株主優待【新設・変更・廃止】最新ニュース[2019年]
2017年8月27日 ザイ・オンライン編集部

池田泉州ホールディングス、株主優待を一部変更!
1万株以上の株主は優待拡充となる一方、優待による
定期預金の上乗せ金利が0.3%⇒0.1%にダウン!

 株式会社池田泉州ホールディングスは、株主優待の内容を一部変更すると、2017年8月23日に発表した。

池田泉州ホールディングスの株主優待池田泉州ホールディングスは、関西を地盤とする池田銀行と泉州銀行が経営統合して誕生。大阪府に本社を置く。
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池田泉州ホールディングスの株主優待は、従来「200株(2単元)以上保有する株主に、保有株式数に応じて(1)1年もの定期預金の金利優遇(店頭金利に年0.3%上乗せ)または(2)カタログギフトを贈呈(どちらかを贈呈)」というもの。さらに、「2000株以上を3年以上継続保有の株主を対象に、(2)のカタログギフトの贈呈額を上乗せ」というものだった。

 なお、定期預金優遇が受けられるのは、池田泉州銀行の全店舗窓口、インターネット支店・ダイレクト支店のテレホンバンキング。

 今後は以下の2点が変更となる。

(1)定期預金「スーパー定期」または「スーパー定期300」(1年)金利上乗せが、年0.3%⇒0.1%となる
※それぞれの店頭表示金利に年0.1%上乗せ。預入可能な額は10万円以上500万円以下。

(2)1万株以上保有する株主には、(1)カタログギフト(2)定期預金の金利上乗せの両方が贈呈されるようになる(従来はどちらかを選択)。

 この株主優待の変更は、2018年3月末時点の株主名簿に記載または記録された株主から適用される。

池田泉州ホールディングスの株主優待制度の変更前と変更後は?

(変更前)
 基準日  保有株式数  保有期間  株主優待内容
 3月末  200株以上  3年未満  定期預金(1年・預入上限500万円)の金利上乗せ
+0.3%
 2000株以上  3年未満  ※以下のいずれかを選択
 (1)カタログギフト2000円相当
 (2)定期預金(1年・預入上限500万円)の金利上乗せ
 (+0.3%
 3年以上
(※1)
 ※以下のいずれかを選択
 (1)カタログギフト3000円相当
 (2)定期預金(1年・預入上限500万円)の金利上乗せ
 (+0.3%
 6000株以上  3年未満  ※以下のいずれかを選択
 (1)カタログギフト3000円相当
 (2)定期預金(1年・預入上限500万円)の金利上乗せ
 (+0.3%
 3年以上  ※以下のいずれかを選択
 (1)カタログギフト5000円相当
 (2)定期預金(1年・預入上限500万円)の金利上乗せ
 (+0.3%
 1万株以上  3年未満  ※以下のいずれかを選択
 (1)カタログギフト5000円相当
 (2)定期預金(1年・預入上限500万円)の金利上乗せ
 (+0.3%
 3年以上  ※以下のいずれかを選択
 (1)カタログギフト1万円相当
 (2)定期預金(1年・預入上限500万円)の金利上乗せ
 (+0.3%
 詳細 (※1)「3年以上保有の株主」とは、直近の3月31日を基準として、
 3年間継続して(毎年3月31日及び9月30日現在の株主名簿に7回以上)
 同一株主番号で記載された株主を指す。
(変更後)
 基準日  保有株式数  保有期間  株主優待内容
 3月末  200株以上  3年未満  定期預金(1年・預入上限500万円)の金利上乗せ
+0.1%
 2000株以上  3年未満  ※以下のいずれかを選択
 (1)カタログギフト2000円相当
 (2)定期預金(1年・預入上限500万円)の金利上乗せ
 (+0.1%
 3年以上
(※1)
 ※以下のいずれかを選択
 (1)カタログギフト3000円相当
 (2)定期預金(1年・預入上限500万円)の金利上乗せ
 (+0.1%
 6000株以上  3年未満  ※以下のいずれかを選択
 (1)カタログギフト3000円相当
 (2)定期預金(1年・預入上限500万円)の金利上乗せ
 (+0.1%
 3年以上  ※以下のいずれかを選択
 (1)カタログギフト5000円相当
 (2)定期預金(1年・預入上限500万円)の金利上乗せ
 (+0.1%
 1万株以上  3年未満  ※以下の両方を受け取れる
 ◆カタログギフト5000円相当
 ◆定期預金(1年・預入上限500万円)の金利上乗せ
 (+0.1%
 3年以上  ※以下の両方を受け取れる
 ◆カタログギフト1万円相当
 ◆定期預金(1年・預入上限500万円)の金利上乗せ
 (+0.1%
 詳細 (※1)「3年以上保有の株主」とは、直近の3月31日を基準として、
 3年間継続して(毎年3月31日及び9月30日現在の株主名簿に7回以上)
 同一株主番号で記載された株主を指す。

池田泉州ホールディングスの株主優待の利回りはどうなる?

池田泉州ホールディングスの2017年8月25日時点の株価(終値)は410円なので、株主優待利回りは以下のようになる(※金利優遇の優待は利回りの計算が難しいため、2000株以上の保有で、カタログギフトを選択した場合の利回りを試算)。

(2000株保有の場合 ※継続保有期間3年未満)
投資金額:2000株×410円=82万円
優待品:2000円相当
株主優待利回り=2000円÷82万円×100=0.24%

(2000株保有の場合 ※継続保有期間3年以上)
投資金額:2000株×410円=82万円
優待品:3000円相当
株主優待利回り=3000円÷82万円×100=0.36%

(6000株保有の場合 ※継続保有期間3年未満)
投資金額:6000株×410円=246万円
優待品:3000円相当
株主優待利回り=3000円÷246万円×100=0.12%

(6000株保有の場合 ※継続保有期間3年以上)
投資金額:6000株×410円=246万円
優待品:5000円相当
株主優待利回り=5000円÷246万円×100=0.20%

(1万株保有の場合 ※継続保有期間3年未満)
投資金額:1万株×410円=410万円
優待品:5000円相当
株主優待利回り=5000円÷410万円×100=0.12%

(1万株保有の場合 ※継続保有期間3年以上)
投資金額:1万株×410円=410万円
優待品:1万円相当
株主優待利回り=1万円÷410万円×100=0.24%

池田泉州ホールディングスの株主優待は、定期預金の金利優遇と地域特産品などが掲載されたカタログギフト。今回の優待内容の変更により、1万株以上保有する株主は、定期預金の金利優遇とカタログギフトの両方がもらえることになったので魅力は増した。しかし、定期預金の金利優遇は0.3%⇒0.1%と下がったため、池田泉州銀行に口座を持つ200株以上2000株未満保有の株主にとっては株主優待内容の改悪となってしまったと言えるだろう。

 なお、池田泉州ホールディングスは、2010年に池田銀行と泉州銀行が経営統合して誕生した池田泉州銀行を傘下に置く持株会社。2017年7月31日に発表した2018年3月期第1四半期の連結業績は、すべて前年同期比で経常収益37.3%増、経常利益58.9%減、四半期純利益63.6%減。マイナス金利による利ザヤの縮小などが影響し、2018年3月期の通期では最終減益を予想。

■池田泉州ホールディングス
業種 コード 市場 権利確定月
銀行業 8714 東証1部 3月末
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り
410円 100株 4万1000円 3.66%
※株価などのデータは2017年8月25日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。