2020年12月の「QUOカード」の株主優待を徹底調査!
大手コンビニ、ファミレスやドラッグストアなどで使えて
個人投資家に人気の「QUOカード」の株主優待を比較
全国共通のプリペイドカードである「QUOカード」は、さまざまな株主優待のなかでも、特に個人投資家からの人気が高い「優待品」だ。
人気の最大の理由は、幅広い業種の店舗で”金券”として利用でき、利便性が高い点にある。利用可能な店舗は全国約6万店に上り、セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンといった大手コンビニをはじめ、一部のファミレスやドラッグストア、書店などでも使える。しかも、会計時に1円単位で利用できて、有効期限もないので、株主優待でどれだけ大量にもらっても、利用できずに無駄にしてしまう恐れがない。また、カードタイプで財布に入れておいてもかさばらないため、保管場所に困らないこともメリットと言えるだろう。
一方、株主優待を実施する企業側にもメリットがある。「QUOカード」なら個人投資家からの注目度が高いことに加えて、優待品の配送費を安く抑えられる点も、企業にとっては魅力的。さらに、消費者にとって身近な商品やサービスを扱っていない企業でも、「QUOカード」に会社のロゴや社名をデザインすれば、優待品として採用しやすい。これらの理由で、新たに株主優待を導入する企業を中心に、「QUOカード」を優待品に採用する企業が目立っているのだ。
それでは、「QUOカード」がもらえる多くの株主優待銘柄の中から、何を基準に、どの銘柄を選べばいいのだろうか。なかには、人気アニメのキャラクターなどが描かれた限定デザインのカードを用意している企業もあるが、多くは社名やロゴなどがデザインされているだけなので、まずは「利回り」と「最低投資額」で絞り込むのが順当だ。
今回は、「2020年12月」に基準日を迎える株主優待銘柄のうち、「QUOカード」を優待品としている全45銘柄の「1年間でもらえるQUOカードの額面」と「年間配当額」、そして「最低投資額」を調査して、「株主優待利回り」や「配当利回り」を算出。「【2020年12月】QUOカードがもらえる株主優待利回りランキング」を作成した(※データは2020年11月27日時点。「QUOカード」がもらえる銘柄であっても、2020年12月の時点で一定期間以上継続保有していないと、株主優待の対象外になる銘柄はランキングに含めていない)。
【※関連記事はこちら!】
⇒「12月に権利が確定する株」の配当利回りランキング! 配当利回り7.1%のJT、増配予想で利回り4.5%のワールドホールディングスなど、高配当な50銘柄を紹介!
なお、「QUOカード」以外の優待品も選択できる銘柄については、備考欄に記載しているので参照してほしい。この「【2020年12月】QUOカードがもらえる株主優待利回りランキング」を参考にして、高利回りで「QUOカード」がもらえる株主優待銘柄に投資しよう!
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⇒【12月の株主優待の内容&利回りを調査(2020年版)】ビール大手3社やマクドナルドなどの外食優待、QUOカードがもらえる高利回り金券優待など一挙に紹介!
【2020年12月】
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順位 | 最低投資金額 (株価×必要株数) |
QUOカード 額面(内訳) |
株主優待+ 予想配当利回り |
株主優待 利回り |
予想配当 利回り |
1位 | ◆グローバル・リンク・マネジメント(3486) 【確定月】12月 | ||||
8万3400円 (834円×100株) |
1000円 (12月のみ) |
5.40% | 1.20% | 4.20% | |
【備考】特になし。 | |||||
2位 | ◆東邦レマック(7422) 【確定月】12月20日/6月20日 | ||||
27万5000円 (2750円×100株) |
1000円 (12月のみ、6月は300株以上必要) |
4.51% | 0.36% | 4.15% | |
【備考】300株で3000円分、1000株以上で5000円分。6月は300株以上で一律2000円分。 | |||||
3位 | ◆シノケングループ(8909) 【確定月】12月 | ||||
11万7100円 (1171円×100株) |
1000円 (12月のみ) |
4.35% | 0.85% | 3.50% | |
【備考】500株で2000円分、1000株で3000円分。1000株以上は、3年以上の継続保有で6000円分、10年以上で1万円分。 | |||||
4位 | ◆ミヨシ油脂(4404) 【確定月】12月 | ||||
12万4700円 (1247円×100株) |
1000円 (12月のみ) |
4.01% | 0.80% | 3.21% | |
【備考】今期から新設。 | |||||
5位 | ◆クリヤマホールディングス(3355) 【確定月】12月 | ||||
13万3400円 (667円×200株) |
1000円 (12月のみ) |
3.90% | 0.75% | 3.15% | |
【備考】2000株以上で3000円分。 | |||||
6位 | ◆フジマック(5965) 【確定月】12月 | ||||
7万7500円 (775円×100株) |
1000円 (12月のみ) |
3.87% | 1.29% | 2.58% | |
【備考】今回から確定月を12月に変更。1年以上の継続保有で2000円分に増額。 | |||||
7位 | ◆ニチリン(5184) 【確定月】12月 | ||||
15万1200円 (1512円×100株) |
1000円 (12月のみ) |
3.64% | 0.66% | 2.98% | |
【備考】1000株で2000円分、5000株以上で3000円分。3年以上の継続保有で、区分ごとに2000円分を追加。 | |||||
8位 | ◆ハイパー (3054) 【確定月】12月 | ||||
5万9200円 (592円×100株) |
1000円 (12月のみ) |
3.21% | 1.69% | 1.52% | |
【備考】特になし。 | |||||
9位 | ◆山田債権回収管理総合事務所(4351) 【確定月】12月 | ||||
6万2900円 (629円×100株) |
1000円 (12月のみ) |
3.18% | 1.59% | 1.59% | |
【備考】特になし。 | |||||
10位 | ◆ベルパーク(9441) 【確定月】12月/6月 | ||||
65万8000円 (6580円×100株) |
4000円 (12月3000円、6月1000円) |
3.10% | 0.61% | 2.49% | |
【備考】12月は、通常優待1000円分+記念優待2000円分。他に、ベルブライド株主優待割引券を12月と6月に各1枚。 | |||||
順位 | 最低投資金額 (株価×必要株数) |
QUOカード 額面(内訳) |
株主優待+ 予想配当利回り |
株主優待 利回り |
予想配当 利回り |
11位 | ◆PALTEK(7587) 【確定月】12月 | ||||
5万100円 (501円×100株) |
500円 (12月のみ) |
3.00% | 1.00% | 2.00% | |
【備考】500株で1000円分、1000株で2000円分。3年以上の継続保有で増額。 | |||||
12位 | ◆岡部(5959) 【確定月】12月/6月 | ||||
8万2800円 (828円×100株) |
1000円 (12月500円、6月500円) |
2.90% | 1.21% | 1.69% | |
【備考】1000株で1000円分(年間2000円分)、5000株以上で2000円分(年間4000円分)。来期から年1回12月のみで、200株以上を1年以上の継続保有が必要。 | |||||
13位 | ◆サカタインクス(4633) 【確定月】12月 | ||||
12万800円 (1208円×100株) |
500円 (12月のみ) |
2.89% | 0.41% | 2.48% | |
【備考】1年以上の継続保有で1000円分、3年以上で2000円分に増額。 | |||||
14位 | ◆N・フィールド(6077) 【確定月】12月 | ||||
8万7800円 (878円×100株) |
2000円 (12月のみ) |
2.85% | 2.28% | 0.57% | |
【備考】特になし。 | |||||
15位 | ◆ジャパンインベストメントアドバイザー(7172) 【確定月】12月 | ||||
15万2000円 (1520円×100株) |
1000円 (12月のみ) |
2.77% | 0.66% | 2.11% | |
【備考】他に、9000円相当の日本証券新聞デジタル版3カ月購読券。2000株以上で、3000円分のQUOカード+1万8000円相当の日本証券新聞デジタル版6カ月購読券。1年以上、2年以上の継続保有で優待内容を増額 | |||||
16位 | ◆インテージホールディングス(4326) 【確定月】12月 | ||||
10万7100円 (1071円×100株) |
500円 (12月のみ) |
2.71% | 0.47% | 2.24% | |
【備考】200株で1000円分のQUOカード、400株で2000円相当、1000株で4000円相当、5000株以上で8000円相当のカタログギフト。 | |||||
17位 | ◆立川ブラインド工業(7989) 【確定月】12月/6月 | ||||
37万7400円 (1258円×300株) |
1000円 (12月1000円、6月は条件付き) |
2.57% | 0.26% | 2.31% | |
【備考】500株で2000円分、1000株で3000円分。3年以上の継続保有で保有株数に応じて増額。6月は、自社製品の購入者のみ、2000円分のQUOカードなど。 | |||||
18位 | ◆TRUCK-ONE(3047) 【確定月】12月 | ||||
11万9500円 (239円×500株) |
500円 (12月のみ) |
2.51% | 0.42% | 2.09% | |
【備考】今期から新設。 | |||||
19位 | ◆フルテック(6546) 【確定月】12月 | ||||
14万5300円 (1453円×100株) |
1000円 (12月のみ) |
2.41% | 0.69% | 1.72% | |
【備考】500株で2000円分、1000株で3000円分。1年以上の継続保有で、区分ごとに1000円分を追加。 | |||||
20位 | ◆アイフィスジャパン(7833) 【確定月】12月 | ||||
7万8200円 (782円×100株) |
500円 (12月のみ) |
2.37% | 0.64% | 1.73% | |
【備考】特になし。 | |||||
順位 | 最低投資金額 (株価×必要株数) |
QUOカード 額面(内訳) |
株主優待+ 予想配当利回り |
株主優待 利回り |
予想配当 利回り |
21位 | ◆ザ・パック(3950) 【確定月】12月/6月 | ||||
30万1000円 (3010円×100株) |
1000円 (12月1000円、6月は図書カード) |
2.32% | 0.33% | 1.99% | |
【備考】6月は500円分の図書カード。 | |||||
22位 | ◆カナレ電気(5819) 【確定月】12月/6月 | ||||
17万7900円 (1779円×100株) |
2000円 (12月1000円、6月1000円) |
2.30% | 1.12% | 1.18% | |
【備考】200株以上で2000円分のQUOカード(年間4000円分)。 | |||||
23位 | ◆いであ(9768) 【確定月】12月 | ||||
17万6400円 (1764円×100株) |
1000円 (12月のみ) |
2.27% | 0.57% | 1.70% | |
【備考】500株で2000円分、1000株で3000円分。 | |||||
24位 | ◆福田組(1899) 【確定月】12月 | ||||
107万4000円 (5370円×200株) |
2000円 (12月のみ) |
2.24% | 0.19% | 2.05% | |
【備考】1年以上の継続保有で5000円分に増額。 | |||||
25位 | ◆オークネット(3964) 【確定月】12月 | ||||
13万5000円 (1350円×100株) |
1000円 (12月のみ) |
2.22% | 0.74% | 1.48% | |
【備考】1年以上の継続保有で2000円分に増額。 | |||||
26位 | ◆ユニバーサル園芸社(6061) 【確定月】12月/6月 | ||||
18万3800円 (1838円×100株) |
2000円 (12月1000円、6月1000円) |
2.18% | 1.09% | 1.09% | |
【備考】特になし。 | |||||
27位 | ◆レッグス(4286) 【確定月】12月 | ||||
15万6700円 (1567円×100株) |
1000円 (12月のみ) |
2.11% | 0.64% | 1.47% | |
【備考】特になし。 | |||||
28位 | ◆船井総研ホールディングス(9757) 【確定月】12月 | ||||
26万1300円 (2613円×100株) |
500円 (12月のみ) |
1.91% | 0.19% | 1.72% | |
【備考】1000株で1000円分、5000株で5000円分、1万株以上で1万円分。 | |||||
29位 | ◆帝国繊維(3302) 【確定月】12月 | ||||
26万9200円 (2692円×100株) |
1000円 (12月のみ) |
1.86% | 0.37% | 1.49% | |
【備考】他に、100株で3000円相当の自社(リネン)製品 | |||||
30位 | ◆ビジネスエンジニアリング(4828) 【確定月】12月/3月/6月/9月 | ||||
35万8500円 (3585円×100株) |
2000円 (12月500円、3月、6月、9月1500円) |
1.82% | 0.56% | 1.26% | |
【備考】3月、6月、9月、12月に各500円分のQUOカード。 | |||||
順位 | 最低投資金額 (株価×必要株数) |
QUOカード 額面(内訳) |
株主優待+ 予想配当利回り |
株主優待 利回り |
予想配当 利回り |
31位 | ◆メック(4971) 【確定月】12月 | ||||
22万3300円 (2233円×100株) |
1000円 (12月のみ) |
1.61% | 0.45% | 1.16% | |
【備考】1000株以上で2000円分。 | |||||
32位 | ◆キッツ(6498) 【確定月】12月 | ||||
59万4000円 (594円×1000株) |
1000円 (12月のみ) |
1.52% | 0.17% | 1.35% | |
【備考】2000株で2000円分、3000株以上で3000円分。他に、100株以上でグループ会社優待券など。 | |||||
33位 | ◆テラプローブ(6627) 【確定月】12月 | ||||
6万8800円 (688円×100株) |
1000円 (12月のみ) |
1.45% | 1.45% | ― | |
【備考】今期の配当は未定。 | |||||
34位 | ◆アウトソーシング(2427) 【確定月】12月 | ||||
14万3100円 (1431円×100株) |
1000円 (12月のみ) |
1.40% | 0.70% | 0.70% | |
【備考】500株で2000円分、5000株で3000円分、2万5000株以上で4000円分。 | |||||
35位 | ◆ビーロット(3452) 【確定月】12月 | ||||
8万2400円 (824円×100株) |
1000円 (12月のみ) |
1.21% | 1.21% | ― | |
【備考】今期の配当は未定。 | |||||
36位 | ◆正興電機製作所(6653) 【確定月】12月 | ||||
21万3800円 (2138円×100株) |
500円 (12月のみ) |
1.17% | 0.23% | 0.94% | |
【備考】300株で1000円分、500株で2000円分、1000株で3000円分、1万株以上で5000円分。 | |||||
37位 | ◆Genky DrugStores(9267) 【確定月】12月20日/6月20日 | ||||
41万9500円 (4195円×100株) |
2000円 (12月1000円、6月1000円) |
1.08% | 0.48% | 0.60% | |
【備考】500株で3000円分、1000株以上で5000円分のQUOカード。出店県の場合は倍額の商品券(返送によりQUOカードと交換可)。 | |||||
38位 | ◆ボルテージ(3639) 【確定月】12月 | ||||
5万6900円 (569円×100株) |
500円 (12月のみ) |
0.88% | 0.88% | ― | |
【備考】今期の配当は未定。 | |||||
39位 | ◆多木化学(4025) 【確定月】12月 | ||||
68万2000円 (6820円×100株) |
1000円 (12月のみ) |
0.81% | 0.15% | 0.66% | |
【備考】400株以上で3000円分。 | |||||
40位 | ◆アエリア(3758) 【確定月】12月 | ||||
4万7300円 (473円×100株) |
300円 (12月のみ) |
0.63% | 0.63% | ― | |
【備考】1000株で500円分、5000株で700円分、1万株以上で1000円分。今期の配当は未定。 | |||||
順位 | 最低投資金額 (株価×必要株数) |
QUOカード 額面(内訳) |
株主優待+ 予想配当利回り |
株主優待 利回り |
予想配当 利回り |
41位 | ◆ピアラ(7044) 【確定月】12月 | ||||
25万800円 (2508円×100株) |
1000円 (12月のみ) |
0.60% | 0.40% | 0.20% | |
【備考】1年以上の継続保有で1500円分に増額。 | |||||
42位 | ◆サイバーリンクス(3683) 【確定月】12月 | ||||
64万3000円 (6430円×100株) |
1000円 (12月のみ) |
0.47% | 0.16% | 0.31% | |
【備考】株主優待は今回で最後。次回から廃止。 | |||||
43位 | ◆白洋舎(9731) 【確定月】12月/6月 | ||||
24万9400円 (2494円×100株) |
1000円 (12月500円、6月500円) |
0.40% | 0.40% | ― | |
【備考】1000株で1000円分、5000株以上で2000円分。QUOカードの代わりに、クリーニング優待券(100株では無料券・3割割引券を各1枚)も選択可。今期無配。 | |||||
44位 | ◆フロンティア・マネジメント(7038) 【確定月】12月/6月 | ||||
51万6000円 (5160円×100株) |
2000円 (12月1000円、6月1000円) |
0.39% | 0.39% | ― | |
【備考】今期の配当は未定。 | |||||
45位 | ◆リリカラ(9827) 【確定月】12月 | ||||
15万6000円 (156円×1000株) |
500円 (12月のみ) |
0.32% | 0.32% | ― | |
【備考】5000株以上で2000円分。3年以上の継続保有で、100株では1500円分、5000株以上で6000円分。今期無配。 | |||||
※最低投資額や利回りは2020年11月27日時点。順位は株主優待と配当の合計利回りで決定。 |
12月は株主優待を実施する株が全部で約180銘柄もあり、「QUOカード」をもらえる株主優待についても全45銘柄と、かなり数が多い。その45銘柄の中で「株主優待+配当利回り」ランキングで第1位となったのは、グローバル・リンク・マネジメント(3486)の5.40%で、唯一の5%超えとなっている。第2位は東邦レマック(7422)の4.51%、第3位はシノケングループ(8909)の4.35%、そして第4位のミヨシ油脂(4404)の4.01%までが、利回り4%超の銘柄だ。
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⇒ミヨシ油脂(4404)、株主優待を新設して、配当+優待利回りが4.18%にアップ! 毎年12月末時点で100株以上の株主に一律1000円分の「QUOカード」を贈呈へ
そのミヨシ油脂とTRUCK-ONE(3047)の2銘柄が、今期から新たに株主優待を導入する。ただし、開示情報によると、TRUCK-ONEは今回(2020年12月末)株主優待を実施することを発表しているだけなので、来期以降も継続的に株主優待を実施するかどうか、現時点で不明となっている。
【※関連記事はこちら!】
⇒TRUCK-ONE(3047)、「QUOカード」の株主優待の実施を発表! 2020年12月末時点で500株以上を保有する株主を対象に「QUOカード」500円分を贈呈へ!
一方、1回限りの記念株主優待を実施するのが、「株主優待+配当利回り」ランキングで第10位に入っているベルパーク(9441)だ。通常は、12月と6月に100株以上で各1000円分の「QUOカード」がもらえるが、「上場20周年記念」ということで、2020年12月末のみ「QUOカード」2000円分が追加され、合計3000円分の「QUOカード」がもらえる。
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⇒ベルパーク、上場20周年の「記念株主優待」の実施で、配当+優待利回り3.3%に! 2020年12月末は通常の優待+記念優待で合計3000円分のQUOカードを贈呈
ユニークなのはシノケングループで、こちらも今回(2020年12月末)は「創業30周年」の記念株主優待を実施予定だったが、なんと来期以降も、今回の記念株主優待の内容を継続すると、11月25日に発表した。もともと株主優待の獲得には最低500株が必要だったが、この「優待拡充」により、シノケングループの株主優待は来期以降も、保有株数100株から獲得できるようになった。
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⇒シノケングループ、経営目標達成の記念配当の実施を発表し、配当利回り3.5%に! 10期連続「増配」となる2020年12月期は前期比1円増の「1株あたり41円」に!
逆に、今期を最後に株主優待を改悪するのが岡部(5959)で、廃止するのがサイバーリンクス(3683)だ。岡部はこれまで6月と12月の年2回、100株以上の株主を対象に株主優待を実施していたが、来期以降は12月のみの実施となり、株主優待を受けるには200株以上を1年以上継続保有する必要がある。なお、来期以降の「QUOカード」は200株保有で1000円分になる(今期までは100株の保有で年間1000円分)。
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⇒岡部(5959)、「QUOカード」の株主優待を改悪! 2021年12月期からは最低株数が「100株⇒200株」に倍増して、さらに「1年以上の継続保有」も必須条件に!
⇒サイバーリンクス、QUOカードの株主優待を廃止も、株価はPTS取引で10%超も上昇! 優待廃止よりも業績の上方修正、増配、1株⇒2株の株式分割などを好感か
12月の「QUOカード」優待株で、長期継続保有の優遇制度を導入しているのは、シノケングループ(8909)、フジマック(5965)、ニチリン(5184)、サカタインクス(4633)など11銘柄。継続特典のある銘柄のなかでイチ押しは、今回から3月⇒12月に権利確定月が変更されたフジマックで、1年の継続保有により、もらえる「QUOカード」の金額が1000円分⇒2000円分と2倍にアップする。「株主優待+配当利回り」はもともと3.87%と高く、最低投資金額が7万7500円と低い水準であることも理由だ。
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⇒フジマック(5965)、株主優待を変更! 決算期の変更に伴い、100株で1000~2000円分の「QUOカード」がもらえる優待の基準日を「3月末⇒12月末」に変更!
ところで、このランキングはあくまでも、もらえる「QUOカード」の額面を基に利回りを計算し、作成している。ただし、実際には「QUOカード」以外の優待品ももらえる銘柄もあり、その優待品も含めると、株主優待利回りが変わってくる場合がある。
たとえば、ジャパンインベストメントアドバイザー(7172)は、「QUOカード」のほかに「日本証券新聞デジタル版の3カ月購読券(9000円相当)」をもらえて、これを含めると「株主優待+配当利回り」は、なんと2.77%⇒8.69%までアップして第1位となる。また、帝国繊維(3302)は、3000円相当の自社製品ももらえるため、これを含めた利回りは1.86%⇒2.98%にアップする。「QUOカード」以外にも興味があるなら、これらの銘柄を検討してみよう。
12月に権利を獲得できる「QUOカード」優待銘柄の中で
「株主優待+配当利回り」が高い上位3銘柄を詳しく解説!
さて、ここからは「【【2020年12月】QUOカードの優待利回りランキング」の第1~3位までの銘柄について詳しく見ていこう。
「株主優待+配当利回り」ランキングの第1位は、2018年に株主優待を新設して、2019年に優待品を「QUOカード」に変更したグローバル・リンク・マネジメント(3486)。株主優待の内容はシンプルで、100株以上の保有で一律1000円分の「QUOカード」がもらえる。「株主優待+配当利回り」は5.40%だ。事業内容は、東京23区内で資産運用を目的とするマンションの販売で、土地の仕入から企画・開発、販売、管理までワンストップで行う点に特徴がある。
2020年12月期の通期業績は、増収ながら2ケタの減益を見込んでいる。また配当については、前期の12.5円から大幅に増配して、35円を予定している。
■グローバル・リンク・マネジメント | |||
業種 | コード | 市場 | 権利確定月 |
不動産業 | 3486 | 東証1部 | 12月末 |
株価 (終値) |
必要株数 | 最低投資額 | 株主優待+ 配当利回り |
834円 | 100株 | 8万3400円 | 5.40% |
※株価などのデータは2020年11月27日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。 ※「必要株数」は株主優待の獲得に必要な株数、「最低投資額」は株主優待の獲得に最低限必要な資金を指します。 |
第2位は東邦レマック(7422)で、「株主優待+配当利回り」は4.51%。量販店向けの靴の卸売り事業を手掛けていて、特にケミカルシューズに強みを持っている。2020年12月期は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により全分野で苦戦していて、通期業績は2ケタの減収及び最終損失の見込みとなっている。配当については、現時点では前期比6円減配の114円の予定だ。
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⇒株主優待を「廃止・改悪」する銘柄を見極める“3つの特徴”に注意!「株主優待の新設直後・優待品がQUOカード・業績悪化に伴う減配や無配」の3点には要警戒!
株主優待は12月20日と6月20日の年2回実施されるが、それぞれの内容は異なっている。12月は100株で1000円分、300株で3000円分、1000以上で3000円分の「QUOカード」で、6月は300株以上で2000円分の「QUOカード」になる。ちなみに、300株を保有して年間5000円分の「QUOカード」をもらった場合、「株主優待+配当利回り」は4.76%にアップする。
■東邦レマック | |||
業種 | コード | 市場 | 権利確定月 |
卸売業 | 7422 | 東証1部 | 12月20日・6月20日 |
株価 (終値) |
必要株数 | 最低投資額 | 株主優待+ 配当利回り |
2750円 | 100株 | 27万5000円 | 4.51% |
※株価などのデータは2020年11月27日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。 ※「必要株数」は株主優待の獲得に必要な株数、「最低投資額」は株主優待の獲得に最低限必要な資金を指します。 |
第3位は、個人投資家向けにアパート経営の提案やマンション販売を行う不動産セールス事業が中核のシノケングループ(8909)で、「株主優待+配当利回り」は4.35%。今期の株主優待内容は、当初、2020年6月の「創業30周年」を記念したものだったが、前述のように来期以降も、今回の記念株主優待の内容を継続することが決まっている。
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⇒シノケングループ(8909)、QUOカードの株主優待を変更し、配当+優待利回りが4.56%に!「創業30周年記念優待」の内容を、2021年以降も継続して実施へ!
⇒シノケングループ、経営目標達成の記念配当の実施を発表し、配当利回り3.5%に! 10期連続「増配」となる2020年12月期は前期比1円増の「1株あたり41円」に!
今期及び来期以降の株主優待の内容は、100株で1000円分、500株で2000円分、1000株以上で3000円分の「QUOカード」。1000株以上を保有する場合のみ継続保有特典があり、3年以上で6000円分、10年以上なら1万円分の「QUOカード」がもらえる。
なお、2020年12月期の通期の業績予想は、前期比0.2%増収、0.4%増益と、ほぼ横ばいを見込んでいる。配当については、前期比3円増の41円を予定している。
■シノケングループ | |||
業種 | コード | 市場 | 権利確定月 |
不動産業 | 8909 | JASDAQスタンダード | 12月末 |
株価 (終値) |
必要株数 | 最低投資額 | 株主優待+ 配当利回り |
1171円 | 100株 | 11万7100円 | 4.35% |
※株価などのデータは2020年11月27日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。 ※「必要株数」は株主優待の獲得に必要な株数、「最低投資額」は株主優待の獲得に最低限必要な資金を指します。 |
以上、2020年12月の株主優待で「QUOカード」がもらえる銘柄の「株主優待+配当利回りランキング」の上位3銘柄を紹介した。
第4位以下についても、第11位までは「株主優待+配当利回り」が3%以上で、利回りの高い銘柄が豊富だ。最低投資金額やもらえる「QUOカード」の金額など、自分の投資方針に合った銘柄を選びやすいのが、12月の「QUOカード」優待銘柄の特長と言えるだろう。ただ、銘柄によっては、直近の株価がかなり上昇しているので、高値づかみに気を付けることも忘れずに!
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【桐谷さんが岩井コスモ証券をおすすめする理由】 桐谷さんが「手数料が安い」ことから、2000年頃から利用していた岩井コスモ証券。その後ワケあって他社へ株券を移管する際、スピーディーな対応をしてくれたことに恩義を感じて、現在に至るまで取引を続けている。なお、桐谷さんが利用しているのは一日定額(アクティブコース)とのこと。 |
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【関連記事】 ◆松井証券はどうして投資信託の取扱数が少ないのか? あえて取扱数で勝負せず、松井証券が「顧客に無駄なコストを使わせない」という理念にこだわる理由とは ◆【松井証券のおすすめポイントは?】1日50万円以下の株取引は手数料0円(無料)! その他の無料サービスと個性派投資情報も紹介 ◆「株初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは松井証券とSB証券! |
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【関連記事】 ◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付が無料のうえ、外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者におすすめ! ◆【マネックス証券おすすめのポイントは?】日本株手数料の低さ、ユニークな投資ツールが充実! |
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【関連記事】 ◆【ネット証券おすすめ比較・2019年版】株の売買手数料を比較したらあのネット証券会社が安かった! ◆株主優待名人の桐谷さんお墨付きのネット証券は? 手数料、使い勝手で口座を使い分けるのが桐谷流! |
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○ 米国、中国、 欧州、アセアン |
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【野村證券のおすすめポイント】 国内最大手の証券会社なので、安心感は抜群! 最近ではインターネットにも力を入れており、ネット取引専用口座「野村ネット&コール」は、店頭での窓口取引にくらべて売買手数料が大幅にお得になっている。また、大手証券会社だけあって、投資情報や銘柄分析レポートが充実しており、専門家による数多くの調査レポート動画も視聴可能。さらに、IPO取り扱い数がトップクラスなのも大きなメリット。特に主幹事数が多いので、本気でIPO投資をするならぜひ口座を持っておきたい証券会社だ。会社やレジャーなどの外出先でも株価のチェックや取引をしたい人には、スマホ用株アプリ「野村株アプリ」が便利。 |
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※手数料などの情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。売買手数料は、1回の注文が複数の約定に分かれた場合、同一日であれば約定代金を合算し、1回の注文として計算します。投資信託の取扱数は、各証券会社の投資信託の検索機能をもとに計測しており、実際の購入可能本数と異なる場合が場合があります。 |

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