株主優待【新設・変更・廃止】最新ニュース[2018年]
2018年5月15日 ザイ・オンライン編集部

大研医器(7775)、QUOカードの株主優待を廃止!
配当+優待利回り4.59%と高利回りが魅力だったが、
今後は株主優待廃止⇒配当重視の方針に転換へ!

大研医器株式会社は、株主優待を廃止すると、2018年5月15日に発表した。

大研医器(7775)の株主優待大研医器は大阪を拠点とする医療機器メーカー。
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大研医器は、これまで毎年3月末に株主優待を実施しており、その内容は「100株以上を保有する株主を対象に、QUOカード1000円分を贈呈」というものだった。

大研医器が株主優待を廃止する理由は、「この度、株主の皆様への公平な利益還元のあり方という観点から慎重に検討を重ねました結果、現行の株主優待制度を廃止することといたしました」とのことだ。

 なお、株主優待の廃止の発表と同日、大研医器は2018年3月期に、普通配当に加えて記念配当を上乗せすると発表。普通配当は12円だったが、創業50周年の記念配当として、1株あたり4円が上乗せされることになる。これにより、従来の年間配当金は1株あたり21円の予想だったが、1株あたり25円で確定した(※ただし、前期も年間配当金は25円)。

大研医器が廃止する株主優待の詳細と利回りは?

大研医器が廃止する株主優待の内容
 基準日  保有株式数  株主優待内容
 3月末  100株以上  QUOカード1000円

大研医器の2018年5月15日の終値は762円なので、従来どおり実施されていれば、株主優待利回りは以下のようになっていた。

(100株保有の場合)
投資金額:100株×762円=7万6200円
優待商品:1000円相当
株主優待利回り=1000円÷7万6200円×100=1.31%

 大研医器の株主優待は、個人投資家に人気の「QUOカード」で、株主優待利回りも1.31%と高めだったので、今回の廃止を残念に思う個人投資家は多いだろう。ただし、大研医器は株主優待の廃止と同時に、記念配当や自社株買いの実施といった、株主還元に積極的な姿勢を示すニュースを発表している。配当に関しては、前期と同額(予想よりは増配)だが、配当利回りは3.28%に達しているので、株主優待が廃止されても継続保有(または増配を見越して新規保有)する投資家も多そうだ。

 なお、大研医器は大阪に拠点を置く医療機器メーカー。2018年3月期の業績は前期比で増収減益。2019年3月期の業績予想は、すべて前期比で売上高が4.8%増、営業利益が6.3%増、経常利益が6.4%増、当期純利益が9.7%増の見通し。

■大研医器
業種 コード 市場 権利確定月
精密機器 7775 東証1部 3月末
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り
762円 100株 7万6200円 3.28%
※株価などのデータは2018年5月15日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。