株主優待【新設・変更・廃止】最新ニュース[2019年]
2017年4月19日 ザイ・オンライン編集部

上新電機(8173)、株主優待を大幅に拡充!
株式併合と単元変更に伴って100株保有の優待新設、
さらに9月末に株主優待を新設して利回りがアップ!

 家電量販店大手の上新電機株式会社が、株主優待の内容を変更すると、2017年4月18日に発表した。

■上新電機
業種 コード 市場 権利確定月
(※変更前)
小売業 8173 東証1部 3月末
株価(終値) 単元株数
(※変更前)
最低投資金額 配当利回り
1113円 1000株 111万3000円 1.44%
※株価などのデータは2017年4月19日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。

上新電機の株主優待は、従来「3月末時点で1000株以上保有する株主を対象に、保有株数に応じて、自社運営店舗で利用できる『株主優待券』を贈呈」というものだった。


上新電機は関西地方を拠点に展開する大手家電量販店。
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 今後は、2017年10月1日を効力発生日として実施される株式併合(2株⇒1株)と、単元株数の変更(1000株⇒100株)に伴い、2018年3月から株主優待の配布基準が変更になる。

 具体的には、従来「1000株以上」「5000株以上」「1万株以上」の株主を基準に配布していたのが、変更後は「100株以上」「500株以上」「2500株以上」「5000株以上」という基準で優待が配布されるようになる。また、これまでなかった9月末時点の株主への優待も実施される。

 9月末時点の株主に対する株主優待の内容は、「全株主に株主優待券(5000円分)を贈呈」というもの。9月の株主優待は、2017年9月30日時点の株主を対象とする分から開始される。

 株主優待の配布基準の変更は、2018年3月31日時点の株主名簿に記載または記録された株主から適用される。

上新電機の株主優待制度の変更前と変更後

(変更前)
 基準日  保有株式数  保有期間  株主優待内容
 3月末  1000株以上  2年未満  株主優待券(200円)55枚(1万1000円分)
 2年以上  株主優待券(200円)55枚(1万1000円分)
 加えて30枚(6000円分)上乗せ
 5000株以上  2年未満  株主優待券(200円)110枚(2万2000円分)
 2年以上  株主優待券(200円)110枚(2万2000円分)
 加えて60枚(1万2000円分)上乗せ
 1万株以上  2年未満  株主優待券(200円)165枚(3万3000円分)
 2年以上  株主優待券(200円)165枚(3万3000円分)
 加えて90枚(1万8000円分)上乗せ
 詳細  ※「2年以上保有の株主」とは、毎年3月末現在の株主名簿に連続3回以上
 同一株主番号で記載された株主を指す。
 ※株主優待券は1回税込2000円以上の買い物につき、買い上げ金額2000円ごとに
 1枚使用可能。(※これらの点は変更後も同様)
(変更後)
 基準日  保有株式数  保有期間  株主優待内容
 3月末  100株以上  --  株主優待券(200円)10枚(2000円分)
 500株以上  2年未満  株主優待券(200円)55枚(1万1000円分)
 2年以上  株主優待券(200円)55枚(1万1000円分)
 加えて30枚(6000円分)上乗せ
 2500株以上  2年未満  株主優待券(200円)110枚(2万2000円分)
 2年以上  株主優待券(200円)110枚(2万2000円分)
 加えて60枚(1万2000円分)上乗せ
 5000株以上  2年未満  株主優待券(200円)165枚(3万3000円分)
 2年以上  株主優待券(200円)165枚(3万3000円分)
 加えて90枚(1万8000円分)上乗せ
 9月末  --  株主優待券(200円)25枚(5000円分)

上新電機の株主優待の利回りはどうなる?

上新電機の2017年4月18日時点の株価(終値)は1113円なので、変更後の株主優待利回りは以下のようになる(※保有期間は2年未満とし、変更前は3月末のみ、変更後は3月末と9月末の年2回、株主優待を受け取ったものとして試算)。

【変更前】※株式併合・単元株変更前
(1000株保有の場合)
 投資金額:1000株×1113円=111万3000円
 優待品:1万1000円相当
 株主優待利回り=1万1000円÷111万3000円×100=0.98%

(5000株保有の場合)
 投資金額:5000株×1113円=556万5000円
 優待品:2万2000円相当
 株主優待利回り=2万2000円÷556万5000円×100=0.39%

(1万株保有の場合)
 投資金額:1万株×1113円=1113万円
 優待品:3万3000円相当
 株主優待利回り=3万3000円÷1113万円×100=0.29%

【変更後】※株式併合・単元株変更後
(100株保有の場合)
 投資金額:100株×(1113円×2株=2226円)=22万2600円
 優待品:7000円相当
 株主優待利回り=7000円÷22万2600円×100=3.14%

(500株保有の場合)
 投資金額:500株×(1113円×2株=2226円)=111万3000円
 優待品:1万8000円相当
 株主優待利回り=1万8000円÷111万3000円×100=1.61%

(2500株保有の場合)
 投資金額:2500株×(1113円×2株=2226円)=556万5000円
 優待品:2万7000円相当
 株主優待利回り=2万7000円÷556万5000円×100=0.48%

(5000株保有の場合)
 投資金額:5000株×(1113円×2株=2226円)=1113万円
 優待品:3万8000円相当
 株主優待利回り=3万8000円÷1113万円×100=0.34%

上新電機の株主優待の変更は、2017年10月に実施される株式併合(2株⇒1株)と、単元株変更(1000株⇒100株)に伴うもの。従来実施されなかった9月末株主への優待が新設されたことを勘案すると、利回りは改善する。新設される株主優待は、全株主に5000円相当の株主優待券贈呈という太っ腹な内容で、魅力は高まったと言えるだろう。株式併合と単元株変更により、単純計算では以前の5分の1の水準で投資できるようになることから、株主優待を以前よりも手に入れやすくなり、注目度も上がりそうだ。

 なお、上新電機は関西地方を地盤とする家電量販店。2017年3月期の連結業績予想(通期)は、すべて前期比で売上高が2.5%増、営業利益が5.9%増、経常利益が6.4%増、当期純利益が5.6%増。白モノ家電やテレビの売れ行きが好調で、業績の上昇を後押し。

■上新電機
業種 コード 市場 権利確定月
(※変更前)
小売業 8173 東証1部 3月末
株価(終値) 単元株数
(※変更前)
最低投資金額 配当利回り
1113円 1000株 111万3000円 1.44%
※株価などのデータは2017年4月19日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。