株主優待【新設・変更・廃止】最新ニュース[2019年]
2016年11月28日 ザイ・オンライン編集部

太陽化学(2902)、30年続いた株主優待を廃止! 
毎年3月末時点の株主にグループ会社の商品が
贈呈されていたが、2017年3月末をもって廃止に

太陽化学株式会社は、毎年3月末時点の株主優待名簿に記載された株主に対して実施していた、株主優待を廃止すると2016年11月28日に発表した。たい

太陽化学が廃止する株主優待は「100株(1単元)以上保有する株主に、保有株数に応じて自社指定グループ会社商品(ヘルスケア商品など)を贈呈」というもの。

太陽化学は老舗の食品化学メーカー。
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太陽化学が株主優待を廃止する理由は「当社は、昭和61年11月の株式市場上場以来、30年間、株主様への日頃の感謝と当社へのご理解をより一層深めていただくことを目的とし、当社事業に関する株主優待制度を実施してまいりました。(中略)しかしながら、この度、公平な利益還元の観点から、慎重に検討を重ねました結果、株主の皆様へは剰余金の配当により利益還元を行なうことがより適切であると判断し、株主優待制度については廃止させていただくことといたしました」とのことだ。

太陽化学の株主優待は、すでに実施された2016年3月末の株主への贈呈を最後に、廃止される。

太陽化学が廃止する株主優待の内容の詳細

太陽化学が廃止する株主優待の内容
 基準日  保有株式数  株主優待内容
 3月末  100株以上  自社グループのヘルスケア商品
 1000株以上  自社グループのヘルスケア商品セット

太陽化学の株主優待は、サプリメントなどのヘルスケア商品が中心となっていた。ただ、金額にしていくら相当の商品が贈呈されているかは明らかにされていないため、優待利回りの算出は不可能だ。

 とはいえ、過去に100株(1単元)保有する株主に贈呈されている商品は、定価2000円程度のものが複数セットになっていたこともあり、ヘルスケア商品を好む投資家の中には、廃止を残念に思う人も多いはずだ。

 なお、太陽化学は三重県四日市市に本社を置く研究開発型食品素材メーカー。食品用乳化剤、カテキン、テアニンなどの健康食品素材などを手掛ける。アジアなど海外展開に積極的。11月7日に発表した2017年3月期第2四半期累計の連結経常利益は、前年同期比19.5%減。ただし、通期では11.6%増の予想を変更していない。年間配当は前年比12円減の見通しで、株主優待の廃止と併せて株価に影響する可能性もありそうだ。

■太陽化学
業種 コード 市場 権利確定月
食料品 2902 名証2部 毎年3月
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り
817円 100株 8万1700円 2.45%
※株価などのデータは2016年11月28日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。