株主優待【新設・変更・廃止】最新ニュース[2019年]
2017年8月30日 ザイ・オンライン編集部

海帆(3133)、株主優待拡充で優待利回り5%超え!
「食事優待券」の増額に加え、「食事20%割引券」も
追加される大幅拡充で株価は一時ストップ高まで急騰

 外食チェーンを展開する株式会社海帆(かいはん)は、株主優待の内容を拡充すると、2017年8月28日に発表した。

海帆の株主優待海帆は、東海地方を中心に飲食店を展開する会社。食堂、居酒屋、ラーメン店、イタリアンなどさまざまなジャンルで出店している。
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海帆の株主優待は、従来年2回、毎年9月末と3月末時点の株主を対象に実施されており、内容は「100株(1単元)以上保有する株主に、保有株数に応じて(1)自社店舗で利用できる『食事優待券』、または(2)『全国共通おこめ券』のいずれかを贈呈」というものだった。

 今後はそれぞれ以下のように変更される。

(1)の「食事優待券」の優待
⇒贈呈される額面が増加。従来は100株以上保有で1500円相当(×年2回)、200株以上の保有で3000円相当(×年2回)だったが、今後は
100株以上の保有で2000円相当(×年2回)、200株以上の保有で4000円相当(×年2回)となる。さらに、追加で「食事20%割引券」も贈呈される。

(2)のおこめ券の株主優待
⇒200株以上保有の株主に関しては、従来は「おこめ券3㎏分(×年2回)」が贈呈されていたが、今後は「おこめ券4㎏分(×年2回)」へと変更される。

 この株主優待の変更は、2017年9月末時点の株主名簿に記載または記録された株主から適用される。

海帆の株主優待制度の変更前と変更後は?

(変更前)
 基準日  保有株式数  株主優待内容
 9月末/
 3月末
 100株以上  ※以下より1つを選択
(1)食事優待券1500円分(×年2回)

(2)全国共通おこめ券2kg分(×年2回)
 200株以上  ※以下より1つを選択
(1)食事優待券3000円分(×年2回)
(2)全国共通おこめ券3kg分(×年2回)
 詳細  ※優待品は、毎年10月下旬頃及び毎年6月初旬頃に発送される返信用ハガキに記載し、
  期日までに返送すると贈呈される仕組み。 期日までに返送がない場合は、食事優待券となる。
  優待品は、9月末の株主へは12月上旬、3月末の株主へは7月中旬に発送予定。
  食事優待券とおこめ券の併用は不可。
(変更後)
 基準日  保有株式数  株主優待内容
 9月末/
 3月末
 100株以上  ※(1)(2)のどちらかを選択
(1)自社系列店舗で利用できる以下の食事券
 ・食事優待券2000円分(×年2回)

 ・食事割引券(20%引)10枚(×年2回)
(2)全国共通おこめ券2kg分(×年2回)
 200株以上  ※(1)(2)のどちらかを選択
(1)自社系列店舗で利用できる以下の食事券
 ・食事優待券4000円分(×年2回)

 ・食事割引券(20%引)10枚(×年2回)
(2)全国共通おこめ券4kg分(×年2回)
 詳細  ※優待品は、毎年10月下旬頃及び毎年6月初旬頃に発送される返信用ハガキに記載し、
  期日までに返送すると贈呈される仕組み。 期日までに返送がない場合は、食事優待券となる。
  優待品は、9月末の株主へは12月上旬、3月末の株主へは7月中旬に発送予定。
  食事優待券は他の割引券との併用は不可。食事割引券は他の割引券との併用や、
  他イベントでの利用は不可。

海帆の株主優待の利回りはどうなる?

海帆の2017年8月30日時点の株価(終値)は748円なので、株主優待利回りは以下のようになる(※年2回、株主優待を受け取ると仮定。優待内容は(1)を選んだものとして、変更後も「食事優待券」のみで計算)。

【変更前】
(100株保有の場合)
投資金額:100株×748円=7万4800円
優待品:3000円分
株主優待利回り=3000円÷7万4800円×100=4.01%

(200株保有の場合)
投資金額:200株×748円=14万9600円
優待品:6000円分
株主優待利回り=6000円÷14万9600円×100=4.01%

【変更後】
(100株保有の場合)
投資金額:100株×748円=7万4800円
優待品:4000円分
株主優待利回り=4000円÷7万4800円×100=5.34%

(200株保有の場合)
投資金額:200株×748円=14万9600円
優待品:8000円分
株主優待利回り=8000円÷14万9600円×100=5.34%

海帆の株主優待は、増額された「食事優待券」と新たに追加された「食事割引券(20%割引券)」に関しては、「昭和食堂」「えびすや」など、同社の運営する飲食店で利用できる。「全国共通おこめ券」よりは「食事優待券」+「食事割引券(20%割引券)」のほうが利回りが高いので、同社の飲食店を利用することがあるなら「食事優待券」+「食事割引券(20%割引券)」を選択するべきだろう。今回の変更により、株主優待利回りは5%超えの高水準になったことから、株主優待の拡充を発表した翌日の29日にはストップ高になるなど株価が急騰している。

 なお、海帆は、「昭和食堂」「えびすや」など駅前及びロードサイド居酒屋を中心に展開する会社。2017年8月10日に発表した2018年3月期第1四半期の連結業績は、前年同期比で売上高4.4%増。通期では増収増益を予想している。

■海帆
業種 コード 市場 権利確定月
小売業 3133 東証マザーズ 9月末/3月末
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り
748円 100株 7万4800円 0.53%
※株価などのデータは2017年8月30日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。