株主優待「1月~12月のおすすめ銘柄」[2020年]

【9月の株主優待の内容と利回りを調査(2020年版)】
ヤマダ電機、WOWOW、トリドールなどの人気銘柄
のほか、プレミアム優待倶楽部や金券優待にも注目!

2020年8月29日公開(2020年9月1日更新)
ザイ・オンライン編集部
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◆1月~12月までのお得な株主優待の内容はココでチェック!◆

2020年9月に権利が確定する株主優待の中から
注目すべきお得な銘柄&株主優待内容を徹底調査!

9月の株主優待の内容と利回りを調査

 9月の株主優待は、1年で2番目に多い約420銘柄。ヤマダ電機(9831)トリドールホールディングス(3397)ヒロセ通商(7185)などの人気銘柄が揃っているほか、配当+株主優待利回りが4%超と高利回りな「QUOカード」優待銘柄も充実している。さらに、今回から株主優待を新設&拡充した銘柄もいくつもある。ウィズコロナ時代の中で、暮らしに役立つお得な株主優待をしっかり見極めよう!
【※関連記事はこちら!】
【2020年9月】QUOカードの優待利回りランキング! 株主優待+配当利回り5%超の高速や助川電気工業など、9月確定の「QUOカード優待」の利回りベスト50を紹介

海産物&創業90周年記念のみそ汁がもらえる「魚力」をはじめ、
自社商品の詰め合わせやカタログギフトの注目優待8銘柄!

 まずは、自社商品の詰め合わせや人気のカタログギフトなど、「モノ」がもらえる株主優待の中から、内容に加えて利回り面でも注目の8銘柄を見ていこう。今回から株主優待を新設・拡充する銘柄など、ニュース性のある銘柄も複数取り上げているので要チェックだ!

■自社商品やカタログギフトで注目の8銘柄!

最低投資額 株主優待+
予想配当利回り
株主優待利回り 予想配当利回り 詳細情報
プロパティエージェント(3464)【確定月】9月
11万600円 4.97% 2.71% 2.26%
9月に確定する株主優待銘柄!マルコ(9980)最新株価チャート(楽天証券サイトへ移動します)はこちら
【株主優待内容】
株主優待ポイントを、100株で3000ポイント、200株で5000ポイント、600株で1万ポイント、700株で1万5000ポイント、800株で2万ポイント、900株で3万ポイント、1000株で3万5000ポイント、3万株以上で5万ポイント(1ポイント=1円相当)
【備考】株主優待ポイントは、食品、家電製品、ギフト、旅行・体験などに交換可能(プレミアム優待倶楽部)。「WILLsCoin」との交換により他社ポイントとも合算可能
ヒロセ通商(7185)【確定月】9月
21万100円 4.76% 4.76%
9月に確定する株主優待銘柄!都築電気(8157)最新株価チャート(楽天証券サイトへ移動します)はこちら
【株主優待内容】
自社キャンペーン商品を100株で1万円相当、1000株以上で3万円相当
【備考】前回の100株保有時の株主優待品は、レトルトカレー12袋、即席麺4袋、パックご飯10個、液体洗濯洗剤1本など
日本管財(9728)【確定月】9月/3月
19万5800円 4.59% 2.04% 2.55%
9月に確定する株主優待銘柄!大冷(2883)最新株価チャート(楽天証券サイトへ移動します)はこちら
【株主優待内容】
100株以上で2000円相当のカタログギフト
【備考】長期保有優遇制度あり、3年以上の継続保有で株主優待内容が3000円相当に増額
新日本製薬(4931)【確定月】9月
18万1100円 3.76% 2.21% 1.55%
9月に確定する株主優待銘柄!日本管財(9728)最新株価チャート(楽天証券サイトへ移動します)はこちら
【株主優待内容】
100株で4000円相当、300株以上で1万5000円相当の自社商品
【備考】今回から株主優待内容を拡充。今回の100株保有時の優待品はモイスチャージェル75g。長期保有優遇制度も導入し、6カ月以上の継続保有で100株は7500円相当、300株以上は2万7000円相当に優待品の額面が増額される
魚力(7596) 【確定月】9月
16万1200円 3.47% 1.24% 2.23%
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【株主優待内容】
100株で2000円相当、300株で4000円相当、600株で7000円相当、1000株以上で1万円相当の海産物。加えて、100株以上で一律「あおさのり入かに風味即席みそ汁(生みそタイプ)」(1袋5食入り)
【備考】株主優待利回りは通常の優待金額のみで計算。今回の100株保有時の株主優待品は無着色明太子(切子)。即席みそ汁は、創業90周年記念優待で今回のみ。長期保有優遇制度あり、3年以上の継続保有で保有株数に応じて優待品の額面が増額される
ダイショー(2816)【確定月】9月/3月
12万3600円 3.08% 1.62% 1.46%
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【株主優待内容】
100株で1000円相当、500株で2000円相当、1000株で3000円相当、5000株以上で6000円相当の自社製品詰め合わせ
【備考】昨年の100株保有時の株主優待品は、大根おでんスープの素、クアトロチーズ鍋スープ、煮込みハンバーグソース、もやし炒めのたれの全4品
ヤシマキザイ(7677)【確定月】9月
18万5300円 2.97% 1.62% 1.35%
9月に確定する株主優待銘柄!ノエビアホールディングス(4928)最新株価チャート(楽天証券サイトへ移動します)はこちら
【株主優待内容】
株主優待ポイントを、100株で3000ポイント、300株で5000ポイント、500株以上で1万ポイント(1ポイント=1円相当)
【備考】今期から株主優待を新設。株主優待ポイントは、こだわりグルメ、電化製品、選べる体験ギフトなどに交換可能(プレミアム優待倶楽部)。長期保有優遇制度あり、1年以上の継続保有でポイントが区分ごとに1.1倍。最大3年のポイント繰り越し可。「WILLsCoin」との交換により他社ポイントとも合算可能
学研ホールディングス(9470)【確定月】9月
15万700円 2.66% 1.33% 1.33%
9月に確定する株主優待銘柄!日本ハム(2282)最新株価チャート(楽天証券サイトへ移動します)はこちら
【株主優待内容】
100株で2000円相当、400株で4000円相当、1200株で8000円相当の自社商品セット。400株以上の場合は同額の学研モールクーポンも選択可
【備考】株式分割に伴い、今回から株主優待を実質拡充。過去の自社商品の例は、図鑑セットや幼児ワークセット、辞典、日用雑貨類など
※株主優待の内容、最低投資額、利回りは8月17日終値時点

 今回、通常の株主優待に加えて、記念株主優待を実施するのが、創業90周年を迎える魚力(7596)。通常の株主優待は、100株で2000円相当、300株で4000円相当、600株で7000円相当、1000株以上で1万円相当の海産物だが、今回は記念株主優待として、100株以上の株主に一律で、生みそタイプの「あおさのり入かに風味即席みそ汁」(1袋5食入り)が贈られる。

魚力の株主優待品いずれも今年度の優待品。左は100株でもらえる無着色明太子(切子)、中央は1000株以上の優待品で、無着色明太子+味付数の子+いくら醤油漬+茹たらばがにという豪華なラインナップ。他に、300株と600株の優待区分がある。右は、100株以上で一律にもらえる記念優待品の「あおさのり入かに風味即席みそ汁」
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 魚力の最低投資額は16万1200円(8月17日終値で計算、以下同)で、記念株主優待品を除く通常の優待品だけで計算した場合も、配当+株主優待利回りは3.47%と、なかなかの水準だ。しかも、長期保有の優遇制度もあり、3年以上の継続保有の場合、100株なら+1000円相当、300株なら+2000円相当といった具合に、優待品の内容が豪華になるのもうれしい。ちなみに、2021年3月期は増収増益予想で、業績面でも安心感がある。
【※関連記事はこちら!】
魚力(7596)、創業90周年の記念株主優待を実施! 2020年9月末の株主限定で「かに風味即席みそ汁」を通常の株主優待(海産物)に上乗せする形で贈呈へ!

 食品類がもらえる株主優待では、ヒロセ通商(7185)ダイショー(2816)も、以前からファンが多い。ヒロセ通商は最低投資額21万100円で、レトルトカレーや即席めん、パックご飯など、たっぷり1万円相当の食品などの詰め合わせがもらえる。配当は現状未定だが、株主優待利回りだけでも4.76%と、かなりの高利回りになる。一方のダイショーは、3月と9月で優待品の傾向を変えているのが特徴で、例年9月の優待品には、鍋スープなど、冬の食卓で活用しやすい自社商品が含まれている。

 今回から株主優待を拡充したのが、テレビCMでもおなじみのオールインワン化粧品「パーフェクトワン」や、健康食品などの通信販売を手がける新日本製薬(4931)。100株保有の場合、優待品が2500円相当⇒4000円相当と、これまでの1.6倍にグレードアップ。長期保有の優遇制度も新たに導入し、6カ月以上の継続保有で、100株の場合は4000円相当⇒7500円相当の商品がもらえるようになった。今回の優待品の一覧表は公式IRサイトに記載されているので、欲しいものがあるかどうか確認してから投資するのがおすすめだ。
【※関連記事はこちら!】
新日本製薬(4931)、株主優待の拡充と増配を発表! 優待品(相当額)と配当がともに前期比1.6倍になって、100株保有時の配当+株主優待利回りも高水準に!

 学研ホールディングス(9470) も、3月末に実施した1:4の株式分割に伴い、100株保有時の株主優待をこれまでの2倍に実質拡充。分割後の100株保有の株主に対する株主優待では、投資額15万700円で2000円相当の自社商品セット(過去の例では図鑑や参考書、ステーショナリー、パズル雑誌)などが選択できる。また、400株以上を保有している場合は、自社商品セットのかわりに、自社のオンラインショッピングモールで自由に商品を選べるクーポンも選択できるようになり、これまでより利便性がアップしている。
【※関連記事はこちら!】
学研ホールディングス(9470)、株主優待を拡充! 1株⇒4株の株式分割に伴う配布基準の変更で、最低投資額が従来の4分の1に

 最近は、保有株数に応じて付与されたポイントをさまざまなアイテムと交換できる、新しいタイプのカタログギフト優待「プレミアム優待倶楽部」を導入する企業も多い。9月は「プレミアム優待倶楽部」の株主優待を実施する銘柄が10社以上あるが、その中でおすすめの一つがプロパティエージェント(3464)。最低投資額が11万600円と、「プレミアム優待倶楽部」銘柄の中では比較的手軽に投資でき、配当+株主優待利回りは4.97%と、トップクラスの高さなのがおすすめの理由だ。ただし、前回までアイテムにあった「3000円分のQUOカード」は今回からなくなっているので注意しよう(代わりに、自社の不動産クラウドファンディングで利用できる4000円分の「リアルエステートコイン」が交換アイテムに追加されている)。
【※関連記事はこちら!】
プロパティエージェント、株主優待を変更! プレミアム優待倶楽部のポイントが「QUOカード」とは交換不可になり、「リアルエステートコイン」との交換が可能に

 また、ヤシマキザイ(7677)も「プレミアム優待倶楽部」の株主優待を今回から新設。さらに、表には掲載していないが、フェイスネットワーク(3489)がこれまでの株主優待制度を「プレミアム優待倶楽部」に切り替えている(同時に、実施月を3月⇒9月に変更)。
【※関連記事はこちら!】
ヤシマキザイ、「プレミアム優待倶楽部」の株主優待を新設! 9月末に100株以上の株主に3000~1万2000ポイントを贈呈へ!
フェイスネットワーク、株主優待を「QUOカード⇒プレミアム優待倶楽部」に変更! 同時に基準日は「3月末⇒9月末」、必要な最低株数も「100株⇒300株」に変更

 ただ、「プレミアム優待倶楽部」の株主優待は、導入企業が増える一方というわけではなく、導入後2~3年で廃止する銘柄もある。廃止理由はさまざまだが、前回実施分で廃止となった夢真ホールディングス(2362)ダイコク電機(6430)は、いずれも「業績悪化」が理由だったので、どの「プレミアム優待倶楽部」銘柄を選ぶか迷った場合は、まず業績のよくない銘柄を候補から外すのが賢明だ。なお、今回挙げた3銘柄だと、プロパティエージェントは(通期はレンジ予想だが)第1四半期については増収増益。ヤシマキザイフェイスネットワークは、どちらも通期の業績予想で増益を見込んでいる。
【※関連記事はこちら!】
「プレミアム優待倶楽部」株主優待利回りランキング! 全40銘柄の配当+優待利回り(2020年8月時点)を比較して、最もお得な「プレミアム優待倶楽部」銘柄を公開

 一方、「プレミアム優待倶楽部」以外のカタログギフトを贈呈する株主優待銘柄で、定番的な存在なのが日本管財(9728)だ。選べる商品数は約50点ほどで、それほど多くはないが、グルメ関係を中心にテーブルウェアや日用品までバラエティに富んでいて、年2回、株主優待を実施しているのがポイント。配当+株主優待利回りも4.59%あって、魅力的な水準と言える。

定番の「ヤマダ電機」に優待拡充が続く「トリドール」など、
買い物や外食、エンタメなどに使える株主優待券の人気7銘柄!

 続いて、買い物や外食、エンターテイメントなどに使える株主優待券がもらえる銘柄のうち、定番&話題の7銘柄を紹介しよう。

外食&買い物などに使える優待券の人気7銘柄!

最低投資額 株主優待+
予想配当利回り
株主優待利回り 予想配当利回り 詳細情報
関門海(3372)【確定月】9月/3月
3万2100円 12.46% 12.46%
9月に確定する株主優待銘柄!マルコ(9980)最新株価チャート(楽天証券サイトへ移動します)はこちら
【株主優待内容】
100株で2000円分(税込)、300株で4000円分(税抜)、600株で8000円分(税抜)、1000株以上で1万2000円分(税抜)の優待券
【備考】今回から100株保有時の株主優待内容のみ拡充。玄品ふぐ、ふぐ・かに専門玄品各店または、株主優待に同封の「お取り寄せ」で利用可
コロワイド(7616)【確定月】9月/3月
69万6000円 6.11% 5.75% 0.36%
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【株主優待内容】
500株以上で株主優待ポイントを2万ポイント
【備考】甘太郎、ラパウザ、かっぱ寿司などコロワイドグループ各店舗で利用可。優待ポイントと引き換えに、各地の特産品も選択可能。優待ポイントは2回に分けて発行(9月分については12月と翌年3月に各1万ポイント)
WOWOW(4839)【確定月】9月
25万9600円 6.00% 2.92% 3.08%
9月に確定する株主優待銘柄!大冷(2883)最新株価チャート(楽天証券サイトへ移動します)はこちら
【株主優待内容】
100株以上で、WOWOW視聴料利用3カ月分無料、または2000円分のQUOカード
【備考】株主優待利回りは、視聴料3カ月分(税込2530円×3カ月)で計算。視聴料無料はWOWOWへの加入が条件。長期保有優遇制度あり、2年以上の継続保有で1カ月分の視聴料利用を追加
ヤマダ電機(9831)【確定月】9月/3月
5万4300円 5.52% 5.52%
9月に確定する株主優待銘柄!日本管財(9728)最新株価チャート(楽天証券サイトへ移動します)はこちら
【株主優待内容】
500円分の優待券を、3月は100株で2枚、500株で4枚、1000株で10枚、1万株以上で50枚。9月は100株で4枚、500株で6枚、1000株で10枚、1万株以上で50枚
【備考】ヤマダ電機とベスト電器各店で、1000円(税込)の購入ごとに1枚利用可。長期保有優遇制度あり。100株の場合、1年以上の継続保有で優待券を3月は3枚、9月は1枚追加
トリドールホールディングス(3397) 【確定月】9月/3月
12万2000円 5.43% 4.92% 0.51%
9月に確定する株主優待銘柄!ヒロセ通商(7185)最新株価チャート(楽天証券サイトへ移動します)はこちら
【株主優待内容】
100円分の割引券を、100株で30枚、200株で40枚、1000株で100枚、2000株以上で150枚
【備考】株式分割に伴い、今回から株主優待の内容を実質拡充。「丸亀製麺」ほか自社グループ店舗で利用可。長期保有優遇制度あり、200株以上を1年以上継続保有の場合、100円割引券を30枚追加
丸井グループ(8252)【確定月】9月/3月
18万1000円 5.03% 2.21% 2.82%
9月に確定する株主優待銘柄!OUGホールディングス(8041)最新株価チャート(楽天証券サイトへ移動します)はこちら
【株主優待内容】
買物券とWebクーポンを、100株で各1000円分、500株で各2000円分、1000株で各3000円分、5000株で各4000円分、1万株以上で各5000円分。他に3月のみエポスポイントを、100株で1000ポイント、500株で2000ポイント、1000株で3000ポイントなど
【備考】買物券はマルイとモディ各店などで利用可。Webクーポンは公式ネット通販「マルイウェブチャネル」で利用可。エポスポイント付与はエポスカード所有者のみで、ゴールド・プラチナカードは付与ポイント2倍
マツモトキヨシホールディングス(3088)【確定月】9月/3月
36万7500円 2.99% 1.09% 1.90%
9月に確定する株主優待銘柄!ノエビアホールディングス(4928)最新株価チャート(楽天証券サイトへ移動します)はこちら
【株主優待内容】
100株で2000円分、500株で3000円分、1000株以上で5000円分の商品券
【備考】マツモトキヨシ、ミドリ薬品、どらっぐぱぱすなど、自社グループ各店で利用可
※株主優待の内容、最低投資額、利回りは8月17日終値時点

 ヤマダ電機(9831)は、9月(&3月)の買い物系の株主優待を代表する銘柄。家電量販店のヤマダ電機やベスト電器で使える優待券を、100株の保有で9月は2000円分、3月は1000円分もらえる。優待券は割引券タイプで、買い物1000円(税込)ごとに500円分の優待券を1枚使える。最低投資額が5万4300円と、買いやすい金額なのが魅力だ。業績も堅調で、2021年3月期の第1四半期は、前年同期比で増収増益。通期の業績予想も増収増益を見込んでいる。配当予想は未定となっているが、株主優待だけの利回りでも5.52%と、かなりの高水準だ。

 同じく買い物系の定番の株主優待株である丸井グループ(8252)は、2021年3月期の通期の業績予想を非公表としているが、配当については前年実績に対して1円の増配を予定。配当+株主優待利回りは5.03%と、こちらも5%を超える高利回りだ。近くに丸井がある人なら、注目する価値は十分ある。
【※関連記事はこちら!】
丸井グループ(8252)、9期連続の「増配」を発表! 配当額は9年で3.6倍に増加、2021年3月期は前期比1円増の「1株あたり51円」に!

 外食系では、ふぐ料理店の「玄品ふぐ」などを展開する関門海(3372)に注目したい。外食企業は新型コロナウイルス感染症の影響で全般的に厳しい状況に置かれているが、関門海も2021年3月期の通期の業績予想は非開示、第1四半期は減収赤字、配当は無配と、業績のダメージは大きそうだ。しかし、2020年7月15日に「コロナ禍の中で株主に感謝の意を表したい」として、100株保有の株主に対する株主優待に限り、拡充を発表した。

 関門海の株主優待では「玄品ふぐ」などで利用できる優待券がもらえるが、100株保有時にもらえる優待券の額面がこれまでの1000円分(税抜)⇒2000円分(税込)と、約2倍にアップ。店舗でコース料理を頼んだときに使えるほか、株主優待に同封の「お取り寄せ」に利用することもできる。100株保有に必要な投資額は3万2100円なので、株主優待利回りはなんと12.46%に達する。
【※関連記事はこちら!】
「玄品ふぐ」の関門海(3372)、株主優待を拡充して、優待利回り12%超に! 100株以上~300株未満の優待品が「1000円相当の優待券⇒2000円の割引券」に!

 さまざまな飲食店で利用できて便利なコロワイド系3銘柄(コロワイドと傘下のアトムカッパ・クリエイトの3銘柄)では、本家のコロワイド(7616)をチェックしておこう。必要な投資額は69万6000円で、アトム(7412)の8万3500円や、カッパ・クリエイト(7421)の14万500円に比べるとかなり高くなるが、直近では3銘柄のなかでもコロワイドの配当+株主優待が6.11%と、もっとも高くなっている(アトムは5.03%、カッパ・クリエイトは4.27%)。1回の株主優待でもらえるポイントが2万ポイント(=2万円分)と大きいので、使い出があるのもうれしい。

 また、2018年には株主優待の権利確定日を年1回⇒年2回に増やし、2019年には100株保有の株主に贈呈する「100円割引券」の枚数をこれまでの2倍にするなど、株主優待の拡充に積極的なトリドールホールディングス(3397) は、今回も株主優待を拡充! 3月末に1株⇒2株の株式分割を実施したが、この分割に伴って分割後の100株保有の株主を対象とした配布区分を新設し、必要投資額が分割前の半分に。新たな100株保有時の株主優待利回りは、実質的に従来の1.5倍になっている。

 具体的に言うと、100株を保有した場合に「100円割引券」が30枚もらえて、配当+株主優待利回りは5.45%。2021年3月期(通期)の連結業績は減収かつ赤字の予想だが、これまでの株主優待の拡充に積極的な姿勢を見る限り、改悪リスクは低そうだ。
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丸亀製麺のトリドールHD(3397)、株主優待を拡充! 1株⇒2株の株式分割に伴う配布基準の変更で、最低投資額は従来の半額に!

 9月はレジャーやエンタメ系の株主優待銘柄も多いが、新型コロナウイルス感染症の拡大が収まるまでは、優待券などをもらっても、なかなか使う機会がないかもしれない。その点、有料BS放送のWOWOW(4839)なら、巣ごもりでエンタメを満喫できる。株主優待では、視聴料3カ月分(1カ月税込2530円)が無料になり、配当+株主優待利回りは6%とかなり高めだ。なお、視聴料3カ月分の代わりに2000円分の「QUOカード」も選択できるが、その場合の利回りは3.85%まで低下してしまう。これでも十分高利回りではあるが、「QUOカード」の株主優待を狙いたいなら、次に紹介する銘柄を選ぶのがおすすめだ。
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「巣ごもり消費」関連銘柄の任天堂、ニチレイを狙え! 外出自粛で世界的な大ヒットとなった『あつ森』と、家での食事が増えて売上増加の「冷凍食品」に注目!

今年度のみの記念優待×2回の実施で注目の「高速」ほか、
投資額20万円以内で配当+株主優待利回り4%超の金券9銘柄!

 9月は、「QUOカード」がもらえる銘柄だけで80銘柄以上もある。ここでは、その中から“20万円以下で買えて、配当+株主優待利回りが4%超”の9銘柄を取り上げよう。
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【2020年9月】QUOカードの優待利回りランキング! 株主優待+配当利回り5%超の高速や助川電気工業など、9月確定の「QUOカード優待」の利回りベスト50を紹介

■20万円以下で買える配当+株主優待利回り4%以上の金券優待9銘柄!

最低投資額 株主優待+
予想配当利回り
株主優待利回り 予想配当利回り 詳細情報
高速(7504)【確定月】9月/3月
13万7400円 5.97% 2.91% 3.06%
9月に確定する株主優待銘柄!マルコ(9980)最新株価チャート(楽天証券サイトへ移動します)はこちら
【株主優待内容】
100株以上で2000円分のQUOカード
【備考】9月、3月とも創立55周年記念優待で、実施は今年度のみ
カワタ(6292)【確定月】9月/3月
7万7200円 5.19% 1.30% 3.89%
9月に確定する株主優待銘柄!都築電気(8157)最新株価チャート(楽天証券サイトへ移動します)はこちら
【株主優待内容】
100株以上で500円分のQUOカード。ほかに、3月のみ500株で1000円相当、1000株以上で1500円相当の優待品
【備考】特になし
ファルコホールディングス(4671)【確定月】9月/3月
14万1200円 4.82% 1.42% 3.40%
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【株主優待内容】
100株以上で1000円分のQUOカード
【備考】特になし
アイナボホールディングス(7539)【確定月】9月
9万1600円 4.80% 1.09% 3.71%
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【株主優待内容】
100株以上で1000円分のQUOカード
【備考】特になし
中国工業(5974) 【確定月】9月
5万2400円 4.77% 1.91% 2.86%
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【株主優待内容】
100株で1000円分、500株で2000円分、1000株以上で3000円分のQUOカード
【備考】今回から株主優待を新設。長期保有の優遇制度もあり、3年以上の継続保有で区分ごとに1000円分を追加
田辺工業(1828)【確定月】9月/3月
7万5600円 4.63% 1.32% 3.31%
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【株主優待内容】
100株以上で500円分のQUOカード
【備考】特になし
稲畑産業(8098)【確定月】9月
12万8200円 4.52% 0.39% 4.13%
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【株主優待内容】
100株以上で500円分のQUOカード
【備考】今回から株主優待制度を変更。6カ月以上の継続保有で100株は1000円分、200株は2000円分、300株以上は3000円分に増額。3年以上の場合は、100株で2000円分、200株で3000円分、300株以上は5000円分
パラカ(4809)【確定月】9月
16万8800円 4.44% 1.18% 3.26%
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【株主優待内容】
100株以上で2000円分のQUOカード
【備考】特になし
セントケア・ホールディング(2374)【確定月】9月
5万円 4.20% 1.00% 3.20%
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【株主優待内容】
100株以上で500円分のQUOカード
【備考】今回から株主優待内容を変更。長期保有優遇制度を導入し、3年以上の継続保有で1500円分に増額
※株主優待の内容、最低投資額、利回りは8月17日終値時点

 まず押さえておきたいのが、創立55周年を記念して、今年度のみ株主優待を実施する高速(7504)だ。100株以上の保有で、2020年9月と2021年3月に、それぞれ2000円分の「QUOカード」が進呈される。記念配当も行われるため、増配になっているのもうれしい。100株保有に必要な投資額は13万7400円で、配当+株主優待利回りは5.97%にも達する。
【※関連記事はこちら!】
高速(7504)、創立55周年の記念株主優待を実施! 2020年9月と2021年3月の2回、QUOカード(計4000円分)がもらえることに!
高速(7504)、17期連続となる「増配」を発表! 2021年3月期は創立55周年記念配当を含めて前期比12円増の「1株あたり42円」に

 また、今回から新設された株主優待の中で、注目なのが中国工業(5974)。100株保有の場合、1000円分の「QUOカード」がもらえて配当+株主優待利回りは4.77%。最低投資額は5万2400円なので、比較的投資しやすいと言えるだろう。
【※関連記事はこちら!】
中国工業(5974)、株主優待の新設と増配を発表! 保有株数&期間に応じて1000~4000円分の「QUOカード」がもらえることに!
中国工業(5974)、前期比「5円」の増配を発表! 同時に「株主優待の新設」と「自社株買い」も発表!

 配当+株主優待利回りが3.44%と、4%未満だったため表には掲載していないが、GSIクレオス(8101)も今回からの注目の新設銘柄。最低投資額17万4400円で、1000円分の「QUOカード」がもらえる。
【※関連記事はこちら!】
GSIクレオス、「QUOカード」の株主優待を新設! 同時に2021年3月期の「業績予想(減収増益)」と5期連続の「増配」も発表!
GSIクレオス(8101)、5期連続の「増配」を発表! 年間配当は5年で2.5倍に増加、2021年3月期は前期比5円増の「1株あたり50円」に

 一方、今回から株主優待を「改悪」したのが、稲畑産業(8098)セントケア・ホールディング(2374)だ。どちらも、100株保有時にもらえる「QUOカード」の額面が、1000円分⇒500円分と半減している。ただし、2つの銘柄とも「改悪」と同時に長期保有の優遇制度も導入し、継続保有すれば優待金額がアップする。配当利回りが高いため、株主優待の改悪後も稲畑産業の配当+株主優待利回りは4.52%、セントケア・ホールディングは4.2%と、かなり高い値になっている。
【※関連記事はこちら!】
稲畑産業、株主優待を変更!「QUOカード」の優待の見直しで、長期&複数単元保有の株主の優遇を拡大!
セントケア・ホールディング、株主優待を改悪するも、配当+優待利回りは高水準を維持!「QUOカード」の額面が保有期間3年未満だと従来の半額になることに

 「QUOカード」の高利回り優待銘柄はたくさんあるため、どれを選ぶかは迷う人は多そうだ。そんなときは、投資額や利回り、業績予想などのほかに、株主優待の実施回数と合計金額にも注目しよう。今回取り上げた9銘柄の中では、前述の高速に加えて、カワタ(6292)ファルコホールディングス(4671)田辺工業(1828)が、9月と3月の年2回、株主優待を実施している。

 高速は年間4000円分、ファルコホールディングスは年間2000円分の「QUOカード」がもらえるのでお得だ。なお、パラカ(4809)の株主優待は年1回の実施だが、1回で2000円分の「QUOカード」がもらえる。

 「QUOカード」以外の金券優待では、食事券の「ジェフグルメカード」がもらえる日本商業開発(3252)もお得度が高い。最低投資額が20万円以上(48万4500円)のため、表には掲載していないが、9月と3月に300株の保有で各3000円の「ジェフグルメカード」がもらえて、配当+株主優待利回りは4.65%と非常に高利回りだ。外食好きで「ジェフグルメカード」をよく使う人なら、検討してみてもよいかもしれない。

 最後に、権利確定日と権利付き最終売買日も忘れずに見ておこう。9月30日(水)が権利日の銘柄は、その2営業日前の28日(月)が最終売買日になる。なお、コロワイド(7616)日本商業開発(3252)のように、株主優待を獲得するには複数単元が必要な銘柄もあるので、購入前には必要単元数を必ず確認して、目当ての株主優待を確実に手に入れよう!
【※関連記事はこちら!】
【2020年9月】QUOカードの優待利回りランキング! 株主優待+配当利回り5%超の高速や助川電気工業など、9月確定の「QUOカード優待」の利回りベスト50を紹介

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※株主優待を新設・変更した銘柄の最新情報は
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