遇制度が新設される。
(3)保有株式数と保有期間に応じて、株主優待品の内容が「図書カード」「カタログギフト」となる。

 この株主優待の変更は、2018年3月末時点の株主に適用される。

新晃工業の株主優待の変更前と変更後は?

(変更前)
 基準日  保有株式数  株主優待内容
 3月末  100株以上  カタログギフト掲載商品3000円相当
(変更後)
 基準日  保有株式数  株主優待内容
 3月末  100株以上
 1年未満保有
 図書カード1000円相当
 100株以上
 1年以上保有
 カタログギフト掲載商品3000円相当
 1000株以上
 1年以上保有(※1)
 カタログギフト掲載商品5000円相当
 詳細   ※発送時期は、6月下旬予定。
 (※1)「1年以上保有」とは、毎年3月31日及び9月30日現在の株主名簿に100株以上の
 保有を同一株主番号で3回以上連続で記載または記録されることを指す。
 継続保有期間の判定は、2018年3月31日の基準日から過去に遡って行われる。

新晃工業の株主優待の利回りは?

新晃工業の2017年9月21日時点の株価(終値)は1785円なので、株主優待利回りは以下のようになる。

 【変更前】
 (100株保有の場合)
 投資金額:100株×1785円=17万8500円
 優待内容:カタログ商品3000円分
 株主優待利回り=3000円÷17万8500円×100=1.68%

 【変更後】
 (100株・1年未満保有の場合)
 投資金額:100株×1785円=17万8500円
 優待内容:図書カード1000円分
 株主優待利回り=1000円÷17万8500円×100=0.56%

 (100株・1年以上保有の場合)
 投資金額:100株×1785円=17万8500円
 優待内容:カタログ商品3000円分
 株主優待利回り=3000円÷17万8500円×100=1.68%

 (1000株・1年以上保有の場合)
 投資金額:1000株×1785円=178万5000円
 優待内容:カタログ商品5000円分
 株主優待利回り=5000円÷178万5000円×100=0.28%

新晃工業の株主優待は、肉やフルーツ、スイーツなどのグルメ商品や社会貢献ギフトなどから自分で好きな商品を選択できる「カタログギフト」と、今回の変更によって新たに導入される「図書カード」。今回の変更では100株以上を1年以上継続保有する株主への株主優待はカタログギフト3000円相当と従来の内容と同じで利回りも変わらず、1000株以上を1年以上継続保有する株主への株主優待はカタログギフト3000円相当⇒5000円相当に拡充されることになった。ただし、継続保有期間が1年未満の場合はカタログギフト3000円から図書カード1000円へと大幅に減額され、利回りも1.68%から0.56%にダウンする「改悪」となる結果となった。

 なお、新晃工業は業務用空調機器の開発・設計・販売を行う企業。2017年8月7日に発表された2018年3月期第1四半期の連結業績は、すべて前年同期比で、売上高が9.6%減、営業利益が47.7%減、経常利益が40.5%減、四半期純利益が36.2%減。空調機の全国出荷台数の減少が響いた。通期では増収増益予想。

■新晃工業
業種 コード 市場 権利確定月
機械 6458 東証1部 3月末
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り
1785円 100株 17万8500円 2.02%
※株価などのデータは2017年9月21日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。