株主優待【新設・変更・廃止】最新ニュース[2019年]
2017年8月28日 ザイ・オンライン編集部

サンリオ(8136)、株主優待の内容を一部変更!
ピューロランドなどテーマパーク優待券は変わらず、
株主限定品⇒店舗優待券(1000~2000円)に変更!

 株式会社サンリオは、株主優待の内容を変更すると、2017年8月25日に発表した。

サンリオの株主優待サンリオは、キャラクターグッズの企画・販売・ライセンス管理などを行う会社。
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サンリオの株主優待は、年2回、9月末と3月末時点の株主に対して実施されており、従来の内容は「100株(1単元)以上保有する株主に、保有株式数に応じてサンリオピューロランド(東京都多摩市)とハーモニーランド(大分県速見郡)で使える『テーマパーク共通優待券』およびキャラクターグッズなどの『株主限定商品』を贈呈」というものだった。

 今後もテーマパーク共通優待券の優待に関しては変更はないが、株主限定商品が廃止され、代わりにサンリオ店舗またはオンラインショップで利用できる「店舗優待券」が保有株数に応じて贈呈される。

 新しくサンリオの株主優待に加わった店舗優待券は1枚1000円相当で、サンリオショップ(直営店のみ)またはオンラインショップどちらかで1回限り利用可能。保有株数100株以上~1000株未満は1枚(×年2回)、1000株以上は2枚(×年2回)が贈呈される。なお、有効期限は2017年9月末の株主に贈呈される分に関しては、受け取った日から2018年7月31日までとなる。

 この株主優待の変更は、2017年9月末時点の株主名簿に記載または記録された株主から適用される。

サンリオの株主優待制度の変更前と変更後は?

(変更前)
 基準日  保有株式数  株主優待内容
 9月末/
 3月末
 100株以上  ◆テーマパーク共通優待券3枚(×年2回)(※1)
 ◆株主限定商品1点(×年2回)(※2)
 500株以上  ◆テーマパーク共通優待券6枚(×年2回)
 ◆株主限定商品1点(×年2回)
 1000株以上  ◆テーマパーク共通優待券8枚(×年2回)
 ◆株主限定商品2点(×年2回)
 4000株以上  ◆テーマパーク共通優待券10枚(×年2回)
 ◆株主限定商品2点(×年2回)
 1万株以上  ◆テーマパーク共通優待券12枚(×年2回)
 ◆株主限定商品2点(×年2回)
 5万株以上  ◆テーマパーク共通優待券15枚(×年2回)
 ◆株主限定商品2点(×年2回)
 10万株以上  ◆テーマパーク共通優待券20枚(×年2回)
 ◆株主限定商品2点(×年2回)
 詳細  (※1)サンリオピューロランドとハーモニーランドにて利用可能。
 (※2)ハローキティなどのキャラクターグッズで、毎回変更される。
(変更後)
 基準日  保有株式数  株主優待内容
 9月末/
 3月末
 100株以上  ◆テーマパーク共通優待券3枚(×年2回)(※1)
 ◆店舗優待券1000円×1枚(×年2回)(※2)
 500株以上  ◆テーマパーク共通優待券6枚(×年2回)
 ◆店舗優待券1000円×1枚(×年2回)
 1000株以上  ◆テーマパーク共通優待券8枚(×年2回)
 ◆店舗優待券1000円×2枚(×年2回)
 4000株以上  ◆テーマパーク共通優待券10枚(×年2回)
 ◆店舗優待券1000円×2枚(×年2回)
 1万株以上  ◆テーマパーク共通優待券12枚(×年2回)
 ◆店舗優待券1000円×2枚(×年2回)
 5万株以上  ◆テーマパーク共通優待券15枚(×年2回)
 ◆店舗優待券1000円×2枚(×年2回)
 10万株以上  ◆テーマパーク共通優待券20枚
 ◆店舗優待券1000円×2枚
 詳細 (※1)サンリオピューロランドとハーモニーランドにて利用可能。
(※2)サンリオショップ(直営店のみ)またはオンラインショップの
    どちらかで1回限り使用可能。2017年9月分については、
    有効期限は受け取った日から2018年7月31日まで。

サンリオの株主優待の利回りはどうなる?

サンリオの株主優待は、テーマパーク共通優待券をどれだけ利用するかによって、株主優待利回りが大幅に変わってくる。保有株式数が多いと年間で最大20枚もらえるが、使い切れない可能性も高そうだ。

 仮に、100株を保有していて、テーマパーク優待券はすべてサンリオピューロランドで利用したものと仮定し(休日・当日窓口購入の大人のパスポート代金3800円で計算)、さらに店舗優待券も合算して、2017年8月28日時点の株価(終値)2010円で変更後の株主優待利回りを試算すると、以下のようになる(※年2回優待を受けると仮定)。

【変更後】
(100株保有の場合)
投資金額:100株×2010円=20万1000円
優待品:合計2万4800円
株主優待利回り=2万4800円÷20万1000円×100=12.33%
※テーマパーク招待券を加味せず、店舗優待券だけで利回りを計算すると、
0.99%となる。

 今回発表された株主優待内容の変更前、サンリオ株主優待では、株主限定商品が贈呈されており、それを楽しみにしていた株主も多かったかもしれない。今回の変更に対する受け止め方は、株主によって異なると思われ、改善とも改悪とも言えないだろう。ただし、サンリオによれば、今回の変更は「当社商品の選択範囲を広げることにより、投資魅力の一層の向上を目的として」いるとのことだ。

 なお、サンリオは、「ハローキティ」「シナモロール」など各種キャラクター商品の企画・販売、ライセンス管理などを行う会社。エンターテイメント事業としてサンリオピューロランドやハーモニーランドの運営も手掛ける。2017年8月1日に発表した2018年3月期第1四半期の連結業績は、すべて前年同期比で売上高10.5%減、営業利益37.0%減、経常利益25.9%減、四半期純利益18.4%減。サンリオピューロランドは入場者増により売上増となったが、欧米での商品ライセンス収入の減少に加え、円高による為替の換算の影響により減収減益に。通期では増収増益の見通し。

■サンリオ
業種 コード 市場 権利確定月
卸売業 8136 東証1部 9月末/3月末
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り
2010円 100株 20万1000円 3.98%
※株価などのデータは2017年8月28日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。