株主優待【新設・変更・廃止】最新ニュース[2019年]
2017年5月13日 ザイ・オンライン編集部

広島電鉄(9033)、株主優待の内容を変更!
株式併合と単元株式数の変更によるもので、
「乗車券」「優待券」など優待内容はほぼ変わらず

広島電鉄株式会社が株主優待を一部変更すると、2017年5月9日に発表した。


広島電鉄は広島県での鉄道・バス運営を主軸とする企業。
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広島電鉄の従来の株主優待の内容は、「1000株以上保有する株主に、年2回、系列グループのホテル宿泊割引券、不動産売買仲介手数料割引券、旅行代金割引券などがセットになった『グループ優待券』、および『広島県産品などの自社指定商品』を贈呈するほか、保有株数に応じて広島電鉄グループの交通機関に無料で乗車できる回数券などを贈呈」というもの。

 今後も株主優待の基本的な内容には変更はないが、2017年9月1日を効力発生日とする「株式併合(2株⇒1株に併合)」と「単元株式数の変更(1000株⇒100株)」に伴い、株主優待の配布基準が変更される。同時に、「単元株式数の変更」に伴い、100株保有の株主優待として「広電グループ諸施設優待割引券(年2回)」が新設されることになっている。

 この株主優待の変更は、2017年9月30日時点の株主名簿に記載または記録された株主から適用される。

広島電鉄の株主優待制度の詳細

 広島電鉄の株主優待制度の詳細 株式併合と単元株変更後の詳細
 基準日  保有株式数  株主優待内容
 9月末/
 3月末
 100株以上  広電グループ諸施設優待割引券1セット(×年2回)(※1)
 500株以上  ◆広電グループ諸施設優待割引券1セット(×年2回)
 ◆自社指定商品(×年2回)
 ◆電車全線乗車券4枚(×年2回)
 1500株以上  ◆広電グループ諸施設優待割引券1セット(×年2回)
 ◆自社指定商品(×年2回)
 ◆電車全線乗車券8枚(×年2回)
 2500株以上  ◆広電グループ諸施設優待割引券1セット(×年2回)
 ◆自社指定商品(×年2回)
 ◆電車全線乗車券12枚(×年2回)
 3500株以上  ◆広電グループ諸施設優待割引券1セット(×年2回)
 ◆自社指定商品(×年2回)
 ◆電車全線乗車券16枚(×年2回)
 4500株以上  ◆広電グループ諸施設優待割引券1セット(×年2回)
 ◆自社指定商品(×年2回)
 ◆電車全線乗車券20枚(×年2回)
 5500株以上  ◆広電グループ諸施設優待割引券1セット(×年2回)
 ◆自社指定商品(×年2回)
 ◆電車全線乗車券24枚(×年2回)
 6000株以上  ◆広電グループ諸施設優待割引券1セット(×年2回)
 ◆自社指定商品(×年2回)
 ◆電車全線・広島都心部
 エリアパス乗車証1枚(×年2回)(※2)
 1万2000株以上  ◆広電グループ諸施設優待割引券1セット(×年2回)
 ◆自社指定商品(×年2回)
 ◆電車全線乗車券12枚(×年2回)
 ◆バス全線乗車証
 または電車全線・広島都心部エリアバス乗車証
 1枚(×年2回)
 1万8000株以上  ◆広電グループ諸施設優待割引券1セット(×年2回)
 ◆自社指定商品(×年2回)
 ◆電車・バス全線乗車証1枚(×年2回)
 7万5000株以上  ◆広電グループ諸施設優待割引券1セット(×年2回)
 ◆自社指定商品(×年2回)
 ◆電車・バス全線乗車証2枚(×年2回)
 15万株以上  ◆広電グループ諸施設優待割引券1セット(×年2回)
 ◆自社指定商品(×年2回)
 ◆電車・バス全線乗車証3枚(×年2回)
 詳細  (※1)マダムジョイ・広電建設・もみじ本陣・広電ボウル・広電ゴルフ
 グリーンバーズゴルフ倶楽部・ひろでん中国新聞旅行・ホテルニューヒロデン
 宮島ロープウエーの優待割引券が1セットとなる。
 (※2)電車全線・広島都心部エリアパス乗車証、電車・バス全線乗車証は記名式。
 記名者は原則、株主だが、株主が使用しない場合は、株主と同居する配偶者および
 2親等以内の親族、非同居の直系卑属(子または孫)の範囲で記名者を変更して使用可能。

広島電鉄の株主優待の利回りは、割引券や、乗車区間・利用頻度によって料金が異なる電車やバスの乗車証のため、計算は困難だ。だが、今回の株主優待の変更は、基本的に「株式併合」と「単元株数の変更」によるもので、株主優待の内容自体は変わっていない。ただし、「単元株数」が100株となったことに伴って、100株保有時の株主優待「広電グループ諸施設優待割引券」が新設された。これによって従来よりも最低投資金額が引き下げられ、株主優待を受けるためのハードルが下がったため、広島電鉄のサービスをよく利用する人は、保有を検討してみてもよさそうだ。

 なお、広島電鉄は広島県を基盤に鉄道・バス事業を展開。市街を走る路面電車は有名。交通機関のほか、不動産事業なども手掛けている。2017年5月9日に発表した2017年本決算は、運輸業や建設業は増収となったものの、流通業や不動産業、レジャー・サービス業が減収となり、すべて前期比で売上高が10.2%減、営業利益が72.9%減、経常利益が67.0%減。

■広島電鉄
業種 コード 市場 権利確定月
陸運業 9033 東証2部 9月/3月
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り
474円 1000株 47万4000円 0.85%
※株価などのデータは2017年5月12日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。