株主優待【新設・変更・廃止】最新ニュース[2019年]
2016年9月12日 ザイ・オンライン編集部

扶桑化学工業(4368)、株主優待を廃止!
栄養ドリンクや化粧品など自社関連商品をもらえたが
2016年3月末の株主への贈呈を最後として廃止に!

扶桑化学工業株式会社は、毎年3月末時点の株主優待名簿に記載された株主に対して実施していた、株主優待を廃止すると2016年9月12日に発表した。

■扶桑化学工業
業種 コード 市場 権利確定月
化学工業 4368 東証1部 3月末
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り
1805円 100株 18万500円 1.66%
※株価などのデータは2016年9月12日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。
扶桑化学工業は、リンゴ酸などの果実酸類の総合メーカー。
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扶桑化学工業が廃止する株主優待は「100株以上の株主に、自社グループ会社商品詰め合わせを贈呈」というもの。

扶桑化学工業が株主優待を廃止する理由は「株主の皆様に対する利益還元の公平性の観点について検討を重ねた結果、配当金による利益還元を充実させていくことがより適切であるとの判断に至り、平成28年度分(平成29年3月31日基準日)より株主優待制度を廃止させていただくこととなりました 」とのことだ。

扶桑化学工業の株主優待は、すでに実施された2016年3月末の株主への贈呈を最後に、廃止される。

扶桑化学工業が廃止する株主優待の内容の詳細

扶桑化学工業が廃止する株主優待の内容
 基準日  保有株式数  株主優待内容
 3月末  100株以上  自社グループ会社商品詰め合わせ

扶桑化学工業の株主優待は、化粧品や栄養ドリンクなどの生活用品が中心となっていた。ただ、金額にしていくら相当の商品が贈呈されているかは明らかにされていないため、優待利回りの算出は不可能だ。

 とはいえ、過去には定価で数千円はする化粧品やサプリメントも贈られている。よって、高額商品をもらえる優待銘柄の一つだったことはたしかであり、廃止を残念に思う投資家も少なくないだろう。

 ただ、今回株主優待制度を廃止することに伴い、扶桑化学工業は増配の発表もしている。すでに2016年5月6日に発表していた、平成29年3月期中間配当予想を、1株当たり15円から3円増配の18円に。平成29年3月期期末配当予想を、当初予想の1株当たり15円から3円増配の18円に上方修正するとのことだ。この増配を歓迎する投資家も多いと予想されることから、優待廃止による株価への影響は限定的となる可能性も高い。

 なお、扶桑化学工業は国内唯一のリンゴ酸製造メーカー。ウエハ研磨剤原料のコロイダルシリカも手掛けている。2015年12月にJASDAQ市場から東証1部に上場市場を変更したばかり。直近では飲料用果実酸への需要がアジアを中心に伸長し、最高益を達成した。

■扶桑化学工業
業種 コード 市場 権利確定月
化学工業 4368 東証1部 3月末
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り
1805円 100株 18万500円 1.66%
※株価などのデータは2016年9月12日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。