株式会社東光高岳(とうこうたかおか)が株主優待の内容を変更すると2016年4月27日に発表した。
■東光高岳 | |||
業種 | コード | 市場 | 権利確定月 |
電気機器 | 6617 | 東証1部 | 毎年3月 |
株価(終値) | 単元株数 | 最低投資金額 | 配当利回り |
1652円 | 100株 | 16万5200円 | 3.03% |
※株価などのデータは2016年5月2日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。 |

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東光高岳の株主優待は、従来「水素水生成器『アクティブビオII』か、水素水生成器『H2Oasis』の本体、または交換カートリッジの購入優待割引券(『アクティブビオII』の本体、交換カートリッジは50%割引。『H2Oasis』の本体、交換カートリッジは30%割引になる)を贈呈。1株以上で割引券2枚、5000株以上で割引券5枚、5万株以上で割引券10枚」という内容だった。
今後は、優待割引で購入できるのは「アクティブビオII」の本体、交換カートリッジならどちらも50%割引、「H2Oasis PREMIUM」なら本体は45%割引、交換カートリッジは30%割引となる。また、2016年3月末で販売停止となった「H2Oasis」は交換カートリッジのみの購入優待割引券(25~30%割引)となっている(保有株数に応じた贈呈枚数は変更なし)。
この株主優待の変更は、2016年3月31日時点の株主名簿に記載または記録された株主から適用される。
東光高岳の株主優待制度の変更前と変更後
(変更前) | ||
基準日 | 所有株式数 | 株主優待内容 |
3月末 | 1株以上 | 水素水生成器「アクティブビオII」「H2Oasis」の本体、 及び交換カートリッジの購入優待割引券2枚 |
5000株以上 | 水素水生成器「アクティブビオII」「H2Oasis」の本体、 及び交換カートリッジの購入優待割引券5枚 |
|
5万株以上 | 水素水生成器「アクティブビオII」「H2Oasis」の本体、 及び交換カートリッジの購入優待割引券10枚 |
(変更後) | ||
基準日 | 所有株式数 | 株主優待内容 |
3月末 | 1株以上 | 水素水生成器「アクティブビオII」「H2Oasis PREMIUM」 の本体、及び交換カートリッジ。「H2Oasis」の交換 カートリッジ購入優待割引券2枚 |
5000株以上 | 水素水生成器「アクティブビオII」「H2Oasis PREMIUM」 の本体、及び交換カートリッジ。「H2Oasis」の交換 カートリッジ購入優待割引券5枚 |
|
5万株以上 | 水素水生成器「アクティブビオII」「H2Oasis PREMIUM」 の本体、及び交換カートリッジ。「H2Oasis」の交換 カートリッジ購入優待割引券10枚 |
東光高岳の株主優待の利回りはどうなる?
東光高岳の2016年5月2日時点の株価(終値)は1652円なので、100株保有する株主が「アクティブビオII」本体と交換カートリッジ、もしくは「H2Oasis PREMIUM」本体と交換カートリッジを購入した場合の株主優待利回りは、以下のようになる。
◆「アクティブビオII(定価:17万2800円)」と交換カートリッジ(定価:1万5120円)を購入する場合
投資金額:100株×1652円=16万5200円
優待券2枚で割引される金額:9万3960円(50%割引券を2枚使用)
株主優待利回り=9万3960円÷16万5200円×100=56.88%
◆「H2Oasis PREMIUM(定価:10万4760円)」と交換カートリッジ(定価:1万1880円)を購入する場合
投資金額:100株×1652円=16万5200円
優待券2枚で割引される金額:5万706円(※本体45%割引、カートリッジ30%割引で計算)
株主優待利回り=5万706円÷16万5200円×100=30.69%
東光高岳の今回の株主優待の変更は、新発売の水素水生成器「H2Oasis PREMIUM」の登場により、2015年3月末をもって「H2Oasis」本体が販売停止になったことに伴い、「H2Oasis PREMIUM」本体・交換カートリッジへの割引を開始したことになる。新製品の「H2Oasis PREMIUM」は従来品の「H2Oasis」よりも最大水素濃度が1.4倍向上したという謳い文句で、価格も高くなっている。
水素水に興味がある人限定ではあるが、割引対象商品は高額なので、購入優待割引券があれば大幅な割引が受けられてお得だ。むしろ「割引券で購入しなければ損」と言っても過言ではない。定期的に交換の必要があるカートリッジも、東光高岳の株式を保有し続けていれば、割引券で安く購入できる。
なお、東光高岳は東京電力のグループ企業で、東光電気が2012年に株式移転して設立。変圧器や電気自動車の急速充電器といった電気機器を製造。業績は堅調だが、同業種内で比較すると成長率はそれほど高くはなく、先行きにやや不透明感あり。
■東光高岳 | |||
業種 | コード | 市場 | 権利確定月 |
電気機器 | 6617 | 東証1部 | 毎年3月 |
株価(終値) | 単元株数 | 最低投資金額 | 配当利回り |
1652円 | 100株 | 16万5200円 | 3.03% |
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