株主優待【新設・変更・廃止】最新ニュース[2019年]
2017年2月15日 ザイ・オンライン編集部

共立メンテナンス、株主優待の内容を変更!
「1株⇒2株」の株式分割による変更に加え、
3年以上継続保有の株主に向けた優遇制度も新設

 株式会社共立メンテナンスが、「1株⇒2株」の割合で株式分割を実施することに伴い、株主優待の配布基準を変更することを2017年2月9日に発表した。さらに同日、共立メンテナンスは「長期保有優遇制度」の新設も発表している。

 

■共立メンテナンス
業種 コード 市場 権利確定月
サービス業 9616 東証1部 3月/9月
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り
7080円 100株 70万8000円 0.73%
※株価などのデータは2017年2月15日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。

 

共立メンテナンスは、全国各地で宿泊施設や学生会館などを運営する会社
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共立メンテナンスの株主優待は、従来「100株以上保有する株主に、年2回、保有株数に応じて『株主優待割引券』および『株主リゾートホテル優待券』を贈呈」という内容だった。

「株主優待券」と「株主リゾートホテル優待券」の概要は以下のとおり。

◆「株主優待割引券」共立メンテナンスおよび同社グループが運営する全国の施設で使える、「額面1000円」の優待券。各地のホテル「ドーミーイン」、リゾートホテル、スパ、学生会館、シニア施設、「季の庭」など提携先の外食施設などで利用可能。他の割引と併用できるが、金銭への引換はできず、釣銭も出ない。

◆「株主リゾートホテル優待券」共立メンテナンスが運営する全国のリゾートホテルで、平日と一部特定期間は通常料金の約30%割引、休前日などは通常料金の約10%割引になる優待券。利用可能なホテルは、「ドーミー倶楽部」「ラビスタ」「ウェルネスの森」など。別途ホテルごとに株主専用の料金・カレンダーが用意され、ホテルや季節により、割引率や1泊2食か1泊朝食といった食事設定が異なる。1枚につき1泊、1グループ大人10名まで利用でき、小学生以下は、利用人数制限に含まれない。 複数枚利用すれば連泊や10名以上での利用も可能。

2017年3月末時点では「分割前」の基準が適用される

 今後も、「株主優待割引券」と「株主リゾートホテル優待券」がもらえる点は変更なしだが、共立メンテナンスが2017年3月31日を基準日(効力発生日は4月1日)として「1株⇒2株」の株式分割を実施することに伴い、株主優待の配布基準が変更される。

 なお、今回の株式分割は2017年4月1日を効力発生日としているため、2017年3月31日を基準日とする株主優待には、今回の変更は適用されない。今回の変更が適用されるのは、2017年9月30日時点の株主からとなる。

 加えて、共立メンテナンスは、同社の株式を3年以上継続して保有する株主を対象として、「長期保有優遇制度」も新設。毎年3月末時点で3年以上継続保有する株主を対象に年1回実施するもので、従来の優待に上乗せして「株主優待割引券」が贈呈される。

 長期保有優遇制度は、2014年3月31日以前から継続して同社の株式を保有し、かつ2017年3月31日時点の株主名簿に記載または記録された株主から適用される。やはり、2017年3月31日を基準日とする長期保有株主優待制度については、株式分割前の所有株式数に応じて優待品が贈呈される。

共立メンテナンスの株主優待制度の変更前と変更後

 

(変更前※分割前)
 基準日  保有株式数  株主優待内容
 3月末/
 9月末
 100株以上  ◆株主優待割引券3枚(×年2回)
 ◆株主リゾートホテル優待券2枚(×年2回)
 300株以上  ◆株主優待割引券8枚(×年2回)
 ◆株主リゾートホテル優待券3枚(×年2回)
 500株以上  ◆株主優待割引券10枚(×年2回)
 ◆株主リゾートホテル優待券4枚(×年2回)
 1000株以上  ◆株主優待割引券25枚(×年2回)
 ◆株主リゾートホテル優待券10枚(×年2回)
 3000株以上  ◆株主優待割引券35枚(×年2回)
 ◆株主リゾートホテル優待券14枚(×年2回)
 1万株以上  ◆株主優待割引券60枚(×年2回)
 ◆株主リゾートホテル優待券20枚(×年2回)
(変更後※分割後)
 基準日  保有株式数  株主優待内容
 3月末/
 9月末
 100株以上  ◆株主優待割引券1枚(×年2回)
 ◆株主リゾートホテル優待券2枚(×年2回)
 200株以上  ◆株主優待割引券3枚(×年2回)
 ◆株主リゾートホテル優待券2枚(×年2回)
 500株以上  ◆株主優待割引券8枚(×年2回)
 ◆株主リゾートホテル優待券3枚(×年2回)
 1000株以上  ◆株主優待割引券10枚(×年2回)
 ◆株主リゾートホテル優待券4枚(×年2回)
 2000株以上  ◆株主優待割引券25枚(×年2回)
 ◆株主リゾートホテル優待券10枚(×年2回)
 5000株以上  ◆株主優待割引券35枚(×年2回)
 ◆株主リゾートホテル優待券10枚(×年2回)
 1万株以上  ◆株主優待割引券60枚(×年2回)
 ◆株主リゾートホテル優待券10枚(×年2回)

 

共立メンテナンスの長期保有優遇制度の詳細

共立メンテナンスの株主優待の変更は上記のとおりだが、加えて2017年3月31日時点の株主から、長期保有優遇が適用される。こちらも、分割前(2017年3月31日時点)と分割後(2018年3月31日以降)で多少配布基準が異なるため、紹介しておこう。

 2017年3月31日を基準日とする長期保有株主優待制度 
 基準日  保有株式数  株主優待内容
 2017年3月末  100株以上 (通常の優待に加えて)株主優待割引券1枚
 300株以上 (通常の優待に加えて)株主優待割引券3枚
 500株以上 (通常の優待に加えて)株主優待割引券4枚
 1000株以上 (通常の優待に加えて)株主優待割引券10枚
 3000株以上 (通常の優待に加えて)株主優待割引券14枚
 1万株以上 (通常の優待に加えて)株主優待割引券24枚

 

 2018年3月31日以降を基準日とする長期保有株主優待制度 
 基準日  保有株式数  株主優待内容
 2018年
 3月末以降    
 200株以上 (通常の優待に加えて)株主優待割引券1枚
 500株以上 (通常の優待に加えて)株主優待割引券3枚
 1000株以上 (通常の優待に加えて)株主優待割引券4枚
 2000株以上 (通常の優待に加えて)株主優待割引券10枚
 5000株以上 (通常の優待に加えて)株主優待割引券14枚
 1万株以上 (通常の優待に加えて)株主優待割引券24枚


共立メンテナンスの株主優待は、運営する施設で使える「株主優待割引券」「株主優待リゾート割引券」がもらえるというもの。優待利回りの算出は難しいが、対象の施設を利用する機会がある人にとってはお得な内容だ。長期保有の優遇制度も始まったため、継続保有を検討してみてもいいだろう。

 なお、共立メンテナンスはビジネスホテル「ドーミーイン」や学生寮、社員寮などを運営する企業。2017年2月9日に発表された2017年3月期第3四半期決算(累計)は、訪日観光客の増加などを背景に、売上高が前年同期比1.4%増、営業利益は12.8%増、経常利益は15.6%増。2018年3月期も前期比で経常利益12.5%増を見込む。

 

 

■共立メンテナンス
業種 コード 市場 権利確定月
サービス業 9616 東証1部 3月/9月
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り
7120円 100株 71万2000円 0.73%
※株価などのデータは2017年2月14日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。