2021年1月の「QUOカード」の株主優待を徹底調査!
大手コンビニ、ファミレスやドラッグストアなどで使えて
個人投資家に人気の「QUOカード」の株主優待を比較
全国共通のプリペイドカードである「QUOカード」は、さまざまな株主優待のなかでも、特に個人投資家からの人気が高い「優待品」だ。
人気の最大の理由は、幅広い業種の店舗で”金券”として利用でき、利便性が高い点にある。利用可能な店舗は全国約6万店に上り、セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンといった大手コンビニをはじめ、一部のファミレスやドラッグストア、書店などでも使える。しかも、会計時に1円単位で利用できて、有効期限もないので、株主優待でどれだけ大量にもらっても、利用できずに無駄にしてしまう恐れがない。また、カードタイプで財布に入れておいてもかさばらないため、保管場所に困らないこともメリットと言えるだろう。
一方、株主優待を実施する企業側にもメリットがある。「QUOカード」なら個人投資家からの注目度が高いことに加えて、優待品の配送費を安く抑えられる点も、企業にとっては魅力的。さらに、消費者にとって身近な商品やサービスを扱っていない企業でも、「QUOカード」に会社のロゴや社名をデザインすれば、優待品として採用しやすい。これらの理由で、新たに株主優待を導入する企業を中心に、「QUOカード」を優待品に採用する企業が目立っているのだ。
それでは、「QUOカード」がもらえる多くの株主優待銘柄の中から、何を基準に、どの銘柄を選べばいいのだろうか。なかには、人気アニメのキャラクターなどが描かれた限定デザインのカードを用意している企業もあるが、多くは社名やロゴなどがデザインされているだけなので、まずは「利回り」と「最低投資額」で絞り込むのが順当だ。
そこで、「2021年1月」に基準日を迎える株主優待銘柄のうち、「QUOカード」を優待品としている全5銘柄の「1年間でもらえるQUOカードの額面」と「年間配当額」、そして「最低投資額」を調査して、「株主優待利回り」や「配当利回り」を算出。「【2021年1月】QUOカードがもらえる株主優待利回りランキング」を作成した(※データは2020年12月25日時点。「QUOカード」がもらえる銘柄であっても、2021年1月の時点で一定期間以上継続保有していないと、株主優待の対象外になる銘柄はランキングに含めていない)。
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⇒「1月に権利が確定する株」の配当利回りランキング! 減配予想でも利回り4.8%の丹青社、増配予想で利回り4%超の積水ハウスなど、おすすめの高配当株を紹介!
この「【2021年1月】QUOカードがもらえる株主優待利回りランキング」を参考にして、高利回りで「QUOカード」がもらえる株主優待銘柄に投資しよう!
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【2021年1月】
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順位 | 最低投資金額 (株価×必要株数) |
QUOカード 額面(内訳) |
株主優待+ 予想配当利回り |
株主優待 利回り |
予想配当 利回り |
1位 | ◆不二電機工業(6654) 【確定月】1月/7月 | ||||
13万1000円 (1310円×100株) |
1000円 (1月500円、7月500円) |
3.20% | 0.76% | 2.44% | |
【備考】500株以上で1000円分(年間2000円分)。3年以上の継続保有で、それぞれ2倍に増額。 | |||||
2位 | ◆シーアールイー(3458) 【確定月】1月/7月 | ||||
12万3500円 (1235円×100株) |
1500円 (1月500円、7月1000円) |
3.07% | 1.21% | 1.86% | |
【備考】特になし。 | |||||
3位 | ◆ベステラ(1433) 【確定月】1月 | ||||
16万6800円 (1668円×100株) |
1000円 (1月のみ) |
1.56% | 0.60% | 0.96% | |
【備考】300株以上で2000円分。 | |||||
4位 | ◆ネオジャパン(3921) 【確定月】1月/7月 | ||||
20万4300円 (2043円×100株) |
1000円 (1月500円、7月500円) |
0.98% | 0.49% | 0.49% | |
【備考】200株以上で1000円分(年間2000円分)。 | |||||
5位 | ◆サムコ(6387) 【確定月】1月 | ||||
108万円 (3600円×300株) |
1000円 (1月のみ) |
0.78% | 0.09% | 0.69% | |
【備考】2年以上の継続保有で2000円分。 | |||||
※最低投資額や利回りは2020年12月25日時点。順位は株主優待と配当の合計利回りで決定。 |
1月はそもそも株主優待を実施する銘柄が少ないこともあり、「QUOカード」を株主優待品としているのは5銘柄のみとなっている。具体的には不二電機工業(6654)、シーアールイー(3458)、ベステラ(1433)、ネオジャパン(3921)、サムコ(6387)だ。
「株主優待+配当利回り」がもっとも高いのは、不二電機工業の3.20%で、続く第2位のシーアールイーが3.07%。この2社は利回りが3%を超えていて、株価の動向によっては順位が入れ替わる可能性もある。第3位のベステラになると利回りはグッと下がって1.56%。以下、ネオジャパンは0.98%、サムコは0.78%となっている。
1月に加えて、7月にも株主優待を実施しているのは、不二電機工業、シーアールイー、ネオジャパンの3銘柄。このうち、シーアールイーだけが、1月と7月でもらえる「QUOカード」の金額が変わり、1月が500円分、7月は1000円分となっている。ほかの2銘柄は、1月も7月も1000円分だ。
長期保有優遇制度があるのは、不二電機工業とサムコの2銘柄。不二電機工業は、3年以上の継続保有で「QUOカード」の金額が500円分⇒1000円分に、また、サムコは2年以上の継続保有で1000円分⇒2000円分にアップする。継続保有期間だけを見れば、サムコのほうがハードルは低いが、サムコは必要投資金額が100万円超とかなり高い一方、「株主優待+配当利回り」は低いため、株主優待目的での長期保有なら、不二電機工業のほうがおすすめと言えるだろう。
なお、株主優待を獲得するには1年以上の継続保有が必須のため、今回のランキングでは取り上げていないが、コーセーアールイー(3246)も「QUOカード」がもらえる1月の株主優待銘柄だ。最低投資金額は6万2300円と低めで、100株では500円分の「QUOカード」がもらえる。継続保有期間を考慮しない場合の「株主優待+配当利回り」は、3.21%とかなり高めなので、1年間の継続保有ができるという人なら検討してみてもいいだろう。
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「株主優待+配当利回り」や優待内容などを詳しく解説!
ここからは、「【【2021年1月】QUOカードの優待利回りランキング!」の全銘柄を改めて詳しく見ていこう。
「株主優待+配当利回り」ランキングの第1位は、不二電機工業(6654)の3.20%。電気制御機器の専業メーカーで、制御用開閉器や接続機器といった電力・交通分野で欠かせない機器を扱っている。株主優待では、100株で500円分、500株以上で1000円分の「QUOカード」が、1月と7月の年2回、贈呈される。
また、すでに述べたように長期保有優遇制度もあり、3年以上の継続保有で、もらえる「QUOカード」の額面が2倍になる。なお、2021年1月期の通期予想は、減収かつ2ケタの減益を見込んでいる。
■不二電機工業 | |||
業種 | コード | 市場 | 権利確定月 |
電気機器 | 6654 | 東証1部 | 1月末・7月末 |
株価 (終値) |
必要株数 | 最低投資額 | 株主優待+ 配当利回り |
1310円 | 100株 | 13万1000円 | 3.20% |
※株価などのデータは2020年12月25日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。 ※「必要株数」は株主優待の獲得に必要な株数、「最低投資額」は株主優待の獲得に最低限必要な資金を指します。 |
第2位は、物流施設に特化した不動産管理事業を核に、物流投資事業やアセットマネジメント事業を行うシーアールイー(3458)で、「株主優待+配当利回り」は3.07%。100株以上で1月が500円分、7月が1000円分と、年間1500円分の「QUOカード」をもらえる。
足元の業績は好調で、2021年7月期の第1四半期は大幅な増益で着地。通期の業績予想も2ケタの増収増益を見込んでいて、1円の増配も予定している。
■シーアールイー | |||
業種 | コード | 市場 | 権利確定月 |
不動産業 | 3458 | 東証1部 | 1月末・7月末 |
株価 (終値) |
必要株数 | 最低投資額 | 株主優待+ 配当利回り |
1235円 | 100株 | 12万3500円 | 3.07% |
※株価などのデータは2020年12月25日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。 ※「必要株数」は株主優待の獲得に必要な株数、「最低投資額」は株主優待の獲得に最低限必要な資金を指します。 |
第3位はベステラ(1433)で、「株主優待+配当利回り」は1.56%。製鉄所や発電所、石油化学といったさまざまな業種・業態のプラント解体事業を手がける専門企業だ。株主優待の内容は、100株で1000円分、300株以上で2000円分の「QUOカード」。なお、2021年1月期の通期の業績予想は、2ケタの増収かつ前期比2倍以上の増益を見込んでいる。
■ベステラ | |||
業種 | コード | 市場 | 権利確定月 |
建設業 | 1433 | 東証1部 | 1月末 |
株価 (終値) |
必要株数 | 最低投資額 | 株主優待+ 配当利回り |
1668円 | 100株 | 16万6800円 | 1.56% |
※株価などのデータは2020年12月25日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。 ※「必要株数」は株主優待の獲得に必要な株数、「最低投資額」は株主優待の獲得に最低限必要な資金を指します。 |
第4位は、パッケージソフトの開発販売とクラウドサービスなどを行うネオジャパン(3921)で、「株主優待+配当利回り」は0.98%と、1%をわずかに下回る。100株では500円分、200株以上なら1000円分の「QUOカード」が、1月と7月の年2回もらえる。200株では、100株の2倍の「QUOカード」がもらえるので、2単元保有しても株主優待利回りが下がらないのはメリットと言える。
2020年1月期は、ソフトウェア事業が好調なことから12月14日に通期の業績予想を上方修正。2ケタの増収増益を見込んでいて、配当についても前期比2.5円の増配を予定している。
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■ネオジャパン | |||
業種 | コード | 市場 | 権利確定月 |
情報・通信業 | 3921 | 東証1部 | 1月末・7月末 |
株価 (終値) |
必要株数 | 最低投資額 | 株主優待+ 配当利回り |
2043円 | 100株 | 20万4300円 | 0.98% |
※株価などのデータは2020年12月25日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。 ※「必要株数」は株主優待の獲得に必要な株数、「最低投資額」は株主優待の獲得に最低限必要な資金を指します。 |
第5位はサムコ(6387)で、「株主優待+配当利回り」は0.78%。薄膜技術に強みを持ち、半導体などの電子部品製造装置やドライエッチング装置などを製造・販売している。株主優待の内容は、300株以上で1000円分の「QUOカード」で、すでに述べたように、2年以上の継続保有で2000円分にアップする。なお、2021年7月期の通期業績予想は、増収増益を見込んでいる。
■サムコ | |||
業種 | コード | 市場 | 権利確定月 |
機械 | 6387 | 東証1部 | 1月末 |
株価 (終値) |
必要株数 | 最低投資額 | 株主優待+ 配当利回り |
3600円 | 300株 | 108万円 | 0.78% |
※株価などのデータは2020年12月25日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。 ※「必要株数」は株主優待の獲得に必要な株数、「最低投資額」は株主優待の獲得に最低限必要な資金を指します。 |
以上、2021年1月の株主優待で「QUOカード」がもらえる全5銘柄を紹介した。
全部で5銘柄と数は非常に少ないが、「株主優待+配当」利回りが3%を超える銘柄が複数あり、長期保有優遇制度を設けている銘柄や、年2回「QUOカード」がもらえる銘柄、複数単元で内容がグレードアップする銘柄など、それぞれ特徴のある銘柄が揃っている。自分にとって重視するポイントを押さえた上で、「QUOカード」の株主優待を楽しもう!
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◆ライブスター証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||||
80円 | 97円 | 180円 | 400円/日 | 2本 | ― | |
【ライブスター証券証券のおすすめポイント】 取引手数料は、現物株、信用取引ともにネット証券最安レベル。現物株は、1約定ごとの「一律(つどつど)プラン」でなら、約定代金5万円以下なら売買手数料が50円。さらに、信用取引の売買手数料はなんと0円で、その手数料の安さは株主優待名人・桐谷さんのお墨付き。口座開設から40営業日(約2カ月)までは、現物株、先物・オプションの取引手数料が無料になるキャンペーンも長年にわたって実施中。無料の取引ツール「livestarR2」は高機能化が進んおり、特殊注文機能も完備。低コストで株や先物取引をアクティブにトレードしたい人にはもちろん、売買頻度の少ない初心者や中長期の投資家にもおすすめの証券会社と言えるだろう。 |
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【関連記事】 ◆【ネット証券おすすめ比較・2019年版】株の売買手数料を比較したらあのネット証券会社が安かった! ◆株主優待名人の桐谷さんお墨付きのネット証券は? 手数料、使い勝手で口座を使い分けるのが桐谷流! |
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1約定ごと(税抜) | 1日定額(税抜) | 投資信託 | 外国株 | |||
10万円 | 20万円 | 50万円 | 50万円 | |||
◆GMOクリック証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||||
88円 | 98円 | 241円 | 399円/日 | 115本 | ― | |
【GMOクリック証券のおすすめポイント】 売買手数料は、1約定ごと、1日定額制ともに最安レベルで、コストにうるさい株主優待名人・桐谷広人さんも利用しているとか。信用取引の売買手数料と買方金利・貸株料も最安値レベルで、一般信用売りも可能だ! 近年は、各種ツールや投資情報の充実度もアップしており、売買代金では5大ネット証券に食い込むほど急成長している。商品の品揃えは、株式、先物・オプション、FXのほか、CFDまである充実ぶり。CFDでは、各国の株価指数のほか、原油や金などの商品、外国株など多彩な取引が可能。この1社でほぼすべての投資対象をカバーできると言っても過言ではないだろう。頻繁に売買しない初心者やサラリーマン投資家はもちろん、信用取引やCFDなどのレバレッジ取引も活用する専業デイトレーダーまで、幅広い投資家におすすめ! |
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【関連記事】 ◆「株主優待のタダ取り(クロス取引)」で得するなら、GMOクリック証券がおすすめ! 一般信用の「売建」を使って、ノーリスクで優待をゲットする方法を解説! ◆GMOクリック証券を「無料」で利用する裏ワザとは? グループ会社の株主優待を効率よく利用することで、1年間に「最大375回分」の売買手数料が0円に! ◆億トレーダーが初心者におすすめの証券会社を紹介! NISA口座の売買手数料無料のSBI証券と、株主優待で売買手数料が無料になるGMOクリック証券がおすすめ |
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◆DMM.com証券(DMM株) ⇒詳細情報ページへ | ||||||
80円 | 97円 | 180円 | ― | ― |
○ 米国 |
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【DMM.com証券のおすすめポイント】 国内株式と外国株のトレードに特化したネット証券で、最大のメリットは売買手数料の安さ。1約定5万円までなら50円(税抜)で売買可能! 大手ネット証券と比較すると、約定金額が大きいほど割安度が高い。また、売買手数料の1%分のポイントが貯まるのもメリットだ。取引ツールは、シンプル機能の「DMM株 STANDARD」と高機能な「DMM株 PRO」の2種類。スマホ用アプリも「かんたんモード」と「ノーマルモード」を使い分ける形になっており、初級者から中上級者まで、あらゆる個人投資家にとってトレードしやすい環境が整っている。2019年2月からIPOの取り扱いもスタート。委託販売のみなので割当数は少なめだが、口座に資金がなくてもIPOの抽選に申し込めるのは大きなメリットだ。新規口座開設で1カ月間手数料無料。また、口座開設完了者の中から抽選で毎月10名に2000円がキャッシュバックされる。口座開設手続きが期間に迅速で、最短で申し込んだ当日に取引が可能になる点も便利。 |
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【関連記事】 ◆DMM.com証券「DMM株」は、売買手数料が安い! 大手ネット証券との売買コスト比較から申込み方法、お得なキャンペーン情報まで「DMM株」を徹底解説! ◆【証券会社比較】DMM.com証券「DMM株」は、国内株式のトレードに特化したオンライントレードサービス。業界最安値水準の売買手数料が最大の魅力! |
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◆野村證券 ⇒詳細情報ページへ | ||||||
139円 | 300円 | 477円 | ― | 1183本 |
○ 米国、中国、 欧州、アセアン |
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【野村證券のおすすめポイント】 国内最大手の証券会社なので、安心感は抜群! 最近ではインターネットにも力を入れており、ネット取引専用口座「野村ネット&コール」は、店頭での窓口取引にくらべて売買手数料が大幅にお得になっている。また、大手証券会社だけあって、投資情報や銘柄分析レポートが充実しており、専門家による数多くの調査レポート動画も視聴可能。さらに、IPO取り扱い数がトップクラスなのも大きなメリット。特に主幹事数が多いので、本気でIPO投資をするならぜひ口座を持っておきたい証券会社だ。会社やレジャーなどの外出先でも株価のチェックや取引をしたい人には、スマホ用株アプリ「野村株アプリ」が便利。 |
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※手数料などの情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。売買手数料は、1回の注文が複数の約定に分かれた場合、同一日であれば約定代金を合算し、1回の注文として計算します。投資信託の取扱数は、各証券会社の投資信託の検索機能をもとに計測しており、実際の購入可能本数と異なる場合が場合があります。 |

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