株主優待【新設・変更・廃止】最新ニュース[2019年]
2016年11月8日 ザイ・オンライン編集部

味の素、自社商品を贈呈する株主優待の内容を拡充!
単元株数変更に伴い、100株(最低22万5450円)の
保有でも1000円相当の味の素商品がもらえることに!

味の素(2802)が株主優待制度を拡充すると、2016年11月8日に発表した。

味の素の従来の株主優待の内容は「1000株以上保有する株主に、3000円相当の自社グループ商品(調味料など)詰め合わせセット贈呈。1000株以上を3年以上にわたって継続保有する場合は、6000円相当の自社グループ商品贈呈(※複数の選択肢の中から選択可能)」というものだった。

味の素は調味料メーカーの国内最大手。
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 今後は従来の株主優待に加え、2016年4月からの単元株引き下げ(1000株⇒100株)に対応し、100株以上1000株未満保有する株主への株主優待が拡充される(100株以上1000株未満の株主については、長期継続保有の優待はなし)。

 今回の変更は、2017年3月末の株主名簿に記載または記録された株主から適用され、2017年8月上旬に送付される予定。なお、「継続保有3年以上」については、半期ごと(毎年9月末および3月末)の株主名簿に「同一の株主番号」で連続して7回以上記録されることが判定基準となっている。

味の素の株主優待制度の変更前と変更後

(変更前)
 基準日  保有株式数  株主優待内容
 3月末  1000株以上3年未満保有  自社グループ商品3000円相当
 1000株以上3年以上保有  自社グループ商品6000円相当
 詳細 「3年以上保有」とは、株主名簿基準日(9月30日および3月31日)の
 株主名簿に、1000株以上の保有記録が同一株主番号で7回以上連続している
 場合
を指す。
(変更後)
 基準日  保有株式数  株主優待内容
 3月末  100株以上を保有  自社グループ商品1000円相当
(長期保有による優遇はなし)
 1000株以上3年未満保有  自社グループ商品3000円相当
 1000株以上3年以上保有  自社グループ商品6000円相当
 詳細 「3年以上保有」とは、株主名簿基準日(9月30日および3月31日)の
 株主名簿に、1000株以上の保有記録が同一株主番号で7回以上連続している
 場合を指す。

味の素の株主優待の利回りはどうなる?

味の素の2016年11月8日時点の株価(終値)は2254.5円なので、変更後の株主優待利回りは以下のようになる。

100株保有の場合)
投資金額:100株×2254.5円=22万5450円
優待品:自社商品1000円相当
株主優待利回り=1000円÷22万5450円×100=0.44%

1000株保有、継続保有期間3年未満の場合)
投資金額:1000株×2254.5円=225万4500円
優待品:自社商品3000円相当
株主優待利回り=3000円÷225万4500円×100=0.13

1000株保有、継続保有期間3年以上の場合)
投資金額:1000株×2245.5円=225万4500円
優待品:自社商品6000円相当
株主優待利回り=6000円÷225万4500円×100=0.26%

味の素の株主優待の変更は、2016年4月に実施された単元株変更に伴うもので、100株以上1000株未満の株主への優待が拡充される形となった。100株保有時の株主優待利回りは0.44%とそこまで高くはないが、人気の食品メーカーの株主優待なので注目を集めそうだ。

 ただし、味の素は大規模に海外展開しているため、業績は為替に影響されやすく、直近は円高で減益。今回の株主優待拡充の発表と同日の2016年11月8日には、平 成29年3月期の通期連結業績予想の修正を発表し、売上高で期初予想より7.7%ダウン、経常利益で8.6%ダウンとすることも発表。後場の時間中(14時)に発表したため、株価は敏感に反応し、11月8日の終値は前日に比べて約4%下落した。

 なお、味の素は東京に拠点を置く調味料メーカー最大手。調味料のほか、スープ、即席めん、冷凍食品など幅広い食品を取り扱う。世界一のアミノ酸メーカーとして、医薬用・食品用アミノ酸、医薬中間体、甘味料、化成品などのバイオ・ファイン事業も展開。

■味の素
業種 コード 市場 権利確定月
食品 2802 東証1部 毎年3月
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り
2254.5円 100株 22万5450円 1.33%
※株価などのデータは2016年11月8日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。